2016年11月10日木曜日

結果から言えば、行って来い、米国市場だけ見れば「リスクオン」となります。
東京市場の円高株安は、もちろんマサカのトランプ大統領誕生からくるもので、予めこのシナリオが流布していたこともあります。
さらに言えば、AIやアルゴといった高速取引で市場参加者の多くが恐怖心に駆られてわれ先の出口に向かったことが背景だったと。しかし、考えてみれば、トランプ氏の暴言は論外ですが、彼の政策(?)としてインフラ投資の促進やドットフランク法の撤廃、さらに自由貿易からの撤退(TTPからの離脱)等々あったわけです。これは少なくとも米国企業にはプラスになることが多いと考えます。こうしたことを考えれば、トランプ大統領誕生で世の中がひっくり返ると考えるのは行き過ぎだったのではないでしょうか。
時間軸で見れば、日本時間午後12時半ト14時頃に米国債利回りは底を付けて(1.72%割れまで)います。ダウ先物は14時頃に矢張りそこを付けました。両者の反転はほぼ同時だったことが分かります。そこから利回りは上昇して(債券は売り)ダウ先も上昇していきました。なんと利回りは2.092%まで、ダウ先は18650ト市場最高値に迫る勢い。
これらから言えるのは、東京市場の狼狽が多くのロングを切らされて、むしろショートになっていたことが分かります。あとはストップの嵐。振り返る、簡単な相場ですが、やはり相場は一寸先は闇のようです。
もう一言加えますと、11月に入ってからリスク回避の動きも急で(例のFBIによるメール再捜査)若干の戻しもありましたが、市場の楽観論は勢いがなく従ってロングもそれほど構築されていませんでした。こうした中でのセル・オフは、どうしても投機主導にならざるを得ないのです。もしこれに実需の売りが加わればおそらく100円は割れていたことと思います。
とりあえずチャートの形を見れば長い下ヒゲ。一旦の底を見たことになりそうです。

ダウ指数は、前日比+256ドルの18589ドルの引け
原油は、+0.29ドルの45.27ドル
金は、マイナス1.00ドルの1273.50ドル
10年債利回りは、+0.20%の2.06%でした。

新大統領と市場は当面は、蜜月(ハネムーン)に入ることも頭に入れておきたいところです。
さあ、今日も頑張っていきましょう!!

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