2010年4月19日月曜日

いよいよ議会での攻防が来週の火曜日に始まります。

それもまでにもこの件についてはいろいろと取り沙汰されることになろうかと思います。
やはりボルカールールとの兼ね合いでこの件を見ていくことが重要かとかんがえます。

基本的には、リスクが高まってきた環境にあり、今後の進展によってはリスク・ポジションを減らす動きに拍車がかかることも念頭に入れて置きたいところです。

これまで、海外勢を中心に円売りと日経平均の買いをセットで推し進めてきたのが、この件を境に一旦の調整に入る可能性が高まってきたと考えています。

ドル/円でいえば、これまで日本の輸出などは93.50より上で95円までに相当な金額のドル売り/円買いの注文を置いていたとも聞いています。これがほとんど出来ていないために、連休前までにある程度下に降ろしてくることも考えられます。
それとトヨタの動向も気になります。例の米国でのリコールの話し以来、彼らの動向が見えにくくなっています。これは米国での販売がどのていどまで落ち込むのか、あるいは裁判などの費用にどの程度かかるのかの判断が出来なかったためではないかと憶測しています。
ご存知のように米国でのトヨタの売り上げは3月はキャンペーンもあって好調でした。このような状況が今月も継続していると、これまで止めていた為替予約も再開される可能性があるのではないでしょうか(勝手にこれまで最小限の為替取引だったと思ってますが)。

市場の話では、今日は92.50から日本勢の売りがでているそうです。いままでのところ反発しても限定的ですので、実際にどの程度の金額があるか分りません。
また金曜日に見られた92.50以上の買い手も相当な金額を買っていた印象です。こちらは機関投資家という話になっています。
さらに言えば、シカゴIMMの通貨先物のポジションも気になります。
4/13付けの残高で円売りが増えて、5万5千枚(約75億㌦相当)になっています。4/13以降多少の変化は在るかもしれませんが、多くは依然としてキャリーしている印象です。

こういった状況を勘案すると、やはり円高リスクが高まってきたというのが私の結論です。
もちろん、私自身がドル/円のショートを継続していますので、ポジション・トークである事は否定しません。ただし、そう思っているからこそのポジション継続である事も確かです。

連休前までに大きく動く可能性が出てきたといえますし、アノマリーですが4月は月初よりも月末が円高になることが多く(過去10回中8回?)見られることも留意したいところです。
といっても調整であることも事実ですので、今回の円高がどこまで行くのかについては様々であるというところが現在の状況のようです。

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