2010年1月27日水曜日

昨日のS&Pの「ネガティブ」発表で、ドル/円が90.50まで買われましたが、その時に頭を押さえた(売った?)のが日本の輸出だったようです。日本勢のいわゆる実需が90円台で売る姿勢に転じてきたといえます。

つい2週間前までは、株は強気で為替も(ドル/円が)90以上での推移、場合によっては100円も年内にあるのでは(これは未だ可能性があります)といった向きが多かったようです。ところがオバマ大統領の提案から雲行きがおかしくなってきました。しかも年明けから発表される米国の経済指標も芳しくなく、特に個人消費の低調さが改めて意識されてきたようです。

このような展開の中で、期末を意識した動きも急を告げてきた印象があります。レパトリも為替の状況次第では表面化してくる可能性もあります。つまり先行きの円高リスクの台頭によっては、一気に過去のものを処分してくる可能性です。

輸出の方も、3月までの予約は順調に手当てしていますが、4月以降はまったくと言っていいほど進んでいないようです。2月に入ってくると背中を押される可能性もありますので、これも円高リスクと意識されそうです。

人間の心理から言って、90円台と80円台はたとえ1円の違いでも(90と89)大きく違ってくるようです。特に企業にとってはその差が収益に影響してくるために出来るだけ高い所で売りたいというのは理解できます。
怖いのは、こうした躊躇する人が多いほど、円高に加速するリスクが多いともいえることです。

今後の推移を考える上で、90円以上が売り圧力で重たくなってくる可能性を意識したいと考えます。もちろん、私はドル/円のショートを継続していますので、偏った意見でしょうが(ポジション・トーク)割り引いても円高リスクを考えざるを得ません。                         

                                           以上

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