是は月末特有の動きと考えていいと思います。
ここ最近(7,8,9月ですが、4月以降といってもいいかもしれません)、月末に大口のドル売りが輸出企業から持ち込まれることが目に付きます。
これは、海外の売り上げが急速に減少したために、売り上げの計画が立たず、従って為替予約も入れられない状況が続いています。そのために先物予約(輸出業者ならば、3ヶ月あるいは6ヶ月先のドル/円の売りをすることを予約するという)がないので、海外からの売上代金を受け取った時点で円に換える(つまりドル/円を売る)作業をします。ある程度まとまった時点で銀行に持ち込みますが、どうしても月末に集中するのでしょう。
ご承知のように米国の政府補助金のために8月は日本車も相当売れました。このために8月末は通常よりも大きい金額が持ち込まれました。9月も同じでした。
これらの注文が仲値に集中することもありますが、むしろ昼過ぎに持ち込まれることも多い特徴があります。
10月末(今日です)は、8、9月末に比べると金額は少ない印象です。昼過ぎからのドル/円の背景はこういったところかと思っています。
今日は、この後にロンドン仲値(ロンドン時間午後4時頃)に日本の投信の為替予約が少しあるようです。是は円売りになります。少し(5億㌦?)ですので、それほどのインパクトはないと思います。
こういった実需の動きが底辺にありますので、これらの動きと投機筋の動きがシンクロしますと、思わぬ動きになる事があります。
もう少しだけ書きますと、今月の初めから某大手自動車会社のドル/円の売りが凄かったという印象があります。
もちろん、上述したようにこの会社も似たりよったりの為替予約状況だったと思われ、さらに10月はじめの市場の空気は、円高に比重をかけたものでしたので、先行きのリスクを考えて思い切って90円割れでも果敢にドル/円を売って先物予約をしたものと考えます。
こういったことが先行きの需給を変えてくる可能性がありますので、注意したいところです。
長くなりました。ポジションはそのまま継続しています。
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