2009年11月2日月曜日

NY市場の引け値よりもドル/円、クロス円ともに反発してきました。

ダウ指数先物も金曜日の引けよりも40ドル近く上げています。
もともと、金曜日という非常に参加者が限定されたところでの値動きだったわけで(今だから言えますが)、週末を冷静に過ごしてみれば、といったところでしょうか。

米国株式が250ドル近く下げた背景も、前日に200ドル近く上げた反動といえます。
しかも、CITの破綻もこれまでとかくうわさのあったところですし、チャプター11の適用となれば、是までの業務は一応継続されます。シティグループの話にしてもこれでシティが破綻するというわけでもありません(と思う)。
重要なのは、10月末という特殊要因(ファンドなどの解約に見合うもの、例えば45日ルールなど)も在ったのかもしれません。
いずれにしても今回の一連の動きはそれなりにシグナルを発していた事も事実としてありました。
例えば、私の書いたスペシャル・レポート(10/26更新)の中でも「大手米系投資銀行が新興国(エマージング)投資を手仕舞い始めた」こと。あるいはブラジル・レアルの2%課税、南ア・ランドの固定相場へという話し(直ぐに否定されましたが)、ダウ指数が10000ドル達成の後で100ドル以上の乱高下が続いた事等々。

誰かが指摘していましたが、市場が乱高下する時はその相場の転換点になることが多い、というのも経験からある程度は理解できます。

こうした一連の出来事から、やはり金曜日は一旦手仕舞うことも選択肢としてあるべきだったという反省はあります。
念のためにポジションを作った水準でストップを置きましたが、やはりヤラレタ印象は残ります。

こうした乱高下はまだまだ続くと思います。
しかしながら、相場の見方は変わっていません。
つまり、ドル/円は一旦の底を見た(88.01で)こと。さらに日米の株価は乱高下を繰り返しながら一段の上昇、といったところです。

今朝方、ドル/円は安値89.18をつけましたが、この水準はとても重要になります。なぜなら、私の参考にするシステムが最初に「買いシグナル」を点灯したのが89.17でしたので、このようなエントリー・レベルは今後もサポートされるといえます。つぎのポイントは、中心値が金曜日現在で90.09にあるということです。この中心値を挟んでの上下動が続くともいえます。ただし、エントリー・レベル(89.17)を明白に割り込まない事が条件になります。
ユーロ/円は、中心値が133.59にあります。今朝方、安値131.01まであったようですが、これも131.35あたりは抵抗があります。

流動性が薄く、市場の見方が分かれているような時は、上に書いたようなもの(システムからのサイン)を参考にしつつシナリオを書く事も選択肢の一つです。

いずれにしても、今週はFOMC(11/3~4)、英国、EU、オーストラリアなどの政策決定会合、G20、ドン尻は米国の雇用統計となります。つまり材料がたくさん(!)あります。えてして材料が多い時は逆に小動きになりやすいのですが、今週はどうでしょうか。やはり決め手に欠けるのかどうか。

現在、ポジションはゼロですので、ここは初心に戻ってドル/円を89円台のどこかで作る(買う)つもりです。明日は日本が休みですので、無理せずにいきましょう。

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