2009年9月2日水曜日

朝方、日本勢の売りでドル/円、クロス円ともに売られて始まりましたが、ドル/円が92.50の手前で反発、オプションが92.50にあるのでしょうか。一昨日も92.54で反発していましたので、防戦買いのようです。これが割れると少し走りそうです。

市場の話ですが、大手ファンドのサーベランスが発表したところによると、大口の顧客が解約したそうです。この話なども米国株式市場の雰囲気を悪くした一因です。

少し整理してみますと。事の始めは上海株からでした。8/4に高値を付けた上海株式ですが、その後調整に入り高値から25%近く下げています。背景としては、銀行貸し出しの急激な落ち込みが7月にあったこと(8月はさらに若干の鈍化)からこれまでの流動性相場(金余りによるバブル相場?)に終止符が打たれるとの危惧が広まったことが背景になっています。今後、銀行貸し出しを元に戻すとも思えませんので、実体経済に即した(いわゆるファンダメンタルズ相場)ものになっていくものと考えます。
翻って、日米の株式市場は中国株式の調整にもかかわらず、堅調さを維持してきました。特に米国は政府補助による車の買い替えが功を奏し、景気見通しも上がってきたようです。先週からの好調な経済指標はこういった背景があってのことと考えます。ただし株式市場の反応は今一であり、為替市場はもっと冷めていたような印象でした。このところの円と株式の連動性は急激に薄れたような感じでした。
この原因は、政府補助がなくなってくることから今後の反動を市場は感じているからと思っています。

出口戦略と市場が話している間に、中国が思いもかけず先んじて(結果的に)出口戦略を取った様に見えます。
9/24にピッツバーグで開かれるG20ですが、早すぎる「出口戦略」は市場を更なる調整に向かわせる可能性もあります。
このあたりの匙加減は難しいところです。

冒頭に述べました、サーベランスの顧客の解約などもそのあたりを睨んだ動きだったかもしれません。
このブログで何度も指摘したように、実体経済との乖離が進めば進むほど、その調整に手間がかかることになります。
9月は日本の半期末でもあり、市場から目が離せなくなりそうです!!

ポジションは、ドル/円と

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ユーロ/ドルのショート継続です。

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