明日が半期末なので(?)銀行もポジションを増やさないのかどうか、まったく動意を見せていません。
これは、世界的な兆候かもしれません。
金融危機はとりあえず去ったのでしょうが、金融機関を巡る環境に変化はないようです。
自己資本規制に縛られた金融機関は、収益も上がらず、リスク許容度に大きな変化はないといったところです。
ファンド勢も金融機関におんぶに抱っこですから、ポジションを増やすことはないでしょう。
すべては、10月1日からといっても過言ではありません。
新聞などで報道されているように、金融機関は普通株での資本増強に向かわざるをえないのでしょう。増資は1株あたりの価値を減価させますので、主要国の株式市場は今後も頭の重い状況は続きそうです。
実需もすっかり取引額を減らしているようです。輸出も輸入も1年前と比べて半減している(もっと?!)といえます。
市場の流動性は減少していますので、今後も投機筋などが主体になっていくと思います。オプションなどを使った取り引きも増えることになります。
日本の消費者物価指数を見るまでも無く、デフレ化は一層の進展を見そうです。
これは世界的なものと思うのですが、依然として先行きのインフレ懸念を口にする当局者が多いです。
確かに現状を抜け出すにはデフレは論外で、インフレこそが唯一の道です。
しかし状況は簡単ではありません。
さてさて、明日の東京市場はどうなりますか。
そして、明後日から始まる新しい四半期は、どうなりますか?!
ポジションは、ゼロです。
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