2009年7月1日水曜日

各国の株式市場は、ハコウ性(つまり均一でない)が見られます。

ダウ指数が8800台で引けずに調整されてきたことは記憶に新しいところです。
同じ米国のSP500も何やらH&S(ヘッド・アンド。ショルダー)を形成しているように見えます(もう少し時間が必要?)。
ドイツの株価指数、ダックスも頭を打ったかもしれません。
香港のハンセン指数も本土の上海市場とは動きが異なってきたような印象があります。
日本の日経平均は、今日も10000円を付けましたが、2週間前の10180がもしかしたら高値になる可能性は残しています。

これらの動きと比べると、中国のシンセンや上海市場は年初来高値を更新して元気です。

こうした各地の株式市場でのハコウ性に注意したいと思います。
特に米国の場合、今月は各企業の業績発表がありますので、実体経済を占う意味では注目したいと思います。
米国の貯蓄率が上昇しています。3、4、5月と上昇して6.9%まで来ています。これは消費に回すよりも貯蓄に向かっているということですから、米企業にとってはますます状況が良くありません。これまでマイナスの貯蓄率に陥っていたことを考えると急激な変化です。「貯めるよりも、借りてでも買う」といったことが米国の消費者の典型的な姿でした。
そのために巨額な貿易収支の赤字を生んできたわけで、この構図が大きく変わろうとしています。
もちろん、これは健全な方向です。しかし、このような急激な変化がもたらすものは企業にとっては(あるいは日本の輸出業者にとっても)打撃です。

この辺りの動きに注目しています。結果として為替市場にも影響が出てくるものと考えます。
とりあえずは、米国から資本の流出が考えられます。すでにBRICsなどに投資資金は流出しているといえます。
日本にもある程度は向かっていたといえます。
この流れが大きな「ドル売り」の流れになるのかどうか、じっくりと見ていきましょう。
もちろん、株式市場の調整が起きなければ、ますます難しい展開になりそうですが・・・

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