2009年6月3日水曜日

昨日、欧州時間に入ってからのドル売りの流れは、今月開催されるBRIC会議(正式な名称は分りません)が背景だったようです。

この会議は、G7に対抗する形で形成された経緯があります。新興国を代表するブラジル、ロシア、インド、中国がメンバーです。これまでも彼らの意見として、ドルに替わり得る通貨の提唱をおこなってきたことは記憶に新しいところです。ドルに替わってどこの通貨がといった具体的な話ではありません。
むしろ新通貨の創造を含む考えが主体と成っているようです。
中国の周総裁が論文として発表したSDR(IMFの特別引出権)を決済に使用する案なども含まれます。

ともあれこの会議で再度、ドルに替わりうる通貨を話すということがニュースとして流れたのが、昨日の夕方でした。ロシアの大統領にインタビューしたことも拍車をかけたようですが、このニュースでドル売りに勢いがついたことがあったようです。

ガイトナー長官の中国訪問の一つの目的はドルの信認に対する米国のコミットメントを伝えることだったように、最近の市場の注目であることは確かなようです。
如何にコミットしようが市場の根深いドル安懸念を拭うことは難しい印象です。
直ぐにではないでしょうが、何処かで加速することはリスクとして考えておく必要はありそうです。

クロス円の場合は、安全でしょうが、やはりある程度の水準にくると自然な売り手が出てくることもあります。今朝もそうでしたが、このところの東京の早い時間帯に(8時過ぎ?)クロス円の売りが出ているのも背景は日本勢との話も出ています。

ドル/円のレンジは限られていますが、大きなドル安の流れで考えると、いつドル/円に矛先が向けられるか分りません。この辺りがリスクといえます。

長くなりましたが、BRICのニュースには注意して行きましょう。

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