2009年6月29日月曜日

5月の個人所得が予想の+0.3%から+1/4%へと大幅に伸びた米国でしたが、個人支出が予想と同じ+0.3%にとどまった
ことから、消費よりも貯蓄(あるいはローン返済?)に向かっている傾向が見て取れました。
これが嫌気されて、ダウ指数はマイナス34ドルとなり原油もマイナス1.07ドルで引けました。

ドルは全体に売られました。

金は、+1.50ドルの941.00ドル
10年債利回りは、マイナス0.011%の3.529%でした。

これまで米国社会は、貯蓄よりも消費。もっといえば借りてでも消費という性向が強かったわけで、これが財政赤字や貿易赤字につながっていたことになります。
この性向が、リーマンの破綻やGMの更正法適用(つまり破綻)などを経て、財布の紐を締め出したということになります。
米国の場合は、GDPに占める消費は7割近くになりますので、この傾向が続くとますます成長率は減速してくると思わずにいられません。もちろん、貯蓄が増えることは健全なことですので長い目で見ればプラスです。ただ、企業業績は低迷せざるをえないところですし、日本や中国などの対米輸出に頼っているところは、大変なことになります。
日本の石油元売各社の原油備蓄が高水準になってきたとのニュースが出ていました。原油だけでなく、石油製品も在庫が増えてきたそうで、工場の稼動をさげることで対応するそうです。今後、各社の輸入は急速に減少する可能性があります。

こういったニュースで感じるのは、世界のいたるところでこれまでの枠組みが変わりつつあることです。構造変化といっても良いと思います。この先にやってくる社会がどういったものなのか良くわかりません。
ただ、この変化はまだ続くということで、これまでと同じような考え方、あるいは物差しを使って将来を予測することがとてもリスクになる可能性が高いと思ってます。

時間をかけて徐々に変化すればいいのでしょうが、ある時点では急激な市場の動きもでてくると思われます。
いつなのかはわかりませんが・・
じっくりと観察して見ていきましょう。

ポジションは、ドル/円のショート継続です。
さあ、今週もがんばっていきましょう!!

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