2009年1月9日金曜日

昨日の集まりでの興味ある話題を簡単に記します(順不同)。

オバマ・ユーフォリオ(期待)で年末から株、ドル共に上昇しているが、現実は急速な景気の冷え込みがある。発表された米国の今年度の財政赤字も1兆ドル超だが、場合によっては更なる赤字拡大もある。
米国債の大量の発行に対して、中国は買うことに慎重な姿勢になっているのもリスク。
暫くは、オバマ・ユーフォリオの継続か?

年末から少しずつ明るい話も出てきた。信用格付けの低いところで値が付きだしたことがある。それまではまったく値が付かず、従って取引が成立しなかった。株式も下げなくなってきた。なりふり構わず金をつかうオバマ期待が背景か。
しかし、5年以上にわたって作り上げてきたものが壊れたわけで、そう簡単には元に戻れない。

日本の機関投資家も海外投資は減らすか凍結だろう。今日も大手の生保がユーロ売りで出たようだが、ポートフォリオの再構築がまだ進むのでは。
米国の財政赤字の拡大で、米国債の消化は出来るのかどうか。長期金利の上昇もありうる。

日本の貿易収支の赤字化、証券投資での流出(野村のリーマン資産の買収?)などの点を考えると、円安要因だが、オプションでの円コール(買い)オーバー(円プットに比べて円コールが高い)の状況が歴史的なプライスになっていることは、まだまだ円キャリーの解消があるのかもしれない。
米国の財政赤字の問題は、FRBが買い切れば長期金利への影響は限定的。しかしその結果として、ドル価値は下がる。
ユーロは非常に難しい局面。つまり金利はECBに一任しているが、財政政策などの景気刺激政策は各国に任せているためにこの局面は難しくなる。
地政学的なリスクの増大も考えておきたい。これまでは金融問題が先行したために無視されてきたが、どこかで大きな紛争でも起きると資金の流れに影響するリスクも考えておきたい。

4月の初旬に予定されているG20に向けて作業が進められている。米国は新政権になりどうか。

1月20日からの100日が最初の試練になる(オバマにとって)。G20の会合もそのあたりになるので、アピールするには良いタイミングか。

メディアで報じられる為替予想が円高傾向に拍車がかかってきた。市場の見方が片寄ってくるとそちらにいかないという経験則から見るとどうか。
介入に対しても意見が分かれているが、やはり株価次第と考えるべきで、ドル/円の水準だけが問題ではないのではないか。

日本の10~12月期のGDP予想が年率で10%以上(12%?)のマイナスになってきた。円を買う動機に欠ける印象は否めない。

以上

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