2009年1月6日火曜日

ドル/円は、93円台の前半で小動きです。93.00にある買いオーダーを意識した動きですが、どうでしょうか。
93.50~94.00にかけて売りオーダーが入って来ているようです。
年末の水準と比べると確かに売りやすいレベルになったといえます。

いずれにしても貿易収支がらみの実需に関しては、絶対量が減少していることは明白です。
資本取引に関しても相当な減少があるのでしょう。従って、何かのきっかけで大口のオーダーが出れば相当なインパクトになる状況は変っていません。

市場の空気は、依然として円高リスクに傾いています。このあたりがリスクといえばリスクになります。個人投資家も円ロング(ドル/円の売り持ち)に傾き易くなっていて、去年までの傾向は逆転しています。
このあたりのポジションの偏りが調整されると、年末年始に見られた動きに直結するのでしょう。

米国を始め世界各国の経済状況は芳しくありません。今後も経済が浮上するには時間がかかるであろうことは大方のコンセンサスになっています。このような見方もだいぶ浸透したためにドル/円のショートが出来易くなる一因になります。
為替市場よりも株式市場の方が顕著です。
先行きの企業収益の収縮を早めに織り込んだたために、反発もまたしっかりしています。特に米国は、新大統領による大胆な景気浮揚政策への期待が膨らんでいます。
このような状況が日本株にもプラスに働いているのでしょう。政治的な混乱というか、ほとんど機能不全に陥っているにもかかわらず、日本株も米国株を追随しています。
さはさりながら、私としてはドルも株式ももう一段の下落リスクを考えざるを得ません。
本当のセリング・クライマックスはこの後にくると考えています。
市場の失った額は半端ではありません。その結果に起こるであろう市場の縮小も半端ではないはずです。
これまでの資本注入につかわれた資金は、損失のカバーであり、いうなればブラックホールに吸い込まれるだけで、市場に出回る資金ではないと考えます。
これからの財政資金等の注入が初めて「真水」になるように思ってます。それでもデフレ傾向は止められないのではと危惧しております。

市場は正直です。ポジションの偏りは調整され、中途半端な状況ではトレンドを作れません。現在のような調整がどのくらい続くか分りませんが、状況によっては「調整」がトレンドに変化することもあるのです。
しっかりと市場を観察していきたいと思います。少しでも変な動きがあれば、いつでも対応できるような姿勢で臨みたいと思っております。
少し整理してみました・・

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