東京市場は、月末とゴト日が重なりそれなりの決済水準が高かった(外貨買いが多いこと)と思われます。仲値そして昼頃に大きく買われましたが104.20近辺まででした。
その後ダレて103円台後半での動きなっています。
クロス円も全体では頭が重い展開です。
日経平均は、朝方こそ売られましたがそこから反発して13976円と14000手前まで上げました。これもその後ダレて引け値は13849円の前日比マイナス44円でした。これも14000は未だ高い水準と考えています。
ユーロ/ドル、ユーロ/円ともにこの1週間でだいぶ下げました。しかし、個人的にはまだ始まったばかりと考えています。欧州の景気減速はこれからです。
ドル/円の買い手は、例の米国企業買収のニュースが出た薬品会社かもしれません。あるいは輸出企業の売りが頭を押さえつつも下値を追っかける展開になっていないためかもしれません。それでも5月末までには決断を下す(3~6ヶ月先の予約を入れる)場面が来ると考えています。
社内レートは100~105の間と思われます。できればそれ以上で予約を入れたいのは、人情的には理解できます。そのために105円が壁のように立ちはだかっているのでしょう。
まだまだ乱高下が続くのでしょうが、現在のポジションは継続します。どこまで我慢できるか分かりませんが。
ユーロ/円のショートになっていますが、場合によっては片方を外す場面もありそうです。
今のところポジションは変化ありません。
2008年4月30日水曜日
関西方面でのセミナーが決まりました。
5月24日(土)午後1時より、京都テルサ(烏丸線九条駅下車)にて。
5月31日(土)午後1時40分より、大阪府商工会館(地下鉄御堂筋線本町下車)にて。
どちらも本間宗究先生とご一緒させていただきます。
露払いですが、今後の為替相場について話しますので是非とも参加してください。
これまでは東京を中心に活動してきました。昨年は、名古屋と札幌に行きましたが関西は初めてになります。このブログを読んでいる方で関西方面の方がいらっしゃいましたら、参加してください。
参加者には拙著「外国為替取引」を差し上げるとのことです(!?)。
どちらの会場も100人ていどの規模で、皆様の声もしっかりと届き、質疑応答への積極的な参加を期待します。
参加希望の方は、豊商事大阪支社あるいは京都支社へ直接。あるいは、当社ホームページから申し込んでください。
皆様にお会いできることを今から楽しみにしております。
英国の経済指標が悪化しています。
3月の住宅許可件数は、64,000件(予想67,000、前月72,000)で1999年1月以来の低い水準でした。
4月の小売売り上げも-26(予想-3、前月+1)と悪く、上記の数字と合わせて英国経済の減速が鮮明になってきました。
仏の4月消費者信頼感指数が-37(前月-36)と1987年に同統計が始まって以来の低い水準でした。先週のドイツIFOの景気指数と同じく消費指数の悪化が明白になってきました。
こようなことが背景になり、ユーロ売りにつながっていると考えます。
米国・英国と伝播した景気減速は、欧州大陸に及んできたといえます。
わが国の新聞は米国発のニュースが主ですので、欧州発のニュースが削られる運命にあるようです。従って米国ほどは欧州の事情が伝わりにくく、焦点がぼやけることがよくおきます。
クロス円の売りに押されて、ドル/円も売られ一時103.22まで付けました。その後反発して再度、104円台に戻しています。
明日の未明に発表されるFOMCに注目が集まります。今のところ0.25%の下げを市場は予想しています。その後の声明文で利下げ小休止を匂わせるか?
連休のはざ間ですが、市場は関係なく動いています。
ポジションは変わりません、ユーロ/円のショートです。
今日も頑張っていきましょう!
2008年4月28日月曜日
4月22日付けのシカゴIMMの残高です。
前週からの増減 4/22のネット・ポジション
豪ドル +13,853枚 58,498枚
カナダ +11,867 17,370
スイス - 2,225 3,009
ユーロ -1,186 18,907
ポンド +20,799 4,663
円 -12,885 35,087
米ドル -33億1千万ドル -220億1千万ドル
4/18にドルが大きく買われたので、その結果が表れています。特に円が減りました。円のネット・ポジションは昨年末からの平均的な水準です。この水準を割り込んでくるかどうかがポイントです。
ユーロのロングもだいぶ減ってきました。一時の半分程度です。
豪ドルのロングが増えています。この水準は非常に高いところに来ています。
以上
引き続き、米国の金利下げが今週の0.25%の後、小休止に入るのではといった期待からドルが堅調に推移したようです。
ダウ指数も前日比+42ドル、金は+0.4、原油+2.46でした。
ユーロが全体に売られました。対円、対ポンドで顕著でした。
ドル/円は、104円後半から105円前半にかけて売りオーダーが並んでいるようです。
朝方、一時ユーロ/ドルが1.56前後、ユーロ/円が163円前後に下げましたが、現在はどちらも切り返しています。
今週はFOMCそして雇用統計と材料がそろいますので、数字によっては乱高下します。
私のポジションは変わりません、現在ユーロ/円のショートをキャリーしています。
東京がゴールデン・ウイークに入ってきますので、これも乱高下の要因でしょうか。
今週も頑張っていきましょう!
2008年4月25日金曜日
日経平均は、前日比+322円の13,863で引けました。
ダウ指数が昨夜、大きく上げた動きを引き継いだ形です。
ここからはいささか懐疑的に観ています。
為替は、狭いレンジ内の動きでした。
ドル/円は、下値が104.05-10で支えられたのが印象的でした。
ユーロ/ドルは、高値が1.5700-05で跳ね返されました。
両方共にドルに対して同じ方向で壁が出来ていました。
欧州勢が参入するとどのような変化がみれますでしょうか。
今日は、日本のCPIが発表になりました。
3月の全国消費者物価指数は、前年同月比1.2%の上昇でした。これは6ヶ月連続の上昇です。これでデフレから脱却したのでしょう。長い道のりでした。しかしこのような構造になってくると、今までのように円安になると物価面に圧力が加わります。いわゆる「悪い円安」になります。去年までの状況と様変わりです。
ポジションは変わりません。ユーロ/円のショートです。ストップは165.50です。
今日はこれから外出しますので、ブログへの書き込みは最後になります。
「おはようFX・イブニング」の収録を終えるとすぐに出ます。
今週もお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
皆さん、良い週末を!
昨日の集まりは、先週と比べて大きな変化はありませんでした。
以下に順不同で列記します。
米国の実体経済の悪さが表面に出てきたが、米国株式は底堅さが目立つ。
世界的なインフレ問題は構造的であり、原油や穀物は高止まりする可能性が強い。
米英に比べて欧州(ECB)は頑固だ。中央銀行の役割は物価ファイターと考えている。
米英の中央銀行は、雇用の安定も役割としているが、欧州は物価の安定しか明記されていない。
ECBは、旧来のスタイルで金融政策の運用を考えている。現状の構造変化を考えていないのでは。
これが後々問題になってくる。つまり成長の減速への対応が遅れるのでは。
G7の声明文だが、直前まで為替に関する記述の変更は予定に無かったとの話がある。欧州の強い主張を米国が同意したらしい。声明文の作成は本会議前に代理レベルが作るので、その段階での話しだろう。このあたりのやり取りはもう一度探ってみたい。
のどもと過ぎれば何とやらで、市場が少し浮かれているのでは。
金利のスプレッドは依然として拡がったまま。つまり資金調達は困難な状況が続いている。各金融機関は中央銀行との相対取引でその日を過ごしている。
来週以降からまた状況が変わる可能性もある。まだまだ猫の目相場が続くと考えている。
以上
米国の先行きの金利動向に対する市場の期待が変わったことから、ドルが強い展開と株式が強い展開になっています。
これまでもブログで述べてきましたが、3/17がセリング・クライマックス(つまり底を打った)との立場から考えてきましたので、このような展開は驚くには当たらないのですが。
市場の動きのちょっと先を行っている(と自負しています)ので、この動きに付いていきたいとは考えません。
私が待っているのは、欧州経済の減速であり金融機関の損失拡大なのです。
IFOの数字が弱かったことは嚆矢と捉えるべきなのでしょう。しかし昨夜の市場はむしろ米ドルに向いています。この辺りが非常に気に入りません。
しかもドル/円が104円台で居座っているのですから、これも輸出などの売りがもっと出るものとの思惑が外れています。
こういう時は布団を被っているしかないのでしょうか。
注目されたIFOの景気先行指数は、102.4と前月の104.3から大幅に悪化しました。
発表後、ユーロは急落しました。
NYが始まると先ず、ジョブレスクレイム(失業申請件数)が発表されて24万人台と最近の水準(27万人)から低下し、前日からの利下げを巡る動きに拍車がかかりました。
利下げを巡る動きとは、WSJ(ウオール・ストリート・ジャーナル)の記事で今回のFOMC(4/30)で0.25%の利下げがあるだろうが、その後しばらく利下げは休止するとの観測記事です。
これまで市場は0.5%の利下げを見ていましたが、この2日間でほぼ全員が0.25%の利下げ見通しになりました。
以上のことが背景になり、ドルは大きく買われました。株式も好調で主に金融株が主導する上げ相場でした。
原油、金ともに下げています。
私のポジションは変わっていませんが、リスク・ヘッジのつもりでドル/円を売って、ユーロ/円にしたので少しのプラスに留まっています。
104円台は相当な売りがあると考えていたのですが、現在のところ呑み込まれています。もちろん、東京勢が入ってきてどうなるかが見ものですが。105円を付けるとストップもありそうです。しかしここからはショートの買戻しだけですので、激しい抵抗もありそうです。しばらくユーロ/円でもちましょう。
ユーロ/ドルは1.57を割り込んだので、次の目標は1.53~1.55になるのでしょうか。
欧州大陸の経済指標が悪い数字を続けてくると、ユーロの下げも拍車がかかるのですが・・・
今のところはほぼシナリオ通りといえます。まだまだ辛抱です。
今日も頑張っていきましょう!
2008年4月24日木曜日
去年以来の登場となった宇野さんの番組を観ました。
彼がメディアに登場しだした時以来の注目する方ですし、個人的には大ファン(信奉者)です。
彼の鋭いところは、数字の羅列でなく大きな変動の中で(景気などの経済活動全体)どのようなことが為替などにレートとして表れてくるかを指摘することです。
単月などの変化は時として惑わされますが、大きな波(長いものは60年、短くても10年)の中でのちょっとしたデコボコにすぎません。
今回の話の中では、去年から先月までの「米国の一人負け」から今後の「米国以外の国への伝播による平準化」そして「最終的な逆転化」という指摘は納得のできるところです。
こちらはディーラーですので、日々の動きに惑わされることも多く、なかなか思うようにいきません。それでも彼の話のような大きな波の中での変化を嗅ぎ取ろうと日夜、市場と付き合っているわけです。
多少、時間的な流れが異なりますが(ユーロに関しては11月ごろから下落とみているようです)、全体の動きは一致しています。ファンの一人として喜びに耐えません。現在のユーロ・ショートのポジションも彼の説明と同じ理由でもっていることになります。もう一段の上昇があるかもしれませんが(彼は高値を対ドルで1.62としている)、辛抱しましょう。
皆様も是非、一度「宇野大介」を覗いて見てください。
前日の欧州年内にも利上げか?といった話で1.60台を付けたユーロ/ドルでしたが、一転してユーロ売りになりました。
切っ掛けは、前日に利上げ観測の口火になったノワイエ仏中銀総裁がWSJ紙に釈明をのせたことからです。総裁いわく、市場は深読みしているとのことだそうです!
中銀総裁は軽々に発言してほしくないのはもちろん、翌日に訂正、釈明することも如何なものでしょうか。深読みすれば(!)それほど市場動向に神経質になっていることの証左ともいえますが(ユーロ高が気になる?)。
続いてベルギーの4月景気先行指数が発表になり、前月(+1.2)からマイナス7.9へと大幅に悪化しました。本日発表になるドイツIFOの景気指数への影響もあり、利上げ観測は一気に後退しました。
この流れがユーロ売りになったものと思われます。
前日、あれだけ変われたユーロでしたが「往って来い」になりました。
金先物も一時900ドルを割り込みましたが、引けは909でした。
ダウ指数も引けは+42でした。
全体にドルが堅調な1日だったといえます。ドル/円も103.79までありましたが、引けは103.45近辺。
私のポジションはユーロ/円のままです。一時、欧州時間で102.85近辺があったのですが見送りましたのでそのまま持っています。
今日の夕刻、例のディーラー連中との会合があります。明日にでも興味あるトピックスを紹介します。
さあ、今日も頑張っていきましょう!
2008年4月23日水曜日
朝方発表された、日本の3月貿易収支を簡単に触れておきます。
「足元は好調、先行きは減速か」といったところが全体の印象です。
前年比は大幅減(-30.2%)でしたが、原油輸入を除くと前年比増(+4.7%)でした。
地域別では、好調なアジア向け(前年比+4.6%)・EU向け(同+9.8%)が、米国向け(-3.8%)の減少を補う形となったようです。
米国向けの中では、乗用車(-3.3%)と二輪車(-48.6%)が目を引きます。
アジア向けでは、鉄鋼、自動車、に加え船舶という特殊要因が力強い伸びとなったようです。
この発表を受けて、1~3月期のGDPは外需主導で(いつもですが)年率3%近い高成長となった可能性が高いと指摘するエコノミストもいます。
以上
ドル/円が103.10近辺まで上げましたので、再度ドル/円を売ってユーロ/円の形にしました。
欧州勢の早起き組が来たかもしれません。特に目立った取引は聞いていません。
昨日の戦略を継続しますので、ドル/円は下落した場合は買い戻します。
何故このような戦略をとるかといえば、まだユーロ/ドルの買い気が強く、再度ユーロ買いで押してきた場合を考えたことでの逃げです。
最終的に「ユーロ/ドルのショート」にするのですが、少しでもマイナスを減らすための戦略です。また、ユーロ/円も随分と高い水準にきましたので、ユーロ/円のショートも気に入っています。
さて、どうなりますか。
そろそろ「おはようFX・イブニング」の収録の時間になります。
昨日の独系金融機関の話は何処にいってしまったのでしょうか。
調べても痕跡が有りません。ロイター社もその後の配信で触れていません。
完全なデマだったのでしょうか?不思議ですが、気を取り直して・・
さて、ECBの匿名筋の話(将来の利上げ示唆)からユーロは1.6020まで買われました。ロシアン・ネームとか仕手筋の買いが目立ったようです。
ダウ指数も前日比100ドル以上のマイナスで終り、原油も119ドル台の引けとドルが売られる地合いがそろったようです。
ドル/円も一時103円半ばまで買われたのですが、結局102円台後半で引けました。
ユーロ/円でポジションをキャリーしていますので、マイナスが若干減ったことになります(ユーロ/ドルで持っていた場合と比較して)。マイナスはマイナスですが・・
カナダが0.5%の利下げを発表しました。一部には0.25%の利下げと予想するところもありましたが、大方は予想通りだったとのことです。従って、カナダドルは米ドルに対して小動きでした(つまりサプライズでなかった)。
原油高とユーロ高(ドル売り)の連動が続いています。どちらが影響を与えているのか分かりませんが、この関連を断ち切ることはG7でも話されたことと推測します。いよいよ正念場になってきました。
私のポジションはユーロ/円で持っています。どこかでユーロ/ドルのショートに戻すつもりですが、しばらくはこの形で持ちます。
さあ、今日も頑張っていきましょう!!
2008年4月22日火曜日
昨夜はこれといった経済指標の発表もなく、先週末の乱高下の後始末といったところでした。
原油高が続いています。昨夜の引け値は高値から戻してのものでしたが、それでも6日連続の高値引けでした。120ドルが目前です(年初からとりあえずの目標とされた水準)。
ユーロはこの原油価格の動向に連動してきたということもあり、昨夜も底堅く推移しました。
先週から続いていた米国金融機関の決算発表の最後になるBOA(バンク・オブ・アメリカ、私の出身銀行です)がありました。結果は、予想より悪い数字でしたのでダウ指数は売られて、一時100ドル近く下げました。引けにかけて戻して、前日比マイナス24ドルでした。
ダウ指数に連動する形でドル/円が上下し、安値は102.98でした。
欧州時間に入ってポンドの下落が目に付きました。
中央銀行による資金供給が発表されてポンド買い一色となった先週末でしたが、詳細が明らかになりその実効性に疑問をつけるところもあり、ポンドは反落しました。
報道によると英金融機関の資本不足から(370億ポンド必要との話もあります)先行きの不安を指摘するところも有ります。
英米の金融機関及び金融市場の動向は逐一伝わるのですが、欧州大陸の方は今のところ静かです。このブログで何度も指摘していますが、大陸の状況も安閑としてはいられないと聞いています。もう少し時間が必要なのでしょうか。
さてユーロですが、昨日の反発で1.5950を付けることができませんでした。そこに大口の売りがいたのかどうかは分かりませんが、最高値近辺での推移は神経質なのでしょう。
1.60を付けても驚きはありません。私としてはただ、ただ待つだけです。
ドル/円も104円台が重くなりました。先週末の動きで「円ロング」がどの程度調整されたかによりますが、輸出などは戻り売りの態勢と思われます。
大橋さんのブログを毎朝覗いていますが、このところの勢いは大したものです。敬服しております。私のポジションと比べると軽やかで、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」を実践されています。
わたしもあやかりたいものですが、暫くは辛抱が続くのでしょう。
さあ、今日も頑張っていきましょう!!
2008年4月21日月曜日
只今、「おはようFX・イブニング」の収録が終わりました。
今日のアジア時間は小動きでしたし、これといったニュースもありませんでした。このような時は放送する側も大変です。
放送でも取り上げましたが、日経夕刊の1面に載っています「住宅金融 英、10~20兆円支援へ」ですが、イングランド銀行が銀行の貸し渋り解消のための支援策を発表するとのことです。
これは、すでに英紙に報道されていますので目新しくありません。ただ、これまでのポンド急騰の背景の一つでもありますので取り上げました。
英国の銀行が保有する住宅ローン証券500億~1千億ポンド(約10~20兆円)を、最長3年間にわたり英国債と交換するという内容です。
これまで支援策が一人歩きしていただけで、詳細が伝わっていませんでしたが、以上のことのようです。これは、いうまでもありませんが既に米国FRBがおこなっているものと同じ手法です。
これから分かることは米英における金融機関の資金調達難は根っ子がおなじであることです。
あとは欧州大陸の状況です。こちらの方は未だに詳しく報道されていません。楽観視できないとの情報もあるのですが、どうでしょうか。
オーストラリアの生産者物価(第1四半期)が発表されました。前回が前期比で+0.6%、予想が+1.0%でしたが、結果は+1.9%でした。消費者物価ではありませんが、企業コストへの影響と価格面への転嫁と言うことを考えると利下げに結びつく話ではありません。
ポジションは変わりません。ユーロ/ドルのショート継続です。
先週末の乱高下に比べて、週初のアジアは静かな展開です。
輸出などの売りも下値を追いかけることもなく、104円台で待ちのようです。先週末のNY市場である程度、売り注文が出来ているのかもしれません。
ドルあるいは株式市場で3/17に底をつけた可能性が高いことは、何度もこのブログで触れてきました。
私自身がユーロのショート(つまりドル・ロング)で勝負しているために、このドル買いの波に乗れていない人もいたかもしれません。
少なくとも私は乗れていません。
昨年の10~12月にかけてのユーロ/円ショートの時も同じように苦しみました。最後にドル/円のショートに変えたことで事なきをえましたが・・
今回の場合も同じような展開になるかもしれません。しかし、ドルが回復してくるならば「ユーロ」は最大の巻き戻しを受ける可能性が高いという考えに変化はありません。
まだ暫くは辛抱でしょうか・・
4月15日付けのシカゴIMM通貨先物の残高推移です。
前週からの増減 4/15付け残高
豪ドル -7,044枚 44,645枚
スイス +4,317 5,234
カナダ -1.061 5,503
ユーロ -9,342 20,093
ポンド -3,576 -16,136
円 +4,905 47,972
米ドル +18億1千万ドル -187億ドル
スイスと円以外ではドル買いになっており残高が減りました。円は増えました。
全体では、ドルのショートが減ったことが目立ちました。G7の後なので、その影響といえます。
先週末の大きなドル買いの波がどのような影響を与えたかは、来週の初めまでわかりません。興味があります。
シカゴIMMの残高をみても「円」の残高が大きいことが分かります。ユーロは一時の半分以下になっています。このような状況から円のロング・ポジションが大きく調整されたことがうかがえます。
市場が注目したシティグループの決算発表が大きなショート・カバーをもたらしました。
株式、為替ともに大きな動きでした。
ブログにも書きましたが、ドル/円の100-103のダブル・ノックアウト・オプションが103円を越えたことからストップの嵐だったようです。シカゴIMMを始め市場の円ロングが一掃された印象です。
この結果、クロス円が軒並み上がっています。
私のポジションは(ユーロ/ドルのショート)、あまり恩恵を受けていません。
まだ時間がかかるのでしょう。辛抱が続きます。
ドル/円は、105.00をクリアーできるかどうか。ここを抜けると3/17の底を確認したことになります。
輸出などの売りが控えていますので、簡単ではありません。円ロングのポジションがどの程度きれいになったのかですが・・むしろ円ショートを作り始めたのかもしれません。
株式等も堅調です。今後も悪い経済指標が出てくるのでしょうが、最悪期は脱したのでしょう。
資金取引市場がどのようになっていくのか、欧州などの中小金融機関の損失がいつ表に出てくるのか等々、まだまだこれからです。
しっかりと市場を観ていきましょう。
さあ、今週も頑張っていきましょう!!
2008年4月18日金曜日
日経平均は強い基調で終わりました。
高値13485で、終値が13476でした。
3時過ぎにポンドが買われて、ユーロが買われました。
裏はロシア・ネームとのこと。毎日のようにこの時間から取引を始めます、ご苦労様です。
彼らのような、いわゆる仕手筋がいないと市場が活気付かないことは事実です。
遅れてドル/円もドル売り方向で追随しました、102.20手前まで。
ユーロ/円は163円台前半です。ポンド/円は204.30近辺。
ダウ指数先物は、このドル売りの動きから20pts下がりましたが、少し戻しています。
これといったニュースは目に触れていません。あとはポジションの調整でしょうか。
もう少しすると「おはようFX・イブニング」の収録が始まります。
朝と比べると日中の動き、ニュースともに質量がガタ減りです。このあたりは少し考えないといけません。
皆様の中で、こんなことが、あんなことが聞きたい、とのご意見がありましたら是非聞かせてください。
それでは、また。
昨日の会合でも(前のブログ参照)話に出ていましたが、ユーロに対する意見は概ね「限界点に近づいてきた」ことで一致していました。しかし大方はもう少し時間がかかるだろう、といったところでした。
つまり、私一人が「ユーロのショート」の状況といえます。
昨日の欧州時間にソロス氏が「ユーロはドルに替わることはできない」と発言していました。どこで話しているかは分かりませんでしたが、タイミング的にはユンケル議長の前でした。
感覚的にはユーロよりもむしろ人民元の方が可能性が高いのではと思ってます。
人口が13億人と頭抜けているのはもちろん、この人口が背景となって米国のGDPを将来的には抜いてしまうのでしょう。このような状況になってくると人民元の存在が無視できないものになり、現在のユーロ以上に強い通貨になってくる可能性があります。
また、人民元を中核にしたアジア通貨の創造も現実的になってくるのでしょう。その時円は一アジア通貨の位置づけなのでしょうか。大分前に円を中心にしたアジア通貨構想もありましたが、結局、実現できませんでした。当時の日本は米国しか視野になく、今となっては残念な結果でした。
もし円が中心になったアジア通貨が誕生していれば、日本の経済だけでなく金融の分野でも大いに恩恵を受けたことが創造できます。企業にとっても大きな助けになったことでしょう。
昨日はポンドが強くなったので、ユーロ/ポンドも0.8050近辺から0.7990辺りまでユーロが下落しました。そこかしこでユーロ高の軋みが聞こえてくるのは、私だけなのでしょうか。
昨日参加した会合で興味を引いた話題を順不同で以下に記します。
最近、SWF(政府系投資会社)の連中が日本に来ている。日本への投資を増やすための現地調査か。あるSWFのトップと逢ったが、ユーロがそろそろ転換するといっていた。中国へ投資を増やしたいが思うように出来ないので、日本へとりあえず持ってくるとのことだった。
ユーロは対ドルだけでなく対ポンドなどでも非常に高くなっている。限界点に近づいたか?これまでも同じような感覚でユーロを売ったが、ことごとくやられた。今回も手が出ない。
ユーロはもう一段上がるのではないか。そこからがポイントか。
これまではドルの代替通貨としてユーロが一方的に選ばれてきたが、これからはドルの代替通貨としてアジア通貨が選ばれるのでは。
米銀のトップが口をそろえて「危機はおおむね峠を過ぎた」と発言しているのが逆に気になる。信用スプレッドは縮んできたが金利スプレッドは拡がっている。金融機関の資金調達は依然としてタイト。企業にもこの状況が広がってくることが心配。
米国は開示が進んでいて、ある程度全体像がみえてきた。欧州は逆にまだ見えないところが多い。これから表面化してくるとすると非常に怖い。ドイツの中小金融機関やスペインなどは注意。ECBの資金供与はスペインだけで相当な額になっている。
白川総裁は当分利下げはしないのでは。現状の0.5%の金利水準自体が成長率から見ても低すぎると考えている。この面ではタカ派。
G7のあとの月曜日のアジア時間でユーロを買っていたのはチャイナ・ネーム。昨日も買っていた。このあたりの買いが続くならユーロは下げないのでは。
ドル/円は、オプションで上下に壁が出来ている。100円と103円が付かなければもうかるというオプションを組んでいる。従ってその手前で防戦をしている。
以上
あれだけ騒がれたメリルリンチの決算でしたが、予想の下限ということでした。
ダウ指数も終値は前日比ほぼ変わらずの+0.89でした。
今晩、もう一つの注目のシティーグループの決算がありますが、どうでしょうか。
ユーロ/ドルが前日の史上最高値(1.5980)を僅かに更新して1.5985までありました。その後、緩んだところ(1.5925あたり)で、ユンケル議長が「市場はG7声明を理解してない」と発言し、一気に1.5845近辺まで売られました。それ以上の下落はなく、反発して1.59前半での推移になっています。
ポンドが堅調です。
日本のメディアには出てきませんが(米国のニュースが主体のため)、英国の住宅市場も低迷しています。昨日、英国財務省筋の話として住宅ローン担保証券と国債を交換して資金調達の道を開くことを検討していることが伝わりました。この手法は既に米国FRBが行っているものです。
このあたりの話がとりあえずのショート・カバーを招いたようです。
米英ともに同じような住宅市場の低迷が足を引っ張っています。
欧州大陸においても(これも報道されませんが)表面に出てきませんが相当ひどい状況のようです。特に、スペインとドイツとのことです。ドイツは中小の金融機関が含み損を抱えているようです。スペインはもっとひどく、ECBによる資金供与で息をついているとのことです。
私が「ユーロ・ショート」だからではないですが、米国の問題はあるていど全体が見えてきておりあとはこれまでの政策効果を待つ段階に思います。しかし欧州の場合は、これから問題が浮上してくると考えられ、このあたりがどのように響いてくるかでしょう。
ドル/円が上昇しています。市場では100~103のダブル・ノックアウト・オプションの話が出ています。
つまり、100あるいは103が付かなければ儲かる、というオプションを大量に保有しているところがあるそうです。そこが両サイドが付かないように防戦しているわけです。もちろんそこが付けば走ることにもなります。
実需の壁もあるのでしょう。下では機関投資家や輸入、上では輸出などが流れに棹をさしてくるわけです。
ユーロ/円も163円台にのせてきました。ここからは簡単に上昇しないと思っているのですが・・
ポジションは変わりません。まだ暫くは辛抱が続きます。
さあ、あと1日、頑張っていきましょう!
2008年4月17日木曜日
前場に比べると後場に入ってから、ドル/円は102円台にのせました。ユーロ/ドルは変わらずで、ユーロ/円が162円代後半まで付けています。
日経平均は、前日比+252の13,398で終わりました。ダウが強く引けたことが大きな誘引になっています。
102円台はストップもあったでしょうが、売りもそれなりにありそうです。
うわさとしては、102.50より上に日本からのオーダーが(輸出でしょうか?)あるとかないとか。
ポイントはユーロ/円と考えています。
ドル/円がここから1円上がるのと、ユーロ/円が上がるのとでは意味が違うと思ってます。特にユーロ圏の当局には、対ドルだけでなく対円でもユーロ高になっている印象が強いでしょう。
もう少しで欧州勢が参入してきます。待ちましょう。
私もそろそろ出ますが、「おはようFX・イブニング」の収録をいつもより早めにします。
日経平均は、ほぼ高値圏で前場を終えました。
前日比+306の13452でした。
ドル/円は、102円を目前にして揉み合っています。
ユーロ/ドルは、1.59前半でこれも揉み合い。
ユーロ/円は、162円台前半。
G7のインパクトは、14日のアジア時間で終わったようです。
昨日のCPIの高さから先行きの利下げ期待も消えました。
こうなると市場のユーロ・ショートは一掃された感があります。
銀行などのオーダー状況を探って見ますと、1.60近辺にこれといった大口の注文は見えません。これはストップも同様です。1.60といっても心理的な影響があるだけなのですが・・
「山高ければ、谷深し」
私としては、ユーロが危険水域に入ってきたと考えていますので、これ以上の上昇が逆に落ちる速度を高めると思っています。ドンドン上がれ!(半ばやけっぱちですが?!)
昨夜のように米国株式の大幅な上昇が、ユーロの更なる上昇に結びつくなら(論理的では有りません。あくまでも結果としての話)欧米各国の危機感も薄らぐことになります。
ポジションは変わりません。
今日はディーラーの集まりがあります。明日にでもまた興味を引く話はお伝えします。
1日お休みをいただき、リフレッシュしてきました。
さて、昨夜の欧米市場ですが、2つのことが上げられます。
一つは、ユーロ圏CPIが予想より高く、先行きの利下げ期待が後退したことです。その結果、ユーロが対ドルで1.5980と最高値を更新しています。
二つ目は、今週の注目である米金融機関の決算発表がありましたが、昨夜のJPモーガンとウエルズファルゴは予想より良かった。更にコカコーラが増収増益ということで全体に大きく買いが入ったようです。
ユーロの上昇は苦しいところですが、まだまだこれからが勝負と考えています。ポジションは変わっていません。ストップも1.61に上げました。布団を被って寝てるしかないのでしょうか。
ユーロ・ドルの1.60は、節目になるのでしょうか。ユーロ当局の言動に注目したいと思います。
1日休むと、メールなどが溜まっていて、忙しい朝になっています。
それでは、また後で。
今日も頑張っていきましょう!
2008年4月15日火曜日
「おはようFX・イブニング」の収録が終わりました。4時半頃には観れると思います。
ニュースとしては、ロイター社が日本生命の運用担当者に取材した話が興味を引きました。
今年度はオープン外債(ヘッジなし)の投資を2千億円程度計画している。ドル/円の100円水準は魅力。
昨年度は、ドル建て債券からユーロ建て債券へシフトした。その結果、オープン外債の中でのユーロの割合はドルのそれよりも上回った。
このところの100円台での買いの中には、このような考えの機関投資家の分も相当あるのでは、という考えが浮かぶようなお答えでした。
ドル/円の頭の重さ(101円台前半ですが)とユーロ/円の160円以上の重さが印象に残りました。ユーロも対ドルでは堅調さを保っています。
ポンドの取引でロシア・ネームの話も出ていました。
そろそろ欧州勢が参入してきます。
ポジションは変わりません。辛抱が続きます。
お知らせですが、明日は1日、休みます。もしポジションなどで変化があれば電話での「口述筆記」でお知らせします。
それでは、また明後日。
仲値が(午前10時頃)過ぎてから、急に日経平均に買いが入りました。
13000を越えたあたりです。印象としては手仕舞いのようでした。
ドル/円にも買いが入り、101.40近くまできました。ユーロやポンドにも買いがはいったようで、クロス円の買いでも入ったのかもしれません(あるいはストップ)。
つられてダウ指数先物も前日比30近く上げています。
昨夜の欧米市場でドル売りが一時優勢でしたが、引けにかけてダレましたので、結局は先週末の終値に近いものでした。
このような背景からアジア時間でドル買い、株買いが出たのかもしれません。
何度も書きますが、G7の声明文に対する「失望」はお門違いというものです。開催前にこれといった期待感があったとは記憶していません。むしろ為替に関する文言の変更に至ったことを注意すべきです。
私のポジションは100ポイント近くやられていますので、これ以上のポジション・トークは控えますが、市場が迷っている現状は良い水準でポジションを作るには絶好のタイミングと考えます。
どれとはいいませんが、売られた時を見計らってエントリーすることを検討して下さい。
ドル/円、ユーロ/ドルともに先週末のNYの終値に近いところで引けました。
英国の3月PPI(卸売り物価)が予想より強かったことからポンドは対ドルで1.58台まで買われ、ユーロもつられて1.58台へと買われました。
切っ掛けにはなったのでしょうが、アジア勢のショート・カバーという印象でした。
米国の3月小売売り上げは予想(前月比変わらず)より強い数字(+0.2%)だったので、ドル、株ともに買われましたが、そこからだれて引けました。
新聞などの論調を見ると「G7に失望」とのコメントも出ています。
本当に期待していたのでしょうか?
半日ていどの会議で驚くような結論がでるなら、とっくに実施しているのではと思ってしまいますが。
もちろん、裏方が何日も作業をして本会議を迎えたことは分かっています。
しかし、「失望」はないでしょう。それならば始まる前に「期待」を公表しておいてほしいものです。
私の見方は変わっていません。
声明文中での為替に関する表現が変わった点は、多くの市場参加者に驚きだったと思います。しかしマグニチュードは小さかった。何故でしょうか?
ポジションの片寄りが小さかったのでしょう。それにすぐに介入に動くとは考えなかった。
中長期の運用者や企業などの財務担当は、徐々に方針を決定してくるのでインパクトも遅くなります。
この辺りが為替取引の難しいところです。
今後の米国経済指標などによっては、ドル売りが強まる場面もあるでしょう。その時に株式市場が弱いといよいよ当局が試されることになるのでしょう。
昨日は原油先物が111.76で終わりました。前日比+1.62です。これまでの高値が112ドル台ですので注意を引きます。
誰が「猫に鈴をつける」のかわかりませんが、私としてはユーロ/ドルのショートを継続していきます。
介入期待に介入なし、ということもありますが、暫く辛抱でしょうか。
さて、今日も頑張っていきましょう!
2008年4月14日月曜日
印象としては、アジア時間ではG7の声明文は消化出来ずか。
ユーロ/ドルは1.56台後半を何度か試しましたが、押し切れずに1.57台前半。
ドル/円は、101円台前半も保てずに100円台後半。
結果として、クロス円が若干弱含んだ、といえます。
G7の為替に関する声明文の変更(2007年9月以来)が、どのようなインパクトをもたらすのか、市場の見方は分かれているようです。
介入が早まるとの見方もあれば、結局何も出来ないのでは、といった見方に分かれるものです。
私の見方は、朝方にブログに書いた通りです。
米国の悪い経済指標も、大方はすでにレートに織り込まれているとの見方に変更はありません。
仏の経済相、ラガルデはフィガロ紙のインタビューに答えて「ドル安と原油高は相関性があり、これは疑う余地がない」といっています。これも今回の声明文の変更の背景にあるものとして注目されます。
欧州、NYとどのような展開になるのか、待つしかありません。
アジア市場は過去と同じく、この手のものは消化する力はないようです。
今日から始まる、「おはようFX・イブニング」は4時半頃にオン・エアーされます。
こちらの方もよろしくお願いします。
4月8日付け、シカゴIMMの通貨先物ポジションの推移は以下の通りです。
前週からの増減 4/8の残高
豪ドル +14,721枚 51,689枚
カナダ +5,841 6,564
スイス -7,964 917
ユーロ +363 29,435
ポンド -9,800 -12,560
円 -9,231 43,067
米国ドル +14億6千万ドル -205億1千万ドル
シカゴIMMの残高は1週間前の数字ですので、現在の残高は推測するしかありません。しかしこの間(1週間前から現在まで)の市場の動きから、ある程度の推測は可能です。
全体には、ポジション調整の域を出ませんでしたが、豪ドルの水準が高くなったのが気になります。円のロングも減少しましたが、水準自体はまだ高いままです。
4/8付けの数字からは大きなポジションの移動は見れませんでした。
週末のNY市場は、株式の大幅な下落とドル安圧力(株ほどではなかったが)が残ったままで終わりました。
市場が閉まったあとで開催されたG7でしたが、声明文は予想に反して為替への言及が出ました。しかも表現が変更されて(このような変更は7年振りです)。
新聞などを丁寧に読みますと、どうも皆さんこの変更を軽々に扱っているように思えました。
先週のブログにも書きましたが、9日に予定されていた「ブッシュ大統領とユンケル議長等との会談」の結果がニュースとして流れてきませんでした。急遽、流れたのか、それとも隠密裏に進んだのか、分かりません。
また、ポールソン長官と額賀財務大臣の会談も行われました。NHKで会談を終えた額賀大臣に取材したのがありました。その時の額賀大臣は何やら浮かない表情でした。
すべて憶測ですが、声明文での為替への表現の変更がこの時点で決まっていたら、主要通貨に対するドルの下落という意味では、当然円も対象になってくるはずです。
しかし、この時の額賀大臣の表情は、いささか懸念を覚えるものでした。つまり、ユーロに対するものがメインであり、円は対象にならない(あるいは準ずるもの)という話がポールソン長官との間に・・・。
とはいっても、100円を割り込む状況は心理的にもブレーキがかかるのでドル/円は上下動を繰り返すか。
また、この声明文の変更は、米国自身がこれまでの考え方を変えたものととらえるべきでしょう。
これまで、米国は「為替レートは市場が決めるもの」との考え方でいました。ところが市場の急激な動きが米国の考え方を「介入も止むなし」に傾斜した結果と考えています。
もちろん、この声明文を受けて市場が自立反転するほど単純ではありません。
しかし、3月17日をドルの底とするには十分なものとして考えます。ここから市場は介入リスクを考えて行動してくるものとするならば、片寄ったポジションは大きく反転する可能性が高くなったと思います。
ユーロは特に注意を要します。
カナダやポンドも下落余地があると思います。
今日から「おはようFX イブニング」がスタートします。
午後4時半頃にオン・エアーの予定です。覗いて見てください。
ポジションは変わりません。ユーロ/ドルのショートです。
さあ、今週も頑張っていきましょう!
2008年4月11日金曜日
朝のニュース、武田薬品の米国企業買収の話が今日のメインでした。
昨日から既にドル買いで注文を出している(と言うことは今日も)、との話も有りますが、どれも確認できません。
新聞報道からするとTOBをかけたことを発表したわけですから、これから実際の株買取に入るわけです。しかし、発表前に市場でコツコツと浮動株を購入している可能性も否定できません。そうすると5~10%の株購入のためにドル買いが出ても不思議ではないです。10%で6億ドル弱です(プレミアムを除く市場価格)。
しかも報道によると現金で買収するとのことですから、為替がからむ可能性も高いと思います。
TOBのスケジュールがハッキリしませんが、払い込みの日に総額の半分くらいが一度に市場にでてくることもありうるわけです。
市場参加者は見えないものに(ハッキリしない)戦々恐々です。
こうなるとなかなかドル/円のショートにいくのも勇気がいります。
もちろん、この金額が毎日少しずつ市場で手当てされるなら別ですが。
といったところが今日のうごきなのでしょうか。
円に引き換え、ユーロは朝からジリジリと買われています。
私としては面白くありませんが、このまま同じポジションでいきましょう。
それでは皆様、今晩の「本音で・・・」でお会いしましょう。
よい週末を!
昨日の今日ですので、小動きです。といっても101.65近辺から102.28近辺まで動いています。
ユーロとポンドはNYの終値より買われています。
ユーロ/円は、一時161円台前半を付けました。
日経平均が大きく買われています。
昨日の夕場で先物が12840まであったのですが、今日は一時13300を付けました。
今日は先物オプションのSQ(特別清算日)ということで、その影響もあるのでしょうか。
ダウ指数先物は若干買われていますが、日経の比ではありません。
ユーロ/円が161円台にのったところでドル/円を売りましたが(102円台でした)、101円台に戻したところで買い戻しました。従って、ユーロ/ドルショートのままです。
本日のYMTV「本音で・・」のテーマは、「相場を語ろう」にしました。
主要通貨のチャートを見ながら皆様とワイワイガヤガヤやりたいと思ってます。
初めての方も是非、参加してください。大橋ひろ子さんも気さくな方ですので、楽しめること請け合いです。
それにしても乱高下が続きます。
昨夜のようにイベントが多い時は、総じて小動きなのですが、昨日はアジア時間からNyまでよく動きました。
去年の秋から今年の3月までの相場は、勢いがつくと止められませんでした。
現在の相場と何が違うのか?
期末要因もありましたが、要は円を買わなければならない人達(ストップを含む)がわんさかいたことが大きな違いと考えています。
3月17(?)日のセリング・クライマックスはその典型だったわけです。
BOEは0.25%利下げ(予想通り)、ECBは据え置き(これも予想通り)でした。タイミング的にこれらの発表後からドルが反発したのでトリシェ総裁の発言に根拠を求めるコメントもありました。どうでしょうか?
アジア時間にシンガポールドルの切り上げ方向へのバンド移動、人民元の7.0割れ(人民元高)などのニュースも円買いを後押ししたのでしょう。
気がついてみたら市場はドルのショートで溢れていた、といったところでしょう。
日経新聞の1面に「武田薬品、米企業を買収」の話が載っています。総額88百億円(約88億ドル)、為替がどのていど絡むか分かりませんが、現金で買うそうですので可能性は大いにあります。注意しましょう。
週末はG7です。一応、注意したいと思います。(もちろんリスクはポジティブにあり!)
今夜は、「本音で・・」があります。是非、多くの方の参加を!
さあ、今日も頑張っていきましょう!
2008年4月10日木曜日
お隣のブログ(大橋さんのブログ)を覗いてみると、メリルの話は大分前に出ていたようです。
それにしても彼女の分析と情報は恐るべし!です。
私も参考にさせていただいております。
さて、朝方は、ドル/円の売り、日経平均の売りでした。
その間、ダウ指数先物はほとんど動きませんでした。この辺りが昨日と違っていたといえます。
日経平均は、安値12898を付けた後、13049まで戻しました。
ドル/円は、安値101.06まで付けて戻しても101.36近辺でした。
ユーロ/円は、161円台前半から160.20近辺まで下げました。
いいところまで下げた印象はありますが、反発は弱いです。
ポジションは変わりません。ユーロ/ドルのショートです。
本題に入る前に、「匿名さん」からのご指摘で昨日のブログの中で、英国の利下げとするところを「利上げ」と書いてしまったことが分かりました。
ここに訂正してお詫びします。
「匿名さん」、ありがとうございました。
さて、昨夜の動きですが結果的には、アジア時間の流れが続いたということでしょうか。
米株式は一時前日比100ドル以上の下落でしたが、引けにかけて若干戻してマイナス49でした。ここのところ、12600台での推移でしたので、終値の12527は少し下げた印象です。
IMFが今年(2008年)の成長見通しを修正しました。主要国は軒並み下方修正となっていますが、特に米国を通年で0.5%と大幅に修正しました。
このニュースに代表されるように、今後も過去の(2月や3月)経済指標で悪い数字が出てくることは当然ですが、市場の勢いが弱い時に増幅されることになります。昨日もそういったタイミングだったのでしょうか。
原油先物も110ドル台で引け、金先物も上げました。
ということは、株安い・ドル安となります。
ドルが底を打ったこと、株式も底を打ったとの見方に変更はありません。しかし市場は未だ脆弱です。従って、今後も乱高下が予想されます。しっかりと市場を観察することが必要です。
さて、私のポジションは100ポイント以上アゲインスト(負けている)になっています。ストップは1.5900に変えましたので、依然としてユーロ/ドルのショートです。
一時、ドル/円が102.75近辺まで上げる場面がありましたが、売るタイミングを逸しユーロ/円にすることができませんでした(これは昨日のブログに書いたシナリオでした)。
どうも新年度に入ってから、動きが鈍重になっています。体重に変化はないのですが・・・
先ほど、メリルリンチの1~3月期の評価損が60~65億ドルになるとの報道が米国CNBCテレビで流れたようです。昨日もシティが120億ドルの住宅ローンの売却合意か、というニュースが流れました。
メリルのニュースは織り込み済みなのかどうか。
今日も頑張っていきましょう!
2008年4月9日水曜日
欧州勢が参入してきましたが、これといった動きは見れません。
結局、ダウ指数先物は東京の朝方が高値でした。12654の高値から12554まで押して今は、12569になっています。日経平均が売られたことが背景と思います。
その日経平均も現在先物市場で13140が出会ってますので、ダウ指数先物の動きには反応していません。
ドル/円は、一時102.20近辺までありましたが、現在は102.35近辺です。
ユーロ/円も再度、161円台は押さえられました。
現在、ユーロ/ドルのショートを持っていますが、161円台にのせてくればドル/円を売ってユーロ/円のショートにすることも考えています。今朝方、その機会があったのですが見送ってしまいましたので。
明日のバンク・オブ・イングランドの会合では、大方の予想通り利上げに動くことがありそうです(すでに織り込まれていますが)。注目はECBと考えています。金利は据え置きでしょうが、トリシェ総裁のコメントに注目しています。
それではまた明日。
お昼(午後12時半)から急に日経平均が売られてきました。
午後、市場がオープンすると13,250あたりからほとんど一方的に下げて13,070まで下げて、少し戻して13010近辺まで付けました。そこから戻して13,120あたり、現在は13.080近辺です。
特別なニュースも無いでしたが(と思う)、ドル/円も売られて102.28近辺までありました。102.30近辺は、買いがあったような印象です。
日経平均の動きは、日本企業の業績発表が今月、来月とありますので、一旦ヘッジをかけた(機関投資家?)のかも知れません。
ユーロ/円も161円台は重いです。
今日の日経平均が主導する形になるのかどうか、欧州、NY市場の動きが気になります。
私のポジションは変わりません。ユーロ/ドルは小動きです。
アジア時間は猛烈なドル売りでしたが、帰って来るとドルは反発して、結局、「往って来い」でした。
欧州勢参入時に英国から発表された3月の住宅価格が、1992年以来の水準に急落したことからポンドが全面安になりました。英国の利下げ期待が高まってきました。
ダウ指数は先物がすでに売られていましたが、現物市場がオープンすると反発しました。それでも前日の終値に届かず、引けはマイナス35で12576でした。
ドル/円は欧州時間の101円台後半が底で、そこから反発して引けました。
NY株式が引けた後で、ウオール・ストリート・ジャーナルが流したニュースでドルが買われました。それは、シティーグループが総額120億ドルの住宅ローン債権を売ることでエクィティ会社(どこかは分かりません)とほぼ合意に達したと言うものです。このニュースでシティの株が4%上がりました。
G7関連の話は特に出ていませんでした。
ポジションはユーロ/ドルのショートで変わりません。日中のドル/円取引で小遣い稼ぎをしています。
今日も頑張っていきましょう!
2008年4月8日火曜日
最近の相場はダウ指数の動きが非常に重要な役割になっています。
去年の10月頃からこのブログを通じて書いてきたものが、さらに連動性を高めているような印象です。
アジア時間も先物市場でダウは取引されています。NYがオープンする前に値が動いているケースが多いです。しかし現物市場が開きますと、また違った動きになり、結局、引けにかけて異なった方向で終わることが多いともいえます。
これは、ヘッジファンドなどが得意とする手法で、市場間のリンクを高めつつその影響力を最大限に利用するやり方と思ってます。ダウ指数先物を売ることで、日経平均も売り、同じくドルも売るわけです。そしてNY市場がオープンするや一斉に手仕舞い、利益を手にすることになります。このやり方に逆らうように東京の実需などが反対取引を行うことは重要です。この取引がなければ、かれらの思うがままにされてしまうでしょう。
今日もダウ指数先物が下げていますが、判で押したように日経平均も売られドル/円が下げました。しかし市場参加者も学習効果がありますので、すかさず反対取引で応じているようです。
今後の展開もこのような取引の繰り返しになると考えます。しかも乱高下をともないます。
しっかりと目標を定め、大きな流れに乗るように頑張りましょう!
それでは、また明日。
ユーロが戻しています。
1.58手前まで買われたユーロ/ドルですが、その後1.5725近辺まで戻しました。
ユーロ/円も一時160.95近辺まで戻しました。
ポールソン財務長官が住宅市場への公的資金注入に否定的な発言をしたことも今朝方のドル売りに結びついたようです(確認できていません)。
日経平均が売られた(前日比マイナス199)こともドル売りに影響したのでしょうか。この影響か、ダウ指数先物も前日比マイナス30前後になっています。
欧州勢の参入を待ちましょう。
日経夕刊より
朝もお伝えしましたが、ユンケル議長(ユーロ圏15ヶ国財務省会合)のコメントが載っています。ユーロ圏のさらなる減速と物価上昇について述べています。注目は9日にブッシュ大統領との会談がよていされており、そこで「為替問題を協議する」とのことです。具体策は出ないでしょうがG7においても「ユーロ高懸念」が議論されるかもしれません。(ポジション・トーク)
IMFが財政強化で金の大量売却を表明しました。保有するうち403.3トンを今後数年間で売却するとの事です。ちなみにこの量は保有する金の12.5%とのことです。
ポジションは変わりません。
全体にドルが売られています。
ユーロは、ストップが並んでいたとお伝えしましたが、ユーロ/円が161.50近辺まで上げましたので、東京から売りがでたかもしれません。
昨日は、新年度入りで機関投資家が外貨建て債券の購入に動いたようです。
今朝方のドル売りの切っ掛けになったのは、グリーンスパン前議長(現在はドイツ銀行の顧問)の発言という話も出ています。
これは、グリーンスパン氏がドイツ銀行のフォーラムで米国の金融危機について警告したことが背景にあるとのことです。これに上述したストップがユーロの急騰をもたらしたようです。
新年度入りにともない、株式の上昇と円安の進行があります。
一部でこの現象を「ベア・マーケット・ラリー」と呼んでいます。
つまり、売られやすい材料が溢れている相場で一時的に買われている、という現象でしょうか。
この現象が春先の一陣の風に終わるのかどうか、まだまだ予断を許しません。
ポジションは変わりません。
ドル/円を売って、一時的にユーロ/円にしましたが、ドル/円を買い戻して元のユーロ/ドルのショートに戻しました。若干の儲けでした。
昨夜は取り立てて指標の発表もなく、静かな市場になる予定でしたが、アジア時間と欧州時間の動きがならされてNYは終わったようです。
先週末の雇用統計の発表がもたらした波は、週明けのアジアで跡形も無く消えました。
ドル/円の動きを見ているとドルの底堅さが際立っています。といっても103円を付けるわけでもないのですが。
欧州勢の参入時にユーロ/ドルは1.56台前半まで売られましたが、NY時間は1.57台に戻しました。
ダウ指数もNYオープン前に買われていた流れを引き継いで高く推移したのですが(前日比+120)、結局引けは+3とほぼ変わらずでした。
このところのダウ指数は、12600台での推移となっております。これに比べると日経平均は強いです。期末、期初という特殊要因があり、その分動きが増幅されているのかも知れません。
金融市場が落ち着きを取り戻しつつある中、景気の低迷が続くとの見方が大勢を占め、これが背景となっているために昨日のような展開になるのでしょう。
今のところ私の見方は変わっていません。つまり、株は底を打ったしドルも底を打ったというものです。市場がイマイチ疑心暗鬼なので、まだまだ乱高下が続くと考えます。
シカゴIMMの円ロングもまだ高い水準を維持していますので、どこかで手仕舞いの買いが入ってもおかしくありません。期待するような手仕舞いの買いが入ればそこが売り場になっていくのでしょうが。
ポジションはユーロ/ドルのショートです。ストップは1.5850です。
全体にドルが強い展開を予想しますが、通貨によってバラツキが出てきますので、注意してください。
今日も頑張っていきましょう!
2008年4月7日月曜日
ADPで先行きの利下げ期待が後退し、政府発表の雇用統計で元に戻ったといったところです。
今後も経済指標は悪い数字が続くものと考えたほうが無難です。
ポジティブ・サプライになるのでしょうが。
ドル/円は、結局、103円台にのれませんでした。
101円台半ば、ユーロ/円も159 円台後半(161円を付けた後で)と円が買い戻されて、先週は終わりました。
さて、私のポジションが変わっています。
ドル/円を101.60近辺で閉じました。
ユーロ/どるを1.57台前半でショートにしました。
理由としては、ドルがとりあえず底を打ったとの考えに変更はありません。
G7もあり(特に為替はテーマになっていませんが)、ユーロが円よりも下値がありそうに考えたからです。
さあ、今週も頑張っていきましょう!!
注:コメント(投稿)が3回も同じものが入ってしまいました。ご容赦!
2008年4月4日金曜日
金曜日で米国の雇用統計を控えているからでしょうか、今日の東京市場はこれといった動きはありませんでした。
ゴトビ(明日が5日なので、前倒しになります)ということから今日の決済水準はある程度高かったようです。その分、ドル・円のレベルが上がったのでしょう。
昨日も102.90~95を試しましたが破れませんでした。
これは明らかに東京の輸出企業のオーダーと思われます。といっても下がっても102.20~30を抜けません。このラインを上に破るのか下に行くのか、今夜の雇用統計によっては動きがあるかもしれません。希望的には下ですが(ポジション・トーク)、分かりません。
昨日の日経平均の動きを見ていますと、株式も為替も年度初めに見られる(年度末の逆)動きが出たものと思われます。もしそうなら、これまでの様な円売り圧力は多少減ってくると考えています。
このあたりの話は、ある程度想像の世界なので外れたらご容赦願います。
現在、微妙なところにいるのがユーロなのかもしれません。来週中にはなんらかの気配が出るかもしれません。もちろん、その時は「売り」になりますが・・・
従って、これまではユーロ/円、豪ドル/円に対して強気でしたが、多少変更の要ありになります。
未だそれほどの確信はありません、念のため。
ポジションは変わりません、依然としてドル/円のショートをキャリーしています。ストップは103.05です。
何度もいいますが、このポジションは下で買い遅れたために作った不純な動機のポジションですので、念のため。
さきほどのブログの続きになります。
会合に出席した面々は、先週の会合ではウルトラ円高でした(私を除いて!)。従って昨日までの展開ではうまくいかなかった(つまりやられた!)ようです。
そういった事情もあるのでしょうが、今後の展開については「難しい」と考えている人が多かったです。
相場はいつも難しいと考えている私ですから(謙虚です)、ことさら取り上げることもないとは思いますが。現役ディーラーにとっては、金融機関が昨今のように収益も上がらない(というより全体で赤字)状況が続くことが問題のようです。これはボーナスにも影響が出ますし、リスク許容度も低下しますのでディーリングのやり方も変化します。つまりポジションの縮小とストップ幅の縮小が起きるわけです。
こういった状況が全体で起きてくるので、ますます市場の流動性は低下することになります。そうすると乱高下になりやすくなるわけです。
今回のように期末要因と期初要因が東京市場で顕著にでることも最近はなかったように記憶してます。
企業だけでなく機関投資家も最近に例のない円高の動きから、油断が生じたものと考えています。
機関投資家は、本来時価会計が基本ですので(大手企業も)今回のような荒っぽい取引はここ数年、減少傾向にありました。
日本にいるとあまり感じないのですが、海外の市場は未だ大きな混乱の渦中にあるようです。為替市場はそれほどでもないですが、債券市場、資金取引市場などの金融市場は中央銀行の介在がなければ取引が成立できないようです。だからこそバーナンキ議長は迅速に大胆に行動しているのですが。
今後、金融機関の資本注入が継続され、ある程度の落ち着きは戻ると思います。しかし彼等のビジネス・モデルは大きく変更する(特に投資銀行)わけで、収益もこれまでの水準に回復することは暫くないでしょう。ファンドも解散せざるをえない状況になり、市場の流動性は激変する可能性が高いと思います。3月に起きた世界各地の株式市場の下落は、まさにファンドなどが一斉にポジションを手仕舞った結果に相違ありません(と思う)。オーバーシュートした相場はある程度戻りますが、元に戻る力はないといえます。手仕舞ったポジションが戻るなら別ですが、そうはならないでしょう。
このような状況は確かに難しい相場になります。
今後もしっかりと状況を見つめて、このブログを通じて発信していきますので、皆さんも一緒に悩み、考えていきましょう。ご意見、ご質問などどしどし書いてください!
詳細は未だですが、5月の下旬ごろに大阪と京都でセミナーをやる予定です。
詳細は追って知らせますが、この機会を利用して直に皆様と話せたらいいなと考えています。
昨日の会合では、依然として暗い話が多かったです。
以下に要約します。
G7は、「金融がテーマになる」ことから金融G7と呼べる。為替はテーマにならないだろう。格付け機関の話や住宅ローンの買取のはなしもでるだろう。投資銀行の首脳を呼んで話を聞くこともあるかもしれない。
金融機関の混乱は、当局が何が何でも手を差し伸べることで救済する方向。ベアスターズ以外はつぶさないのではないか。金融の混乱は収まるとしても住宅の冷え込みは長引くだろうし、世界中の投資資金が復活するには相当な時間が必要になるだろう。これからの投資環境は非常に狭い道(ネローパス)を歩くことになる。
100円を越えてきて、輸出の売りが相当出ている。逆に期末前に売っていた機関投資家の買いも出ている。
当局による資金供給と民間の資本増強は続く。現在の問題は、米国だけでなく他地域にまで広がってきている。南ア、アイスランド、ギリシャそれにインドや中国もおかしくなってきている。これはその国の株式や通貨に売り圧力が出てきている現象となっている。
米国のFF金利は2.25%だが、東京でのドル調達コストは3%だ。
キャッシュ(現物)と先物の相関性も相当ゆがんでいる。混乱は根が深い。正常化するまでまだまだ時間が必要。最悪、リスク許容度がゼロになることも考えている。
投資銀行のビジネス・モデルは完全に崩壊した。金融工学を使った商品は値が付かない状態。すくなくとも彼等の収益は相当な落ち込みにならざるをえないのでは。
現在、底を打ったように見える市場も、まだまだ脆弱な環境にある。狭い道を歩いているので、何かの拍子に転落するリスクは続く。
ドル/円は105円を越えると状況が変わりそう。しかし簡単にはいかないのでは。むしろ再度の下値トライのリスクを感じている。
以上。全体には前回の会合と同じく暗い話が多かったです。
欧州勢の参入時にユーロ売りが目立ちました。一時、ユーロ/ドルは1.55前半まで付けました。今朝は、1.56半ばまで戻ってきていますので、行って来いでした。
指標としては、ジョブレス・クレイム(失業申請)が40万7千人とこれまでの35万人レベルから上昇しました。前日のADPが予想よりよく、+8千人でしたので、両方合わせてチャラですか。
今夜の雇用統計は(信憑性に欠けますが)、またまた乱高下になりそうです。
さて、昨夜の一連の動きから、ドル/円は高値102.95を何度か試して抜けなかったので、今週の初めから観測された一連の「円ロング」ポジションの調整はピークを打ったのではないかと考えています。
邦銀の方に聞いた話ですが、この連日の輸出のドル売りはすごかったそうです。それをこなしての上昇ですから買い方の金額も半端ではなかったようです。ドル/円の場合、このようなポジション調整の波と東京の実需とがぶつかり合う場面が何度も起きます。近い例で言うと、昨年の12月ですか。昔ほどではないですが、やはり東京の実需(輸出入など)の存在感はあります。
ここから反転するとは考えていませんが、しばらくもみ合うことは頭に入れて置いてください。
昨日のディーラーとの会合での話は、後ほど書きます。
ポジションは変わっていません。ドル/円ショートのままです。
それから、仲値についての質問がありましたので、簡単に説明します。
東京の午前10時に金融機関(主に銀行)は、仲値を公表します。これは、その日の営業時間に店頭での為替取引に適用するための基準レートです。小額の取引のためにいちいち市場に繋いで計算する不便さを考慮したものです。当日物にするために2日分の金利調整を行います。各金融機関は独自に設定し公表しますので、多少のばらつきがあります。
詳しい説明は、拙著をご覧ください(宣伝!)。
さあ、今日も頑張っていきましょう!
2008年4月3日木曜日
東京市場は静かです。
朝方は、昨日のような輸出の売りが出るか期待があったのですが、それほどでもなかったようです。仲値過ぎに少し買われて102.50まであったようです。この背景にはユーロが対ドルで若干売られたことも影響があったかもしれません。
日経平均も低調です。昨夜のシカゴ日経平均先物の動きと比べると静かなものです。
ドル/円も日経平均も、いわゆる一般投資家にとっては高く感じる水準なのかもしれません。
先月までは、売り圧力もあり、この水準までの戻しは考えていなかったのではないでしょうか。
しばらくするとこの水準にも目が慣れてくるのでしょうが、現在のところは中々買う気になれないでしょう。
海外勢の手仕舞いとクロス円のポジション・メークが円売り圧力になっており、本邦輸出企業の円買いとのマッチレースです。昨年の12月も同じような展開がありました。その時の教訓もありそれほど円ショート・ポジションを膨らませないと思うのですが、どうでしょうか。山高ければ、谷深しになるのですが。
ドル安円安の復活?かと思わせるような昨夜の動きでした。
指標としてはADP指数(民間雇用統計)がありました。新規雇用者数は予想がマイナスでしたが、+8千人でした。明日の政府発表雇用統計での非農業部門就業者数もポジティブ・サプライズの予想もでてきました(ということはno surprise?)。
バーナンキ議長の議会証言が目立ったニュースでした。
今日の日経新聞に要約分が掲載されていますので、お手元にある方は読んでください。
議長の現状に対する分析は非常に納得のいくものでした。議長の立場からは精一杯の楽観的な表現でしたが、要所要所にしっかりとリスクを提議しています。
わが国の要人発言と比べると驚くほど説得力があります(偏見ですが)
同じく日経新聞のマーケット欄には、昨日の東京市場で輸出の予約が相当出たとの記述もありました。それでもドル/円は上昇しているわけで、円ロング・ポジションの手仕舞いとクロス円などでの円売り(これはポジション・メーク?)が勝っていた印象でした。
今日も引き続き輸出などの円買いが出ると思います。ドル/円は海外で102.84近辺まで付けていますので、ある程度はオーダーの形で出来ていると思います。従って、当日分は昨日ほどないのかもしれません。
私のポジションですが、ストップ(102.70)が付きましたが頭が重く感じたので再度同レベルで売りなおしました。今度のストップは103.05です。
明日の雇用統計までにどのレベルにいるかがポイントです。場合によっては発表前に一旦手仕舞うことも考えています(まだまだ時間がありますが)。
シカゴIMMのポジションが先週の火曜日付けで6万5千枚と円ロングが増えていましたので、今回の円売りの背景にいるのかと考えています。
さあ、今日も頑張っていきましょう!
2008年4月2日水曜日
午後に入って、日経平均が買われて、引けも13189と高値引け。
ドル/円も102円台にのせて、102.34まで付けました。
ダウ指数先物はそれほど買われたわけではなく、純粋にショート・カバー(売り持ちの買戻し)と考えられます。ダウ指数先物は午後2時半頃より下げ(12,631から12,612まで)、それにつれてドル/円も若干弱含みましたが、依然として102円台です。
どうも期待したほど実需の(主に輸出ですが)売りが出なかったような印象です。朝方はそれらしき売りが出たようですが。
昨日の押し目買いが不首尾に終わった(待って待って買えなかった!)ので、指をくわえていました。
短期的に(メインは押し目買い)ドル/円のショートを101円台後半で作りました。ストップは102.70に置きました。
現在のところうまくいっていません。
昨日の今日ですので、このようなポジションはあまり推奨できません。後手後手にまわる恐れがありますので。
ストップが付くまではもつ積りです。
昨夜は、為替市場だけでなく債券、株式、商品と軒並み、大きな調整が入りました。
ドル/円は、102.15近辺まで付けました。ユーロ/ドルも1.5560近辺までありました。ユーロ/円は159.20近辺までありましたので、円が全てに売られた形になりました。
銀行のレポートを読みますと、金利上昇が背景となりFRBの0.5%の利下げ観測が後退、金融株急騰、ゴールド下落と連鎖的に波及したようです。
今週末は恒例の米雇用統計、来週末はワシントンでG7とイベントが続きますので、手仕舞いの波が起きても不思議ではありませんでした。
それにしても、私はポジションを作れませんでした。昨日のブログにも書きましたが、押し目待ちに押し目無し、の典型を演じたことになります。反省!
今日は、輸出企業などの戻り待ち組が円買いに動くと期待してます。ドル/円のレベルが100円以上高ければ高いほどいいのでしょうが、とりあえず円買いから入ってくるのでしょう。
この調整が、単なる調整なのか、あるいは大きなトレンドの変化なのかが見方の分かれるところです。
現在のところ、これまでの見方を変えていません。つまり、株式(日米)、ドル/円、クロス円(ユーロや豪ドル)は3/17・18頃に底を打ったとの見方です。
イベントが続きますので、その度に乱高下が予想されます。「蝶のように舞って、蜂のように刺す」身軽なディーリングを心がけたいと思います。
今日は、昨日の反省で大人しくしている、大倉でした。
今日も頑張っていきましょう!
2008年4月1日火曜日
新年度入り初日としては為替は静かです。
日経平均はオープニングで売られた後は、大きく買われています。背景は分かりません。
銀行などのオーダーを聞くと、100円台の売りは相当厚いようです。
確認できたのは、100.00と100.35近辺です。話としては、100.50より上で邦銀がまとまった売りを置いているとの事です。多分、輸出でしょう。
予想されたことですが、なかなか上に抜けるのは簡単ではありません。もちろん、世の中の円ロングが手仕舞えば別ですが。
このような状況では、上値を追いかける愚はしてはいけません。買いたければ、じっと我慢して下さい。
当面は、押し目を狙うか、100円以上でショートを作るかがベストなのでしょう。
100円以上にあると言う、売りオーダーが投げ売ってくれば状況は変わりますが、おそらくじっと待つのではないでしょうか。想像するように輸出のオーダーならば、社内レートは100円以上と考えるからです。
といっているうちに、ドル/円が99.93あたりまで上昇してきました。
昨夜の動きで興味を引いたのは、ユーロでした。
NY市場の午前中にユーロ/ドルは1.5893まで付けました。ユーロ/円は158円手前でした。
そこから現在のレベル、1.5760まで下げたことになります。
何かあったの?
1.5850にストップがあったそうです。それと売り手はCTAネーム、CMEなどの短期仕手筋とのレポートもあります。
来週末にはG7ということもあり、ユーロ高への懸念発言に対する警戒感でしょうか。
前日のインフレ懸念からの利下げ観測の後退が背景(ユーロ買いの)だったので、戻しも急なのでしょう。G7が近づくと、このような動きが増えてきますので、注意しましょう。
昨日は日本が年度末で、特殊なドル買い注文が仲値にかけてありました。
今日は、新年度ということから特殊なオーダーは?
期末に比べると期初は、それほどでもないと考えます。昨今は、時価会計から以前ほどの特殊性は見られません。
新年度入りですので、こちらの戦略も少し手直しをします。
基本は、「ヒット・アンド・ラン」ですが、押し目でのポジション構築を進めます。このポジションは少し長め(といっても、1~3ヶ月ですが)に持ちます。対象通貨は、ドル/円、ユーロ/ドル、ユーロ/円、豪ドル/円といったところです。
ご存知のように、私のディーリングの基本は「ドル/円」です。
さあ、今日も頑張っていきましょう!!
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大倉たかし
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