2008年12月18日木曜日

デジャブ(既視感)、私たちが経験したあの90年代からの10年以上にわたった「デフレ(気味?)」の経済社会。今まさに米国が直面している状況に重なってきます。

当時の日本がとった政策は、財政政策の出動(小渕さんの時)、ゼロ金利政策、量的緩和政策(35兆円の日銀当座預金残高の維持)、そして巨額な介入による円安誘導でした。
ゼロ金利政策は、流動性の罠に陥ったために効果は疑問でしたが、円安誘導は強力な支援となって輸出企業を支えました。この外需効果(貿易収支の黒字)が最終的に日本を救ったと言ってもいいでしょう。

米国が近未来のデフレに怯えています。FRB議長は迅速にゼロ金利政策、量的緩和に動いています。このような時にドル安を止めることをするでしょうか。
とりあえず日米の株価がある程度堅調ならば、為替市場への人為的な行動(介入)はしないと思います。
日本が強固に主張すれば別ですが、それとても前回のような巨額で強力(力ずく)な介入は難しく、スピードを緩める程度の(いわゆるスムージング・オペレーション)介入になると考えます。

従って、万が一、介入があった場合は丁寧に売ることをお奨めします(少なくとも私はその戦略で臨みます)。特にドル/円の水準が90円に近付くところは丁寧に売っておきたいところです。

今日がその日かどうかは分りませんが、このようなことは予め考えておくことが必要ですので、あえて書きました。

さてさて、昨日の欧米市場は、ドルの全面安となりました。
ダウ指数は、前日比マイナス99ドルの8824ドルの引け。
原油は、マイナス3.54ドルの40.06ドル
金は、+25.80ドルの868.50ドル
10年債利回りは、マイナス0.092%の2.164%でした。

OPECの減産決定にもかかわらずの原油価格の下げでしたが、それほど将来の消費に否定的ともいえます。
減産をするのですから原油もここからの大きな下げも抑えられるとは思いますが。

ポジションは、ゼロです。戦略は反発したところを売る、ということに変わりありません。今日も当局の発言には注意したいです。それと日経平均の動きでしょうか。
日銀の政策決定会合が今日から始まります。利下げや量的緩和も期待されていますが、兎にも角にも反発を待って丁寧に売る、これでいきましょう。

さあ、今日も頑張っていきましょう!!

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