2008年11月27日木曜日

ドル/円の売り手が(多くは輸出企業?)徐々に水準を下げてきているようです。

少し前までは、98円台、そして97円台,今は96円台とのことです。
これも無理からぬ事で、本当のところは100円以上で売りたかったのでしょうが(多くの輸出企業の社内レートは100円)、背に腹は変えられません。オプションを駆使して何とか100円にしたいのでしょうが(これも先月まではよく見られた)、実際のレートが100円から離れてくればくるほど乗数が大きくなるわけで、結果、リスクが大きくなります。今後の円高リスクを勘案すると、手持ちの予約を温存して、期近の分(その月の海外からの送金分、つまり収益)を月末に持ち込んで円に換える(つまりドル/円を売る)ことはやりそうです。
逆に輸入企業は、夏頃までの資源価格などの高騰が、輸入予約(外貨買いの予約)を先行してきた傾向がありますので、最近の価格急落は当初計画を大きく下回ってきたと想像できます。つまり、予約した金額が多すぎる状況になっている(?)ので、買うに買えないといったところではないでしょうか。

このような状況が背景になっているために、特に月末は外貨の売り手が増える現象が生じます。今日、明日は売られやすいといえます。しかし、95円を割り込んでくると、得体の知れない買い手がいるのも確かです。これらは、海外企業の買収に伴うものかもしれませんし、アジアの中央銀行によるドル調達(介入資金?)だったこともあります。

もう一つ、先月破綻した中堅生保の清算に伴う海外投資分の売りも出ているようですが、これは規模的にも左程大きなものとは思えません。売りは売りなのでしょうが・・

以上のような背景の中でユーロ/円のロングを継続することはあまり気持のいいものではありません。しかし継続します。ドル/円を96円近くで売ることも思案中です。もしくればですが・・
要は、ドル売りが基本戦略である、ということです。

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