2008年5月9日金曜日

昨日の会合では、出席者が一様に方向感を失っていたことが印象的でした。
その中で私だけが、「ユーロは下がる!ドル/円は105円台がピーク」と吼えていたのでしたが・・・

例のFT(フィナンシャル・タイムズ)紙の話が出ました。
これに関連して、G7の声明文についても面白い話が聞けました。それは、声明文が作成されるのは代理(deputy)レベル(次官クラス)で、今回の為替に関する文言の変更もこの段階でスムーズに決まったそうです。市場は欧州側からの圧力で決まったと考えていますが、実際は米国側の意向でそうなったとのことです。
これが背景になって昨日のFT紙の記事になったとすると、この記事も米欧からのリーク(やらせ記事?)の可能性が高いと思われます。
記事にもありましたが、「原油とユーロの相関性が高い」ことから(全てではないが)ユーロ高(ドル安)を止めることで原油などのエネルギー価格の上昇に水を差す意図も見えます。
現在のところはユーロが下落していますが(G7後から3%程度)原油は高値を更新している状況です。ユーロがさらに下落することになるのかどうかは、この原油価格の趨勢が一つのキーと考えます。引き続き注目していきます。
さらに、金融危機と呼ばれる状況が続いていますが、日米欧の当局が緊密に連絡を取り合っている状況であるとのことでした。

今週の月曜日の読売新聞に載っていた、日本企業の海外資産の引き上げに関する税控除の話も出ました。これは3年ほど前に米国が行った「ホーム・インベストメント法」の日本版と言えます。ただ実現するには国税との話も必要で非常に困難であろうとのこと。もし実現すれば大きな円買いになるのですが・・

あとは取り留めの無い話でした。方向感を失った人達が多いと思われる相場ですが、このまま乱高下を繰り返すことになるのかどうか、注目したいと思います(私はそうではありませんが)。

以上

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