2008年4月14日月曜日

週末のNY市場は、株式の大幅な下落とドル安圧力(株ほどではなかったが)が残ったままで終わりました。
市場が閉まったあとで開催されたG7でしたが、声明文は予想に反して為替への言及が出ました。しかも表現が変更されて(このような変更は7年振りです)。

新聞などを丁寧に読みますと、どうも皆さんこの変更を軽々に扱っているように思えました。

先週のブログにも書きましたが、9日に予定されていた「ブッシュ大統領とユンケル議長等との会談」の結果がニュースとして流れてきませんでした。急遽、流れたのか、それとも隠密裏に進んだのか、分かりません。
また、ポールソン長官と額賀財務大臣の会談も行われました。NHKで会談を終えた額賀大臣に取材したのがありました。その時の額賀大臣は何やら浮かない表情でした。
すべて憶測ですが、声明文での為替への表現の変更がこの時点で決まっていたら、主要通貨に対するドルの下落という意味では、当然円も対象になってくるはずです。
しかし、この時の額賀大臣の表情は、いささか懸念を覚えるものでした。つまり、ユーロに対するものがメインであり、円は対象にならない(あるいは準ずるもの)という話がポールソン長官との間に・・・。
とはいっても、100円を割り込む状況は心理的にもブレーキがかかるのでドル/円は上下動を繰り返すか。

また、この声明文の変更は、米国自身がこれまでの考え方を変えたものととらえるべきでしょう。
これまで、米国は「為替レートは市場が決めるもの」との考え方でいました。ところが市場の急激な動きが米国の考え方を「介入も止むなし」に傾斜した結果と考えています。

もちろん、この声明文を受けて市場が自立反転するほど単純ではありません。
しかし、3月17日をドルの底とするには十分なものとして考えます。ここから市場は介入リスクを考えて行動してくるものとするならば、片寄ったポジションは大きく反転する可能性が高くなったと思います。
ユーロは特に注意を要します。

カナダやポンドも下落余地があると思います。
今日から「おはようFX イブニング」がスタートします。
午後4時半頃にオン・エアーの予定です。覗いて見てください。

ポジションは変わりません。ユーロ/ドルのショートです。

さあ、今週も頑張っていきましょう!

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