2008年3月13日木曜日

場所は、米国ワシントンDCですから、ホストは米国になります。

もちろん、主要な議題は世界的な金融市場の混乱とその要因である米国の景気減速なのでしょう。
政府、中央銀行は結束してこの問題にあたっており、あとは時間の経過を待つばかりに見えます。
ブッシュ大統領は公的資金の投入を否定していますがどうでしょうか。一部には公的資金での住宅ローンの買い入れがあるまでは、混乱が続くとのコメントもあります。

欧州側からは、「米国が強いドルを望んでいる」とのコメントが繰り返されています。当の米国もポールソンが「強いドルは米国の国益」を繰り返しています。
両者に共通するこのフレーズを実現するには、そのような手段があるのでしょうか?
日本ならばすぐに「介入」と答えるでしょうが、欧米当局は介入には否定的に見えます。対処療法でなく根本的な病巣にメスを入れることこそ彼等の本意です。そうはいっても市場を冷やす行為は、例え「口先介入」でも必要ならばやります(その時は実弾介入が視野に入ったと解釈します)。
問題は、その時に近付いたのかどうか、つまり米国が悲鳴を上げ始めたのかどうか。
この見極めがポイントになります。従って、毎日のように報道される当局のコメントにはこれまで以上に神経を使います。何かヒントがあるのかどうか、悩むことになります。

G7まであと4週間ちょっと、この間にドル/円は100円を試しユーロ/ドルも1.56台を試すことで材料が整ってくると考えるのは、私だけでしょうか?
現在の水準で上下動を繰り返していても、状況としては不安定であることに変わりありません。米国も現状の政策の説明をすることで理解を求めるだけのことになりそうです。
であるならば、G7前にもう一段のドル安に動いたところは、一旦、手仕舞うほうがよさそうです。日本の場合は、年度末ということもあり、特殊な取引が乱高下を招く可能性が高くなります。そしてG7を迎えるわけです。

ここからの4週間は、神経戦になります。特に日本は年度末と年度初めで大きな動きが助長され易くしっかりと見て行く覚悟が入ります。

現在の考えを書いてみました。

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