2008年2月20日水曜日

日経平均は、前日比マイナス447の13,310の引けでした。

ダウ指数先物が前日比マイナス50pts以上の下げになり、さらにロングの投げが出たようです。
これを受けて、ドル/円は107.75近辺まで下げています。
豪ドルは更に下げています。従って、クロス円は総じて下げています。

東京時間午後2時15分に時事通信社から流れてきた記事、「信用デリバティブで銀行調査」について。

金融庁がサブプライム・ローンに端を発した金融市場の混乱を受けて、大手銀行などに対して信用リスクを取り扱うデリバティブ(金融派生商品)の取引状況を調査し始めたことが20日、明らかになったということです。
調査対象は、企業の破綻リスクを売買し、損失補償を担う「クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)」。世界のCDS残高(想定元本ベース)は2007年6月末で43兆どる(約460兆円)と、2年間で4倍増に膨張。
大手銀行に対してCDS取引内容の定期的な報告を求めた。保険会社に対しては、業績が悪化している米金融保証保険会社(モノライン)関連を中心に、CDS取引を報告の対象とした、ということです。
詳細は明日の新聞に譲るとして、問題は2つあります(とりあえず)。
一つは、想定される金額の大きさです。
二つ目は、大手行に対して行っていますが、問題はそれ以下の金融機関だと思うからです。

特に二つ目は、小さな金額でも金融機関の規模によっては破綻騒ぎを起こしかねます。
日本は、大手金融機関のCDS残高は、07年6月末で2700億ドル(約29兆円)ということです。この額が大きいか小さいかは、問題ではありません。相対的に(欧米に比べて)小さいのでしょう。
問題は、水面下に隠れているCDS関連の損失が未だ把握されていない(故に今回の調査を行う。欧米も同じく・・G7での確認後か?)点です。

為替市場にはどうでしょうか?
先ず、考えられることはリスクの高い投資には慎重にならざるをえないことです。国債などの(しかも自国のもの)投資に向かわざるを得ません。
日本においても然りです。特に機関投資家にとっては慎重な行動になるでしょう。海外への投資にしても同じです。
万が一、損失が出ている機関投資家がいれば、その損失をカバーするために他の運用を処分する行動も考えられます。

半分以上がポジション・トークかもしれませんが、私の考えているリスクというものの形を述べてみました。このリスクが存在する限り、ドル/円のショートを継続するつもりです。

今晩の欧米市場には、特に注意したいと考えています。
理由は、昨日のNY市場と今日の東京市場(特に株式市場と債券市場)の動きからです。踊り場を抜け出すこともあると思います。

※本レポートにて豊商事株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊商事株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊商事は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊商事株式会社