2008年1月17日木曜日

メルシュECB理事が、「(ユーロ圏の)経済成長のダウンサイドリスクが増大している」と発言したことを受けて、ユーロが全面安になりました。

先日、トリシェ発言から、将来の利上げも視野に入れた「タカ派」的なものだったことからのユーロ高でしたが、一転、昨日は「ハト派」的な内容からのユーロ安となりました。ユーロだけでなく全体にドルショートが積み上がっていたので、ストップを付けたともいえます。

ダウ指数は、安値12392を付けた後、反発して12613までありましたが、引け際に売られて、12466で終わりました(前日比マイナス34)。

NHKの朝のニュースでやっていたのですが、サマーズ元財務長官が米議会で証言を行いました。
内容は、「米景気後退が迫っており、到来すれば金融市場の混乱と相俟って、長く深刻な状態が続くだろう」というものでした。
加えて、FRBの金融緩和政策に依存を続けると低金利からのドル安を招き、原油価格を押し上げかねないとして、1500億ドル(約16兆円)の景気対策の必要性を訴えました。
具体的には、全ての国民に対する税金の還付や失業保険の受給期間延長などを上げ、「景気対策が迫る中で、財政支出を渋るようなことがあってはならない」と述べて、議会に景気対策の策定を急ぐよう求めました。(NHKウエブサイトより)

あえてこのニュースを取り上げたのは、問題の核心を突いているだけでなく、1/25のブッシュ大統領の一般教書の中身との比較にもなるからです。大統領選挙の行方にも影響を与える、サマーズ氏の証言でした。

現状は、まさに「リセッションが迫る」状況ですが、政策を前面に押し出してくることで市場が冷静さを取り戻すことも考えておきたいところです。もちろん、その逆もあるわけですから乱高下は続きます。

といっても私のポジションは変わりません。まだしばらくは様子を見たいと思います。

今日も頑張っていきましょう!

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