2007年11月30日金曜日

ラジオ日経の放送が終わりました。
今日は少し風もあり冬を思わせる天気です。

さて、市場はと見ますと、ドル/円が買われています。高値110.45近辺まであったようです。
日経平均も+140ptsです。日中の高値は+275ptsまでありました。
ドル/円が買われているので、クロス円も高くなっています。
今日は月末ですので、仲値では不足になりドル買い需要が強くなる傾向にあります。加えるに外貨建て投信の設定もありますので、その分「円売り」になったのかと思います。
昨日のブログに書きましたが、本日ロンドン時間午後4時(東京は明日の午前1時)にグローバル・ポートフォリオのリバランスが予定されていますので、予めその取引に備えていることも考えられます。
もしお売りになるなら、その時間帯に合わせて行うことも戦略的にはありうることになります。

外貨建て投信の設定は、毎月末に向かって増えてきますので注意したいところです。仲値についても同じで、月初、月中、月末とある程度の傾向がありますので、毎日の朝10時頃に取引が集中することになります。
このブログでは、このような専門用語を無造作に使ってしまうために皆様に大変ご迷惑をかけることも多いかと思います。申し訳ありません。気がつけば表現を変えたり、注釈を入れたりするのですが、容易ではありません。少々ご辛抱ください。

今夜の「本音で・・・」のテーマは、「大橋ひろ子のデイーリング スタイル」ということで、最近あたっているひろこ嬢にいろいろなお話を伺えれば、と考えています。
参加してくれる(観てくれる?)皆様もこの際ですから質問してください。プライベートなこともOKと思います(多分?)。

ポジションは変わりません。

株価も為替も前日の動きから若干の調整といった印象でした。
株価は終わりにかけてプラスになったのですが、為替への影響はほとんど見れませんでした。

欧州勢の参入時にポンド、ユーロに売りが入ったようです。東欧ネーム(ロシアともいわれる)やチャイナなどがうわさになっていましたが、利食いと思われます。
英国からは利下げを示唆する発言などもありましたが、市場は次回は据置きと見ているようです。近いうちには、と思いますがどうでしょうか。

さて、昨日の為替関係者との会合ですが、興味あるところを以下に記します。

・ サマーズがFT紙(英国の経済専門紙)のインタビューに答えて、「米国は来年にもリセッションに入る可能性が高い」。サマーズは、めったにこういう発言はしないので注目している。
・ リセッションで株が上がるのは変だが、要は金融相場
・ 水曜日の東京仲値は決済日が月末で、普段なら不足(外貨=ドルの不足で買うことの意味)なのにそれを上回る余剰となった。額は小さいがいろんなところから持ち込まれて、合計すると結構な額になった。
・ 輸出は何もしてない。経営者が「ゴー」サインを出さないと予約ができない。従って、毎日上がってくるものを市場に出している状態。水曜日もこういった連中が一斉に持ち込んで11月分をさばいたのだろう。
・ グローバル企業は、ドル/円とユーロ/円の合わせで何とか社内レート(ドル/円110円近辺、ユーロ/円150円近辺か?)に見合ったものにしているところもある。
・ 証券会社は商売上がったりになっている。期待の外貨建て投信は普段の1/3くらいしか売れてない。通貨も豪ドルが人気であとは米国ドル。日本株の不調が個人投資家のふところを窮屈にしている。
・8月の円高局面では、個人投資家が殺到して買っていたが、今回は冷静で見送りが多い。

といったところですか。
参加者は銀行や証券などの現役デイーラーたちで、結構生々しい話も出てきます。印象に残ったものをこれからもご披露します。

ポジションは変わりません。もうしばらく辛抱します。
ドル/円のショートをと考えていたのですが、もう少し見ます。もし変えるとしたら、NZ/円をドル/円にと考えています。微妙ですが、今夜のリバランスも気にはなりますが無視します。

今日は、ラジオ日経とYMTV「本音で・・・」があります。

さあ、頑張っていきましょう!

2007年11月29日木曜日

これから為替関係者との会合に出かけますので、ブログの更新は出来ません。

面白い話がでましたら明日にでもご紹介します。

ポジションは変わりませんがドル/円のショートを加えるかもしれません。今日か明日になると思いますが。

それでは、また明日。

日経平均株価指数は、+339ptsでほぼ高値圏(15,493)で推移してます。

ドル/円も110円を挟んで動いています。株価に反応しているような印象です。

明日は月末になりますが、情報を一つ伝えておきます。
某米系投資銀行による運用ポートフォリオのリバランス(組み換え)が明日のロンドン時間午後4時(東京時間12/1の午前1時)に行われます。
これは定期的に(3ヶ月に1回か6ヶ月に1回、スイマセン記憶が定かでありません)行われるもので、運用先の変更によることから為替が起きることになります。この情報はその金融機関から外部(彼等の顧客)に開示されますので、機関投資家などはすでに知っている情報になります。
今回の大口の取引としては、
ユーロ買い(米ドルで6億ドル相当)
ポンド売り(米ドルで2億8千万ドル相当)
円売り(米ドルで3億ドル相当)
香港ドル買い(米ドルで4億3千万ドル相当)
豪ドル売り(米ドルで9千万ドル相当)
NZドル売り(米ドルで6千万ドル相当)
シンガポールドル売り(米ドルで7千6百万ドル相当)
となっています。

これらの取引が行われると考えてください。しかもロンドン時間午後4時の為替レートが適用されるのでその前からカバーが起きると思います。過去においてもこのような取引がどのように影響するかは、ハッキリ言って千差万別でした。今回はどうなるでしょうか、注意したいと思います。

ロンドン時間の午後4時というのは、このような世界規模での運用をしているところがよく使用する時間帯です。つまり毎日の時価会計(mark to market)に使用するとか、新規の設定に用いるといったことです。欧州と米国が相互に乗り入れている時間帯でもあり、流動性もしっかりしているので説得力はあります。日本の投信などもこの時間帯を使用する場合があるそうです。
この時間帯を別名「ロンドン仲値」と呼ぶこともあります。

私のポジションで考えると反対方向の取引もありますので、ほどほどのインパクトであることを望みます。個人的には、このためにポジションをいじる事はしません。ねんのため。

Kohn says Fed needs to be "nimble" amid turmoil.

コーン副議長は、「FRBは(機転をきかせて)、機敏な対応が必要である」と昨夜の講演で発言しました。この表現が「市場の利下げ期待」に反応した模様です。

米10月耐久財受注はマイナス0.4%(予想はマイナス0.1%)、輸送機器を除くとマイナス0.7%(予想は+0.4%)で悪かったです。
更に中古住宅販売件数は492万戸で予想が500万戸とこれも悪い指標でした。
結果的、経済指数が悪かったことからも、FRBの利下げ期待を後押ししたようにみえます。あるいは、コーン発言も少しバイアスをかけて解釈されたかもしれません。

このあたりになりますと、私自身のポジショントークも入りますので、さらにバイアスがかかりますが・・・

NY株式(ダウ指数)も大幅高で終了しました。プラス331ptsの13,289.5でした。

昨日と一昨昨日と2日続けて、東京午前0時あたりから動きました。偶然でしょうが、経済指標の発表を受けてから動き出したようにもみえましたし、欧州勢が帰り際にポジションを手仕舞ったことが背景にあったことも考えられます。

いずれにしてもクロス円は大幅に上昇しました。
ドル/円が2円近く上昇したことが最大の理由でしょうか。ユーロ/ドルは昨日の水準です。しかしポンド、豪ドル、NZドルなどは昨日よりも対ドルでも水準を上げています(買われている)。

クロス円が上昇したことで、私のポジションも傷んでいます。またスタートラインに立ったというところです。
昨日のブログでも触れましたが、ドル/円は110以上はしっかりとした売り手がいると考えます。多くは輸出企業です。

ポジションは変わりません、もう少し布団を被って寝てます。

2007年11月28日水曜日

昨日、米連邦準備理事会(FRB)は10月の理事会議事録を公表しました。
これによると、0.25%の利下げに踏み切った10月31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の直前まで、公定歩合の引き下げと据置きを求める地区連銀が半々に割れていたことが分かりました。
公定歩合の変更は全米12の地区連銀に発議権があり、FRB本部の理事会がFOMCの方針を踏まえて最終決定することになっています。
議事録によりますと、公定歩合の0.25%引き下げを支持したのが6地区連銀で、残りの6地区連銀は据置きを支持したことが分かりました。

10月31日のFOMCでは、FF(フェデラル・ファンド米国内の短期資金の呼称)金利の誘導目標と公定歩合(銀行などに直接貸し付ける制度)の引き下げをそれぞれ0.25%決定しましたが、内実は公定歩合に関しては結構割れていたことになります。

昨日のレポートでもテーマにしました「今後のFRBの金利政策」にますます混迷を深めたことになります。そういった意味でも今夜、予定されているコーン副議長のスピーチに注目が集まります。

ポジションは変わりません。

昨夜、東京は両国のちゃんこ鍋屋に行ってきました。
友人に誘われたのですが、初めての店で両国界隈では老舗だそうです。
鳥スープにお決まりの野菜や白滝、焼き豆腐が入り、鳥の肉と砂肝、レバー、ハツが入ってました。
鍋とは別につくねや焼き鳥などもあります。要は鳥だけの店。
お酒は白雪の樽酒を冷でいただきました。香もよくおいしかったです。

昼間のこと(血だらけになったこと!)も暫し忘れて美味しい鍋とお酒が全身の傷を癒してくれました。
友人に感謝!

その店はほとんどが予約(しかも4人以上しか受けない)で、フリーとか4人未満の場合は、カウンター席しかありません。7席限定、早い者勝ち!
6時前に着いて最後の席につけたのはラッキーでした。5時から開店なのでちょっと難しいかもしれません。
シメは雑炊。これが他とはちょっと違った雑炊でした。普通はお米のご飯だけですが、麦も入っていてさっぱりとした雑炊になっていました。今度、家でも試してみます。
8時半にはお開きにしましたが、ちょっと前までやっていた大相撲も東京場所でなかった(九州場所でした)ので人もあまり多く出歩いてませんでした。JR両国駅から近くで反対側には国技館と江戸博物館なるものもありました。一度覗いてみたいところです。

寒くなってくると、鍋で一杯が嬉しくなります、というお話でした。

朝方、高く寄り付いた日経平均株価指数でしたが、現在はマイナス80pts程度になっています。
為替も朝方の水準から売られています。

ドル/円は、109円前後だったのが108.40近辺。
ユーロ/円は、161.50以上だったのが160.70近辺。

今日のお昼はさすがに静かと思いますが、どうでしょうか。
昨日からお隣の中国に欧州からサルコジ仏大統領、そして今日はECBのトリシェ総裁とユンケル議長などの金融関係者が中国と経済会合を行っています。
記者会見の予定は聞いていませんが、昼以降に何か流れてくるかもしれません、念のため。

銀行間市場の参加者と話したことでは、ドル/円は109円台にストップもあるが売りオーダーも入っているとのことです。東京の輸出は109円台半ばから110円台ではしっかり売ってくるでしょう。
昨日も外貨建て投信の新規設定がありましたが、順調に売れているとの事です。輸入は下がったところは買うが、追っかけては買わないとのことです。これは輸出も同じで、両者共に戻り待ちなのでしょう。
ユーロ/ドルは、1.48後半から売りあがりのオーダーで、ストップはあまり聞いていません。下は1.4750からストップが入っているそうです。

昨日は、私を含めて血だらけ(やられたこと)になった人が結構いたでしょうから、今日は大人しくしているのでしょう。

住宅関連指数とか消費者信頼感指数などがあったのですが、結局、株価の動向が為替レートの方向を決めていました。
ドル/円は、107円台へ下落したのですが、株価が引けにかけて買われたことから109円台前半までありました。クロス円も同じように売られた後に買われて終わりました。
最近の相場は、参加者の多くが日計り取引に徹しているように思えます。日計り取引とは、ポジションを翌日に持ち越さずその日のうちに手仕舞ってしまう取引です。非常に短期の取引に多くが集中するために1日の値動きが荒っぽくなると思われます。この傾向は今後も続くと考えます。

昨日の東京時間に流れた「アブダビ投資庁のシティグループへの投資(75億ドル)が好感されたのが、株価の背景にあったといえます。
皮肉だったのは、張本人のシティ株が前日比+1.4%で終わったことでした。これは、同じ大手のBOA+2.8%、JPモーガンチェイス+4.0%、金融株インデックス+1.9%などに比べると見劣りします。このあたりの事情はよく分かりませんが、「悪い話ではないが、まだ不足している」といったところでしょうか。

あいかわらずポジションを持ったまま「布団被って寝ている」状態です。ジグザグで下がる傾向なので、正直なところあまり精神的にはよろしくないです。従って、「布団を被って」となるわけです。もうしばらく我慢が続くのでしょう。

相場とは関係ない話。
私の家には、犬が2匹います。1匹は、13才になる雑種で(ラブラドルと柴犬)、もう1匹は2才半になるラブラドルです。どちらも雌です。この2匹を朝と夜に散歩させるのが私の仕事になっていまして、今朝も暗いうちに家の周りをぐるっと回ってきました。大型犬と中型犬なので、結構な力がいります。女房では力負けしてしまうので、私の仕事になっているわけです。今度、写真を撮ってきてここに載せますので、犬好きな人は待っていてください。(犬嫌いな人がいましたら飛ばしてください)

突然、犬の話になりましたが、如何にも「布団を被って」いる状況と理解してください。

さあ、今日も頑張っていきましょう!

2007年11月27日火曜日

だいぶ荒れた動きになってきましたが、少しおさらいをしましょう。

28日(水)に予定されているFRBコーン副議長のスピーチに注目しています。12月11日のFOMCでFRBは「利下げするのかどうか」のヒントになると思っています。

現在の市場の期待(来年に入っても更なる利下げ)とFRBの考え方にギャップが出来ているのではないか?といった疑問に(少なくとも私は思っています)答えることが出来るかどうかに注目します。

現在の米国と英国においては(ECBも?)、短期資金の流動性の問題が依然として存在しています。日本にいるとあまり感じませんが、短期資金の調達は困難を極めています。現実にユーロ市場(国に影響を受けない資金取引市場)では、金利は高いままです。連日行われる中央銀行による資金供給でなんとか息をついています。一歩間違えば、あの「山一證券」の状況もありえる環境になっています。
単純に考えれば金利を下げることで、流動性の問題も解決する方向になると考えがちです。しかし現実には、インフレの問題もありなかなか利下げに向かうのも容易ではなさそうです。
毎日行われる中央銀行の資金オペレーションでなんとか流動性を確保している現状は、単なる時間稼ぎにも思えてきます。
しかも流動性の欠如は、背景に信用収縮という銀行間取引にはなくてはならないものの欠如があり、金利を下げるだけでは何ら解決策にならないとの考え方もあります(FRBはこの考えか?)。

米国の住宅問題は、すでに1年半にわたり減速しています(最近のことではありません)。その間、米国の経済は全体では好調さを維持しています。最新の7~9月期(第3四半期)の米国GDPは、ご存知のように大変力強いものでした。このあたりもFRBにとっては悩ましいところです。

昨日のFT紙(英国の経済専門紙)の記事にあったように、「ドルが引き金になって(ドル安)、原油やコモディティ(商品先物)価格(の高騰)にチェーンのように連鎖している」ことに、FRBが関心を示し始めた、との指摘は興味深いものがあります。
この記事が正しいかどうかは分かりませんが、少なくとも過去3~5年以上においては、ドルの下落とコモディティ価格の上昇は連動しているように見えます。
ドルのこれ以上の下落は、米国にとって正に国益にならない、といった論調が徐々に浸透していくことは考慮する必要があると思います。

YMTVや日経ラジオでも再三再四述べてきましたが、G7における議論や声明文の表現の変更などでも米国ドル、日本円、そして人民元が安すぎる、といったことが注目されてきました。特にトリシェECB総裁の最近のコメントには注意したいところです。
これ以上の「ドル安」に米国自身がリスクを感じ始めると、これまでの動きは大きく方向を変えることにもなります。

米国の利下げとドル安がどのようになっていくのか、今後、市場がもっとも注目するところです。そういった意味で、28日(水)のコーン副議長のスピーチにヒントを捜してみることから始めましょう。

私のポジションは変わりません、ユーロ/円ショートNZ/円ショートです。

まだまだ荒っぽい動きは続きます。
皆様、心して臨んでください。

最後にお知らせです。
今週の土曜日(12/1)に豊商事の札幌支店に勉強会で行きます。
もしこのブログを読んで、私の話を聞いてやろうと思われる方がありましたら、札幌支店に連絡してください。まだ少しですが席はあると思います。
よろしくお願いします。

日経平均は、現在、マイナス70ptsです。
ドル/円は、108.80近辺を付けて現在、108.25近辺です。ユーロ/円も161.85近辺まで上昇して現在、160.95近辺です。
相当なストップ(損切り)を付けた模様ですので、株価動向を信じればこのあたりが中立なのでしょうか。全ては、今夜のNY株価次第になるのでしょう(いつもと同じ)が、特に終値がどうなるかなのでしょう。
今後もこのような揺り戻しは覚悟せねばなりません。単純なシナリオが背景にありますので、ポジションが一時的にも偏っている場合があります。このような時に先ほどのようなニュースが流れますと、思いもかけない動きになりやすいです。
この後、会合に出ますので、しばらく席を外します。
帰ってきましたら、今後の注目ポイントなどをレポートします。

ポジションは変わりません。

このニュースが昼休みに流れて、一気にショートがストップ(損切り)させられました。
総額75億ドルの取引で、シティ銀行はグループの一部門を売却した、というニュースでした。このニュースがもたらすものは、一時的であれシティ銀行の財務を助けることになり、市場は一気にポジションを閉じてきたのでしょう。
日経平均もマイナス200pts 以上だったのが、プラス100pts以上の戻りです。
冷静に考えれば、これで全てが解決したわけではないのですが、やはり相当なポジションの偏りがあったのでしょう。私も日中のポジションでやられました。元々のポジションはそのままです。

東京の昼時間は、要注意になりました。

日計り取引の方たちは、オチオチ昼飯も食べれません。これまでの相場と確実に変わってきた証左ともいえます。
気を取り直して、頑張りましょう!

これといったニュースもなく、引き続き金融機関の損失を巡る話が多かったように思います。サブプライム関連の話はこれからも続くのでしょう。米系大手銀行の大幅な人員削減の話もでていたようです。このような状況の中、市場の注目するNY株式市場がオープンし、最終的に売られたわけです。

欧州時間にクロス円は高値を付けて、その後NY株式の下げと共に売られました。
豪ドル/円  96.35(戻り高値)---92.95
ユーロ/円  161.45 ---159.55
カナダ/円  110.70 ---108.10

上記のような動きをして、安値から戻した水準が現在のレートです。

相場観、ポジション共に同じです。
先週のブログに書いた通り、現在の市場の空気は、円高方向にリスクがある動きとなっています。この辺のところは、今週末のYMTV「本音で・・」の中で詳しく話すつもりです。
このブログでもYMTVでも、双方向でのコミュニケーションがとれますので、奮って参加してください。

2007年11月26日月曜日

ロイター発、中国投資会社(CIC)は、「日本や他の市場への投資は未決定」とするコメントを発表しました。
ドル/円、クロス円共に買われて元に戻りました。

ドル/円は、108.70~75
ユーロ/円は、161.10~15
まで戻りましたが、上値は重くなってきたように見えます。
中国当局の上述したような否定発言がありましたが、今後、運用先の選定の中で日本が候補となることはかなり可能性が高いと思われます。
それにしても人騒がせなニュースでした。
このブログでこのようなニュースに対しての追跡は初めてであり、結果として「何もなかった」ことは良かったのかどうか・・・
一つの学習として、今回のケースをファイルしてくだされば嬉しいですが。
為替と言うものが、様々な材料によって動くことも重要なことです。

ポジションは変わりません、ユーロ/円ショート、NZ/円ショート。

これまでは、株価とクロス円が連動してきました。
つまり、株価が上がるとクロス円が買われ、株価が下がるとクロス円が売られるといった展開です。特に、米株との連動が際立っていました。アジア株や日本株も例外ではありませんでしたが。

先ほどのニュースは、為替と株価がこれまでのような相関性をもたらさない可能性を示したと思われます。これまでは、円高=株安でしたが、今後は円高=株高もありえるということです。

実際のところ、中国がどのように動くのか、現在のところハッキリしませんので、軽々には判断できません。もしかしたらこの円買いの流れの背後にはすでに中国はいたのかも知れません。
ここからの動きに注目したいと思いますが、あれこれ考えるのもまた、楽しからずやでしょうか。

ニュースは「上海発(日経)」となっています。掲載は英字版日経ということですが、電子版には載っているかどうか確認できていません(今のところ)。

そのニュースを読むと、中国投資会社(CIC)はウエブ・サイト上で、日本株の専門家を募集しているとのことから、既報のような思惑が働いたものと思われます。
ちなみに、そのウエブ・サイト上では米国、欧州の専門家も募集しているそうです。

ドル/円は、108.25近辺、ユーロ/円は160.50近辺。
その後は小動きです。
そろそろ株式市場が開きます。

お昼で小動きだった為替市場が、突然、円高方向に動きました。

ドル/円108.70近辺から、108.30近辺。ユーロ/円は161.10あたりから160.55近辺まで。

この背景には、中国が外貨準備の運用(例のSWF--政府系外準運用会社)で日本株への投資に動くのでは、といった話のようです。この連想での円買いが起きたと考えられます。

今、確認したニュース(ロイター発、日経新聞より)によると、「中国の外貨準備運用ファンドによる日本株への投資」というフラッシュが流れました。日経新聞の夕刊でしょうか。

東京時間の午前10時過ぎに、先ず、ドル/スイスが1.1000近辺にあったストップ・ロスのオーダー(この場合は、ドル売り/スイス買い)をヒット(付けました)。続いて、ユーロ/ドルで1.4860近辺のストップ(ユーロ買い/ドル売り)をヒットしました。

午前10時半過ぎには、ドル/円にも売りが入り108.05あたりまで、ユーロ/ドルも1.4930近辺まで付けました。全体にドル売りの波になっていました。

欧州勢が入ってきてもドルは安値圏で推移していましたが、東京時間午後7時18分のニュースで、急変しました。それは、トリシェECB総裁の発言でした。
「日本の当局は、為替はファンダメンタルズ(経済の基礎的要素)を反映すべきと言っている」
「米国当局は、強いドルは米国の国益であるとこれまでも(現在も)言っている」
「無秩序な荒っぽい(Brutal)為替の動きは歓迎されない」
以上の発言から、ユーロ/ドルは1.49台から1.47後半まで売られ、ユーロ/円も161円台から159円台半ばまで売られました。
トリシェ発言にあった「Brutal」の表現については、このブログのバックナンバーを見てください。

結果的には、強い警告が行われたことから市場はドルが買い戻されました。
その後、NY市場では、株価が堅調に推移したためにクロス円が買い戻されて終わりました。
ダウ指数は、+181pts(前日比)でした。

今週も頑張っていきましょう!

ポジションは変わりません。

2007年11月22日木曜日

先ずは、投稿を感謝!
今日みたいに時間が許せば、できるだけ返信します。時間のない時はご容赦のほど。
朝方、下を試したのですが、結局、ショート・スクイーズされてドル/円は109円台、ユーロ/円は162円台まで戻しました。日経平均も一時は、14700を割り込んでいたのですが、戻して15000までありました。
取り立てて材料もないのですが(少なくとも私の耳には入っていません)、手仕舞い(利食いと損切りの両方)かと思ってます。
この後、為替関係者の会合に行きますので、ブログへの書き込みはお休みになります。
月曜日にでも会合のトピックスは書きます。携帯からも入力できるはずなのですが、もう少し時間をください。オフィスから離れても随時、ブログに書けるように努力します。

ポジションは変わりません。

皆様、良い週末を(Have a nice and long weekend !)!

NY市場のオープン前に、再び「FRB利下げ?」にうわさが出たようです。これとは逆に、米コンサルティング会社のレポートで、「FRBの利下げは遅れる?」との話も出てきました。
米国の金利政策を巡る話で、市場は揺れています。いかに金利動向に過敏になっているか、ということでしょうか。仮に、「利下げ」すると「株価上昇―クロス円上昇」となり、「利下げ見送り」ならば「株価下落―クロス円下落」の構図となるのでしょうか。
いつまで続くか分かりませんが、当面はこの構図に変化はなさそうです。

英国中央銀行(BOE)の議事録(11/7,8)が公表され、7対2の投票結果で「金利据置き」が決定したことが判明しました。前回に比べ、一人「利下げ支持者」が増えたことになります。もう少し接戦ですとポンド売りに拍車がかかったかも知れません。

ユーロとスイスが対ドルで、史上最高値を更新しています。この背景には、中東諸国の「ドル・ペッグ制(ドルに自国通貨の為替レートを固定する)」からの離脱の話があるようです。つまり、ドルに固定していたものから、バスケット制(?)に移行すると、ドル以外の通貨を購入する(ドルを売って)ことが考えられます。その際にユーロとスイスが優先して選ばれるのでは、といった憶測からです。

米系投資銀行のオプション・デスクの話。ユーロ/ドルが1.50に近付いてきましたが、「短期間(例えば今週中)にユーロ/ドルが1.50を抜けないと、オーバーシュートということもありポジション調整で売られる。しかし、1.50を完全に抜けると、まったく違った世界に入ってしまう」。
最近の市場は、ユーロ・コール(ユーロを買う権利)で1.50以上を相当買っているので、上述のような話になったのでしょう。

今日は、NYは感謝祭でお休みです。七面鳥の季節です。明日は東京が休みです。
参加者が限られるこのような市場は、流動性に欠けて、予想以上の動きになることもあります。十分、気をつけていきましょう。

ポジションは変わりません。あいかわらず、ユーロ/円ショート、NZ/円ショートです。
それと、このブログに皆様のご意見、ご質問が投稿できるようになりました。できるだけコミュニケーションをはかっていけたら、と考えていますので、よろしく。

さあ、今日も張り切っていきましょう!

2007年11月21日水曜日

午後に入って、クロス円、ドル/円は、日経平均と共に下げました。
安値は、108.90近辺まで付けています。
日経平均も一時、14,770まで下げました。
両方とも現在戻しています。

109.00近辺には、オプションのオーダーもあって、手前で防戦買い、割れると損切りといった動きがあったようです。とりあえず、達成感もありますのでこの後は、欧州勢待ちといったところでしょうか。

最終的には、米国株式の動きに連れて動くのでしょうが、いよいよ「ドル安」局面も正念場になってきました(個人的な感想です)。
108円台前後まで下げると、今度は110円台が戻り待ちの売り場になってくることが予想されます。ユーロも史上最高値を付けていますので、「おっつかっつ」の関係が「円とユーロ」で続くのかどうか、非常に気になるところではあります(ポジション トーク?)。

ポジションは変わりません。

㊟ ポジション トークではありませんが、もう一度皆様に申し上げておきます。
  現在の相場(全体的なドル安地合い)がいつまで続くか分かりませんが、この延長線上にはドル/円の100.00という水準があります。この水準は、過去、当局が最大の注意を払ってきたものであり、迂闊には攻めきれないと思います。しかし、ここを割り込むと逆に売らなければならない人達が大勢いることも想像がつきます。
このようなリスクを認識して取引することは、大変重要なことです。これまでもお伝えしてきましたが、金利差を狙ってする場合、低いレバレッジ(3倍前後?)で長期保有することが必要です。また、8月17日以来、市場の変動率は高く推移しています。このような取引環境においては、売りで入ることも大事なことです。売り買いで利益を取りにいく取引手法もあえて試すには、これほどの環境もありません。
また、今後は当局の口先介入などで市場が荒れることも予想されます。100.00の局面では一層の混乱と当局の出方が注目されます。万が一、「市場のことは市場に任せる」といったこともあるわけで、ここからはしっかりとした自分自身も必要とされます。
目標を決めて、それに基づいた戦略をとりましょう。それには、ストップ ロス(限定的損失)と同時にストップ プロフィット(限定的益出し)も考えて行動してください。
今後もこのブログを通じて、私の個人的な意見を書いていきます。私は私の考えに基づいて、ポジションを取っています。この単純な作業が皆様にいくらかでもお役に立てば、と思ってこれからも書いていきます。

頑張りましょう!

ロンドン昼頃、ユーロ/円 163.41、ドル/円 110.52。そこから下落に転じてきました。

米株の寄り付きは、モービル(石油会社)などのニュースで堅調でしたが、原油が急上昇するタイミングで反転、カントリーワイド(大手住宅金融)の破綻のうわさで、更に売られました。ドル/円は、109.51まで、ユーロ/円は162.13まで付けました。

米株は引けにかけて、大きなショートカバーで急上昇。カントリーワイドの破綻否定報道が材料になったかもしれません。

米10月住宅着工は、+3%で市場予想を上回ったのですが、市場はほとんど反応しませんでした。悪いニュースには飛びつくのですが・・・



ユーロ/ドルは発足以来の高値を更新しています。どうも市場が薄くなってきたような印象です。時期的なものもあるのでしょうが、流動性に欠けてきた(変動率は高い)ことは危険な兆候です。

早朝の東京もヘッジファンドの買いでユーロ/ドルが高値更新。ドル/円でもドルが売られてきたので、クロス円は下落しています。



ユーロ/円で見ますと、最近のレンジ160.50~163.50の中で行ったり来たりしています。ドル/円は、109円台と110円台の上下動を繰り返しています。

全体にはドル売りの流れが続いています。ということは、株安の流れも続くとみるべきなのでしょうか。



一喜一憂してもしょうがないので、布団被って寝てます(大橋さんに倣って?!)

ポジションは変わりません。

2007年11月20日火曜日

昼過ぎから、日経平均、ダウ指数先物、クロス円と大幅に戻しています。

銀行間市場で流れている「うわさ」として、今晩、米国FRBが緊急会議を開く、といったことです。さらにその会議で「緊急利下げ」に動くのでは、といったことも流れています。

どうでしょうか、まったく分かりませんが、事態を見守りたいと思います。
こうなると、逆に何もなければ今まで以上に株が売られることのリスクが増えたように感じます。

ポジションは変わりません。

昨日の欧米市場は、これまでの流れが継続していることを裏付けました。

・ 欧米株式の全面安
・ コモディティ(商品先物)下落
・ 新興国通貨の下落
・ 債券市場のスワップスプレッドの拡大(国債などと一般の社債の利回りが拡大)

以上のような現象が現在起きています。
これは、リスク資産をアンワインド(unwind/縮小、手仕舞い)する動きが続いていると解釈します。欧米企業の年度末に近付いていることも一因と思います。

また、金融機関への懸念も引き続き強いものがあります。

・ スイス Re保険会社が12億スイスフランの評価損を発表
・ シティーバンクが「売り推奨」に格下げ
・ 英ノーザンロック株が21.4%の下落

などのニュースが新たにでました。
世界中がサブプライム問題に振り回されてきました。なんとなく暗い雰囲気の年末になるのでしょうか?引き続き、注目していきたいと思います。
やはり「大きな調整局面に入っている」状況にあると考えています。

「米国株の下落は、クロス円の売り」という図式は続いています。
金曜日に大幅に戻したクロス円でしたが、その多くを吐き出してしまいました。(ウップス、英語で「オッと」というような表現ですが、なにやら飲みすぎた時の行為に似ています・・・)

先週末に「本音で言わせて!」でお話したのですが、市場の動きに変調があるということから「Unwind/Rewind」のテーマでした(ご記憶にあるでしょうか?)。
シカゴIMMの11月13日付けの残高が週末に発表になりました。興味深いので抜粋しますと、

            ユーロ    ポンド    円     豪ドル   カナダ
10月16日     108,000 44,000 -32,000 72,000 91,000
11月6日       97,000 67,000 5,000 68,000 70,000
11月13日      86,000 44,000 39,000 47,000 58,000

となっていました。
「円」のところに注目してください。10/16に「円ショート32,000枚(円の売りで32,000枚)」となっていますが、最新の11/13付けでは「円ロング39,000枚」に変わっています。円の1枚は、12,500,000円です。
これは、円ショートの手仕舞いが起きて、さらに円ロングを作ったことになります。これが上述した「Unwind/Rewind」にあたります。先週末では、私の印象で述べたのですが、はからずもシカゴのデータによって確認できたことになります(安堵、ホッ。)。
この他にも、ユーロ、ポンド、豪ドル、カナダと軒並み、ロングポジションが減少してきています。このことは、クロス円が売られたことと繋がる動きでした。
今後も継続するかどうかは分かりません。毎日、市場の動きなどで推測するしかありませんので、気がつきましたらこのブログでお伝えします(努力します)。

ポジションは変わりません。

今日も頑張っていきましょう!

2007年11月19日月曜日

仲値までドル・円、クロス円共に上げていたのですが、その後じりじりと下げています。
興味を引いた点としては、

1.) ドル/円、クロス円での日本の銀行(メガ バンク)の売りが目立っていた
2) ユーロ/ドルが1.47に近付くと、売りで目に付く欧米の投資銀行がいる。この投資銀行は、先週か
   ら同じようなオペレーションを行っている。今日も上で売りサイドにいた

以上の2点です。どちらもその背景は分かりません。自分たちのポジションの可能性もあります。

また、この後、東京時間午後7時半からトリシェECB総裁の記者会見が予定されています。これは、BISの10ヶ国会議の後に行われるものです。G-20で、あまり為替についての意見が目立たなかったので、何か出るかもしれません。出ないかもしれませんが。

ポジションは変わらずです。

先週末の欧米市場では、朝方、ドル/円、クロス円ともに売られましたが、米国株価がプラスに転じてからは、ショート・カバーで高く引けました。
アジア・ネームの買いが目立っていたということで、アジア時間からの動きを思い起こせばさしたる驚きではありませんでした。
週末のG-20 では、声明文に為替のこともなく、記者会見でも特筆すべきものはありませんでした。会合前にカナダ、円等々がある程度修正されていたことも影響があったと考えています。中国人民元に関しては、相変わらず「一層の柔軟性」を求める声がありました。中国側からもそれに答えるべく、「バンドの拡大」の可能性について発言がありました。
オペック総会も同じく声明文を発表しました。会合前に話されていた、「ドル安」についての言及はありませんでしたが、増産についても決定的なことはなかったようです。
また、UAE側から発言のあった「ドル・ペッグからの離脱」については、サウジやバーレインは同調しない旨の発言がありました。
概ね灰色決着との印象で、黒白をつけることは避けたようです。むしろ、米国のサブプライム問題の今後を注意深く監視していくことが優先されたようです。

早朝から、若干クロス円、ドル/円が売られています。
NYの終了にかけて、相当なショートカバーがありましたので、それほどのポジションの偏りになっていないのでしょう。ここから仕切りなおしになるのでしょうか。
今週は、休みが入り市場の流動性も若干、緩みます。短期取引のヘッジファンドやロシア、中国ネームが市場を動かす状況は変わりません。
米国株式の動向が為替市場にも反映されることもまた変わらないと思います。

ポジションは変わりません。ユーロ/円ショート、NZ/円ショート。

さあ、今週も頑張っていきましょう!

2007年11月16日金曜日

朝方、ご報告したように午前中は「投信の設定」と思われる買いで、ドル/円が110.65まで、ユーロ/円が161.80近辺まで上昇しました。その後、売られて109.80と160.55近辺まで下落しました。
日経平均の下落が寄与したのでしょうが、それにしても大型の投信設定の「円売り」はどうしたのでしょうか?
考えられることは、(1)設定額の一部しか売れなかった(2)前日から(海外で)あらかじめ買っていた(ロングのポジションを作っていた)、といったことが考えられます。真相は分かりませんが、この後の市場動向がヒントをくれるでしょう。
もし、(2)の場合ですと、欧州からNYにかけて相当な金額でドル/円に売りが出ていたことになります。また、この投信の8割以上がブラジルに絡んでいたので、NYに入ってからさらに円売りが出る可能性も残ります。設定額が満額ですとおよそ50億ドル分になりますので、少なくありません。

今夜のYMTVは、大橋さんとの共演で「本音で言わせて!」です。
テーマは、「Unwind/Rewind(調整局面入りか?)」を予定しています。

是非ご覧ください。ご意見、ご質問などガンガン受け付けますのでどしどし参加してください。

ポジションは変わりません、ユーロ/円ショート、NZ/円ショートです。
尚、通貨別の割合はユーロ/円(75%)、NZ/円(25%)になっております。
ポンド/円でしたらよかったのですが、そうも言えません。

それでは後ほど。

本日、東京時間に大型投資信託の設定があるそうです。従って、クロス円は底堅くなるとの話がでています。もしこのような状況でもクロス円が上がりきらない時がリスクになりますので、注意してみてください。

今日は、お昼に「ラジオ日経」があります。そして夜は「YMTVの本音で言わせて!」です。
よろしく!

昨日の欧米市場では、週末のG-20の話で盛り上がっていたようです。個人的には、市場で注目するような「統一行動(介入?)」への合意はないと考えます。また同じように、米国の「双子の赤字」を縮小するべきとかの議論になるのでは、と思います。

さて、昨日は私がオフィスを離れてからクロス円が下落しました。切っ掛けはポンドでした。英国の経済指標の発表で、利下げが早まる(?)との観測になり売られました。ドル/円も111.00以下に多少のストップロスがあったようです。

最近の市場動向の背景にあることを米系投資銀行のレポートからご紹介します。

・ ドル短期金利の上昇
 米国ドルの短期取引は、東京時間から資金(ドル)の出し手不在とのことです。1日ものから3ヶ月も
 のまでのドル金利が急上昇しています。このような状態は、サブプライム問題が騒がれ始めた8月9
 日に似ているとのことです。
 最終的にNY市場で、連銀による資金供給で午後になってようやく落ち着いたようです。

・ 質への逃避(fly to quality)
 連日の金融機関の追加損失報道、短期金利取引市場の混乱などにより8月の出来事が脳裏をかす
 めたこともあって、株価は欧米ともに軟調になっています。
 NY時間午後には、トルコ軍がイラク北部へ侵攻したとのうわさ(イラク当局は否定)もあって株価が
 下げました。質への逃避が起きており、株から債券へ(長期金利は下げています)の動きも活発化し
 てきています。この中で円ショートを手仕舞う動きと新たに円ロングを作る動きがでたようです。
 欧州系銀行による大量のドル/円売りの声もあったようです。

・ 資金供給
 FRBは、3回に分けて合計472.5億ドルの資金供給を実施しました。連日、このような巨額の資金供
 給が行われています。カナダ中銀も小額ですが、15.6億カナダドルの供給。FRBによる472.5億ドル
 という規模は、2001年9月のテロ以来の額だったようです。

あえてこのようなレポートを紹介するのは、米国だけでなく欧州でも同じような状況にあることを認識してもらいたいからです。日本にいると、まったくこのような雑音が聞こえて来ず、世界で起きていることが見過ごされるリスクがあると考えたからです。
特に昨日の出来事の中で、「欧州系の銀行による大量のドル/円売り」が注意を引きました。このレポートの作者は、「質への逃避」の中で、円への投資が起きた可能性もある、との指摘でした。
多分、国債を買うのでしょうが、これまで見れなかった動きなので注目しておきます。

私のポジションは変わりません。

さあ、金曜日です。あと1日、頑張っていきましょう!

2007年11月15日木曜日

ここまでの市場は、極東ネーム(中国?)が売ったり買ったりしています。ロシアネームは聞いていません。

ドル/円は111.50以上は売り手が控えているように見えます。といっても下も111.00を試していないので、なんともいえません。しっかり出合っているのは、111.10~111.50の間です。
ユーロ・ドルは、1.4700を試していませんが、神経質にみえます。ポンド・ドルは2.06以上に売り手が待っていそうです。オセアニア通貨も狭いレンジの中で小動きでした。
今日の一番の取引は、ポンド・円になるでしょう。昨日の今日ですから、材料も新鮮で動きやすかったかもしれません。

今夜も米国株次第ですかね。

ポジションは変わりません。
また明日、Good Luck !

投信協会のホームページから、先月(10月)の投信残高を見てみますと、予想に反して外貨建て投信は1兆2千5百億円の増加でした。
ご承知の通り、9月末から「金融商品取引法」が施行され、売り手(銀行とか証券会社など)が自粛したことを聞いていましたので、これほどの増加になるとは思っていませんでした。先月は、新規の設定も普段の1/3程度しかなく、この増加は驚きです。
確かに10月の初めから「円売り」圧力が強く、117円台での推移だったわけです。円売りの背景としてこの外貨建て投信が寄与していたことが推察されます。
今月に入って、ドル/円が久しぶりに110円を割り込みました時も個人投資家や機関投資家などが一斉に「円売り」に動いたようです。
やはり、為替も需要と供給の経済原則が有効です。投機と呼ばれる短期のヘッジファンドは、買えば売るわけですし、売れば買い戻す連中です。多少の時間的なギャップがありますが、均せば「プラス・マイナス=ゼロ」です。
世界的に株式市場が軟調になる中、果たして日本の個人投資家はどう動くのでしょうか?

日経平均がマイナス幅を伸ばしています。ただ今、マイナス103ptsです。

日経平均は、現在マイナス30pts,中国株は上海、香港共に若干のマイナスです。
昨日のNYに敬意を表して(あるいは追随?)いるかのようです。

今日は、ゴトビ(月の内、5と0のつく日を称してこう呼びます)ですので、仲値のドル買いが多かったようです。それと、NYのポジション整理もあったのでしょう、ショートカバー(売り持ちの買戻し)があったような印象でした。
今日と明日は例の利払い(外債の利息分)があり円買いもあったと思います。輸出も111.50以上で少し出たかどうか。いずれにしても仲値の後は、株価の動きに連動しているようでもあります。
まだ欧州勢は来ていないようです。ゆっくりしていましょう。

ポジションは変わらずです。

BOE(英国中央銀行)は、日本時間午後7時半にインフレ報告を公表しました。
内容は、「英国のGDP(国内総生産、経済成長を表す)は緩やかなものになる(リスクは下向き)、住宅価格も低下する兆しがある。CPI(消費者物価)も今後は、穏やかなものとなるだろう」とのことでした。これを受けて、BOEの次の政策金利の変更は「利下げ」になると市場は受け止めたようです。
英ポンドは、この発表の後、対ドル、対円、対ユーロで大きく売られました。

米国株式は、オープニング以降買われていたのですが、最後の最後に売られてマイナス92ptsで終了。

カナダ財務相は、「今週末のG-20では、統一された行動をとる(為替に関して)ことは期待してない」、「G-20では、世界の不均衡が増加していることを速やかに認識することを希望する」、「円に関連したキャリー・トレードについては、これまでと同じように懸念している。」と発言しました。
カナダ/円は、NY市場では117円台まで買われたのですが、結局、114円台まで売られて終わりました。
米国株式が売られて終わりましたので、クロス円は全体で高値から下落して終わりました。米国株式との相関関係は依然として有効です。

私のポジションは変わりません。ユーロ/円ショート、NZ/円ショートです。

東京は今日も秋日和です。
今日も頑張っていきましょう!

2007年11月14日水曜日

日経平均は、ほぼ高値引けの前日比+374ptsで終了しました。中国株は上海、香港共にあげております。昨日のNY株式を好感しており、日経平均も影響しているのでしょう。
昨日は、久しぶりの110円割れということで。個人投資家や輸入、機関投資家などが結構、買いを入れていたようです。
今日もクロス円は朝から比べると、大台を替えています。このあとの米国株式の動向が影響を与える図式に変わりはないでしょう。
何処まで戻すかは分かりませんが、依然としてポジションの変更はありません。しばらくは様子見を決め込みます。
日本の当局の発言が効いているとの話もありますが、これに関しても当局は「円高のスピードが速い」ことが問題であり、クロス円などを考えれば介入ができるとも思えません(個人的には介入はないと考えています)ので、やはり依然として円高リスクが高いと考えます。

それでは、また明日!

日経平均も前場を+278ptsと強いです。ドル/円も仲値までは買われましたが(111.30まで)、また111円を割り込んでいます。ユーロ、ポンド、オセアニアなどはNY終値より買われています。
朝のニュースでやっていましたが、中東のUAEがドル・ペッグ(ドルに固定する)から離脱し、バスケット制を模索することを検討し、湾岸統一通貨を進めている他の国々(サウジやクウエートなど)と話す、というニュースだったように記憶しています。
このことからユーロなどの通貨に思惑買いが入っているように感じます。思惑なのか、実需なのかは定かではありませんが、欧州が入ってくると分かると思います。
クロス円はNYの終値より買われています。

ポジションは変わりません。

そろそろお昼です。

米国株式が高値引けに近い終わり方だったために、クロス円、ドル/円ともに急反発して終わりました。
米国投資銀行大手のゴールドマンサックス(GS)のCEOが、「大規模な評価損の発生は、予想してない。住宅市場も徐々に回復するだろう」との発言から、株は一段の上昇。市場は、大手投資銀行のGSが巨額の評価損を発表するのではないかとの思惑もあり、この発言を好感しました。
米国株式も5日連続の下落だったわけですから、昨日のような反発も自然な動きと考えます。しかし、ここからどんどん上げていくかというと、やはり難しいと答えざるを得ません。
私のポジションは変わりませんので、今週の月曜日の朝の状態に戻った(収益が)ことになります。なかなか思い通りになりませんが、もう少し辛抱して継続していきます。
これをお読みの方で、何故一度利益確定をしないのか?といったご意見をいただきます。先月の22日(G7後の最初の日)にユーロ/円が160.50まで下落した時もそうでした。特にショートでキャリーしていますと、いわゆる金利差の払いを気にする方が多いです。私も毎日、ロールしますので払ってはいるのですが、全てが為替レートに含まれていますので、あまり気になりません。別勘定で精算されていれば目に付くのでしょうが。
8月17日以前ならば、たしかに金利差を意識して取引をしないといけない相場だったと思います。しかし、それ以降、相場が変わりました。これまでのレンジから離れて上下動の振幅も大きくなりました。従って、売りでも買いでも金利差を考えずに取引することがとても重要な局面に入ってきたと考えています。
つまり、(何度もいいますが)今回のポジションについては、相場が相当大きな調整局面に入ることを予想して作りましたので、多少の上下動ではポジションを外したくないのです。もちろん、最初からストップロスは入れてあります。
この結果がどうなるかは分かりませんが、正直にこのブログあるいはYMTV「本音で言わせて!」の中で皆さんにご報告します。
君子は豹変す、ですから、このポジションを急にひっくり返すこともあります。まあ、のんびりいきましょう。

2007年11月13日火曜日

今日もロシア・ネームが活躍していました。このロシア・ネームと言うのは、東欧系の銀行のことです。あまり聞いたことのないところ(複数あります)ですが、ルーブル(ロシアの通貨)でのロシア中央銀行の介入などにからんでユーロの取引を大きく手がけているところです。
ポンドやユーロそして円にも積極的にしかけてきます。
朝方からみますと、ドル/円、ユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル、NZ等など、全ての通貨がNYの終値から大きくリバウンド(回復)しています。クロス円も同じです。
このような動きをみると、とりあえず底を付けたかのように感じる人もいて当然です。この中で、印象に残ったことは、ドル/円で110.00をはさんで小動きを繰り返している。ユーロ/円は、161円以上で抵抗にあっている。ユーロ/ポンドは、0.7070前後で小動き(ユーロとポンドは平行して動いている)。以上のようなところです。
この後の米国株式を見てみないと分かりませんが、全体にドル売り傾向は継続しています。その中で、ユーロ/円の161円が昨日の162円のようにみえます。

私のポジションは変わりません。

それでは、また明日! Good Luck!

午前11時50分に額賀財務大臣が記者会見を開きました。事前に予定されていたので、「もしかしたら・・・」という危惧もあり、市場は一旦、ポジションを手仕舞ったようです。
ドル/円は110.50、ユーロ/円は161.05まで買われました。
結局、記者会見での発言は、「福田首相と来年度の予算案を話した」、「福田首相とは為替については話さなかった」とのことから、円が買われました。ドル/円は109.90、ユーロ/円は160.10まで。
日経平均は、現在マイナス126ptsで15,070です。
中国株は、上海が若干のプラスですが、香港はマイナス568ptsになっています。

やはり、ドル/円が110円を割り込んだことから、当局の動向に目がいくようです。この傾向は特に東京市場で顕著です。これまで、何度となくこのような動き(円高)に対して介入という手段を用いてきたのですから、無理もありません。多くの東京参加者の脳裏に刷り込まれています。
個人的には、現在の日本の立場はこれまでのように安易に「市場介入」をおこなうことは難しい、と考えております。例え、100円を割り込んだとしても、と考えていますがどうでしょうか。

今朝、為替チームの若い衆から質問を受けました。
「円を買う理由がないのに、どうしてここまで円高になったのでしょうか?」
これに対しての答えは、「需給が変化したことが第一、二番目は世界市場の動きが微妙になってきたので投資家心理に変化が生じてきた」でした。
先ず、10月の投信の売れ行きがよくなかった。もちろん「金融商品取引法」の施行が、売り方(証券会社や銀行など)に自粛させたことが大きな理由でした。売り方が自粛するのですから売り上げは伸びません。加えて、サブプライムに関係するごたごたから世界中の株式市場が調整局面を迎えてしまったために、投資家心理に水を差したことが上げられます。
おかしなもので、あれほど動かなかったドル/円が動き出しますと(円高に)、円を買わなければならない人が増えてくることです。これは仕組み債などでオプションなどを組み合わせて、ドル/円がある水準を越えると、権利が消滅したり、有利な条件が消えてしまうものがあるためです。つまり、その水準(105円とか100円)を割り込むとストップロスと同じで売らなければならないことになるのです。
また、これまで3年以上にわたって円買いを行わずに円の借り入れで済ませてきたところも、どうするか悩む水準になってきました。長い期間、同じような傾向が続いた場合に、このような偏ったポジションになりやすいことはこれまでの歴史が語ってくれます。
もちろん、そこにいってみなければ何が起こるか誰にもわかりません。もしかしたら介入があるかもしれませんし、投資家が大挙して海外投資を増やすかもしれません。誰にも分からないのですが、リスクの存在だけは分かります。
最近、為替を始めた人にとっては、未知の領域に入っていくわけですから、自分のポジションの管理と戦略の点検をもう一度しましょう。

最後になりましたが、日銀は政策金利を0.5%に据え置くことを決定しました。
この後は、福井総裁の記者会見の公表が午後4時半頃に流れてきます。

ロイター発午前9時48分、額賀財務大臣は、「株式、為替市場を注意深く見ている。適当なら(この動きに)反応する」と発言しました。同時に「昨日の福田首相の発言は、特別な為替レートの水準を念頭に置いたものではない」とも述べました。
最初の発言はこれまでと比べてトーンは強いものがあります。いわゆる「口先介入」に近いもので、これまでとは違います。多分、円高のスピードが速いことから市場に釘をさしたものと考えられます。
市場は反応しております、ドル/円は110円台に戻し、クロス円も1円以上買い戻されています。
日経平均も最初売られたのですが、その後戻しています。

このように市場が反応している時は、ガス抜きが行われていると考えていいと思います。
ポジションは変わりません。

何とか前日比プラスで動いていた米国株式でしたが、結局、最後に売られてマイナス55pts で終わりました。クロス円が更に売られました。欧州勢が参入した時は、例のロシア ネームがクロス円を買い上げたのですが、続かずにアジア時間よりも下げてしまいました。ここで目に付いたことは、



・ 株価下落―リスク リダクション(ポジションの縮小)―商品先物(原油や金等)利食い―資源国通貨

  売られる―クロス円下落



といった一連の動きだったような印象でした。



欧米各国の企業は暦年で会計年度とするところが多いので、11、12月は年度末になってきます。例えば、ヘッジファンドなども11月を決算月とするところが多いようです。従って、これまでのポジションを手仕舞う、利益確定といった動きも出てきます。逆に新たにポジションを作る時期としては、クリスマス明けでしょうか。
加えるに、11月は債券の利払いが集中する月でもあります。2、5、8、11月はこの傾向がありますので、今月も15日前後は注意したいです。(これは「円買い」要因です)
印象としては、今回の動きは第一波としてとらえています。この後、第二、第三が来るのかどうかは分かりませんが。しかし依然としてリスクは下落にあります。鍵は米国株式と言うことになるのでしょうが、昨日の中国株も調整としては小さくありませんでした。
11月になって、ポジションの調整が起き易いところに株式やコモディティ(商品先物)で調整が起きてきました。このような動きの延長線上で為替市場も調整が入っていると考えたいです。

個人的には、この動きがまだ終わってなければ、リスクはドル/円で100.00を割り込むかどうか。それとユーロ/円で150.00を割り込むかと考えています。この水準に来なければ、株式市場も落ち着くのでしょう。しかし、この水準に近付く時はさらに調整を強いられることになるのでしょう。

私のポジションは変わりません。ユーロ/円ショート、NZ・円ショート。

さあ、今日も頑張っていきましょう!

2007年11月12日月曜日

クロス円が買われています。某欧州系銀行からは、ロシア・ネームが買っているとの事です。この連中はポンドやユーロで暴れますので、注意しましょう。
欧州の入り時や、東京の早朝といった比較的参加者が少ない時を狙って動きます。これまでも何度か名前が出ていますので、相変わらず元気なところをみると少なくとも、やられている訳ではなさそうです。

今晩は、NY市場は銀行が休みです。従って、為替は参加者が少ないと思います。株式とコモディティ(商品先物)はオープンします。

ポジションは変わりません。

それでは、また明日!

朝方は、警戒感もあり110.50以上で推移していましたが、午前11時17分ロイター発で町村官房長官のコメントが伝わりました。
「円高は、日本経済全体では良いことだ」
「政府は、特別な水準を想定した介入をやる計画はない」
どちらも英語で流れたものを勝手に訳しました。

最初は、ストレートに反応しなかったのですが、徐々に円が買われて、タイトルどおりの水準まで付けました。今後、財務相筋からコメントがでてくる可能性もあります(多分、夕方?)。そのような要人発言で上下動をくりかえすと思われます。
個人的には、99%以上の確率で介入はないと考えています。これまでのG7などでの日本側の発言から、市場介入をするということは中国と同じ行為をすることになりますので、欧米の理解を得にくいと思います。ポイントは100円を切っても介入がないのか、どうかになるでしょう。
もちろん、そこまでの円高は想定しにくいと思いますが、現在の水準は6月22日に付けた、124.14からすでに14円以上の円高になっています。
相場というのは面白いもので、下がれば下がるほど売らなければならない人もでてくることです。「こんな水準で何で売るの??!!」といった時です。その辺までくると、実は相場はオーバーシュート(行き過ぎ)になってきますが・・・

私のポジションは変わりません。
どのくらいに利食いの水準を置いているかと聞かれます。
とりあえずの目標は、年初の157.15近辺です。この水準を割り込むと年間でのユーロ/円が陰線となり、過去8年は陽線(年足)だったのでここでの陰線への転換は重要です。そのためにも、年末の引け値が注目されます。
その次の目標は、8月に付けた、149.25になります。
いやはや、まだまだ道は遠く険しいものがあります。私の感覚としては、まだまだ始まったばかりにおもいますが、いかがでしょうか?

先週の金曜日のおさらいです。

米国9月の貿易収支は、564億ドルの赤字(予想は582億ドル赤字)で予想より良かったです。これは最近の傾向ですが、市場は経済指標に鈍感です。目はサブプライム関連の話に向いています。

英国バークレイズ銀行が資金繰り不安の話が出て、同株が一時8%安と急落。サブプライム関連の金融機関の損失の話は未だ続きそうです。
米国の大手銀行、投資銀行が第4四半期(10~12月期)に100億ドル超の追加評価損を計上するのではという見通しもでているようで、これが米国株式全体の足を引っ張っています。
カナダの銀行、ドイツの保険会社、米国の中堅銀行等々、聞こえてくる話はサブプライム関連の話ばかりです。
日本の金融機関も損失を発表しましたが(野村證券やみずほ証券等)、限定的です。これは不良債権処理のために、ふところ事情が悪く手を出せなかったことが、結果として良かったことになるのでしょうが。

ダウ指数(米国株式)、マイナス223ptsで終了
ドル/円は110円台に下落
クロス円は全体にうられました

ドル/円の下落が急です。とりあえず、110.00を壁にして揉み合うのでしょうが、再度試して抜けていくリスクが高いでしょう。当局のコメントもあるでしょうが(ピッチの早いことに対する懸念?)、実弾介入はこの水準では考えられません(100円を割り込むと事情が変わるでしょうが)。従って、上がったところは丁寧に売りたいと考えます。

ポジションは変わりません。ユーロ/円ショート、NZ/円ショートです。

2007年11月9日金曜日

香港株は現在、+429pts,上海株は強弱まちまちです。

ラジオで申し上げた「G-20会議」は、11月17~18日に南アフリカのケープタウンで開かれます。まだ先の話ですが、注目しましょう。(この件については、朝方のブログに書いてありますので参照してください)
少しクロス円が売られています。NZ/円が売られ気味に見えますが、まあ、ポジショントークと思ってください。

もう少し、ポジショントークをしましょう。
個人的には、米国株、日本株はまだ売られると思っています。それと金などのコモディティも調整段階に入ると考えています。自ずとクロス円も調整に入っていくと勝手に考えています。
史上最高値とか30年ぶりの高値等々、最近の市場を巡る話題は過熱しています。そろそろ政治的な介入が市場に入ってきてもおかしくはないです。問題はそれがいつなのか、です。
継続して保持しているポジションもあまり長くなると、コストもかかりますので、今月中には流れが見えてくることを期待します。

朝晩、少し冷え込んできましたが、皆様の健康を祈念して欧州勢を待ちます。
私のポジションは変わりません、ユーロ/円ショート、NZ/円ショート。

Good Luck!!

またまたサブプライム関連の話が市場に出ています。
米系大手銀行がサブプライム関連で損失が出ているとの話です、
それが原因で、ドルが全面的に売られています。
どうでしょうか?損失が出ていても驚きではないのですが、反応しすぎ?ではないでしょうか。

そろそろラジオ日経の放送がありますので、溜池まで行ってきます。
短波放送が聞ける方は、是非スイッチを入れてください。

イベントが多い日でした。
先ず、英国の金利据え置き。この後の声明、記者会見なしでした。続いて、ECBも金利据え置き。トリシェ総裁は記者会見で、インフレについて言及していましたが成長のリスクと相殺されることも述べていましたので、それほどの利上げ期待には感じませんでした。
トリシェ総裁は、「為替のひどく荒々しい(brutal)動きは歓迎せず」と発言。しかし、これ以上の言及は意識して控えていたようにみえました。
このbrutalという表現について、米系投資銀行のレポートが面白い分析をしていますのでご紹介します。
下の簡単な表は、過去に「brutal」と表現した時の3ヶ月前と3ヵ月後のユーロの貿易加重指数の動きです。貿易加重指数といっても大まかなユーロ/ドルの動きといってもいいでしょう。

3ヶ月前からの乖離幅       3ヵ月後の乖離幅
1/12/04           +4.2% -4.9%
11/8/04 +2.4% -0.9%
11/8/07 +3.0% ?

「+4.2%」は、発言までの3ヶ月間でユーロ が4.2%強くなったということです。これによると「brutal」発言は初めて使った2004年1月12日から3ヵ月後には4.9%、ユーロが弱くなったということです。それから10ヵ月後にも同表現が使われましたが、その時は0.9%しか弱くなりませんでした。
さて、今回はどうでしょうか? 注目してください。

この他には、カナダからのニュースが多くありました。
カナダのフラハーティ財務相は、「政府はカナダドル高を懸念している」「来週のG20会議においてドル安について議論する。米国のドル安問題がG20会議の最重要議題になるだろう」と発言。
ケベック州知事は、「首相とカナダドル高の経済への影響について議論したい。ケベック州やオンタリオ州の輸出主導型の製造業に対して、カナダドル高は深刻な影響を与えている」
ちょっと昔の日本政府の発言を思い出してしまいますが、なにやら政治が動き出しそうな気配です。
来週のG20会議に注目。
このような中で、カナダドルは弱くなりました。対ドルで0.93台、対円で120円がらみです。しかし前日の水準を越えるまでにはなっていません。

ドル/円は、113.38まで買われましたが、その後米国株式の下落と共に売られて112.24まで。しかし112.30以下はしっかりとしたビッド(買い手)があったとの報告もありました。

バーナンキFRB議長、「米国経済は来年半ばまで低成長が続き弱い」との発言がありました。

ドル安が全体を支配していますが、まわりが騒々しくなってきました。
私のポジションは変わりません。

今日も頑張りましょう! 気がつけば金曜日です。

2007年11月8日木曜日

本日、東京時間午後9時にBOE、それから45分後にECBが政策金利を発表します。
市場の予想は、据え置きですが、一部に英国は0.25%の利下げと言うものも出てきています。
ECBはトリシェ総裁の記者会見が注目されます。市場はインフレ懸念が前面にでてくる「タカ派発言」により、12月の利上げを示唆するのでは、と予想しています。
例によって、私はいささか異なります。やはり「ユーロ高懸念」が出てくることを期待しています。もちろん、英国は利下げに踏み込むことを期待しています。欧州は今回のサブプライムによる金融収縮の余波を受けており、実態は米国以上かもしれません(ポジション・トークではありません!)。

その結果から市場が荒っぽい動きになると思います。そして、米国株に注目が集まっていくのでしょうか。今晩もなかなか眠れません。

ポジションは変更なし。

それでは、また明日!

日経平均は、前日比マイナス427ptsと米国株式が売られた流れを引き継ぎ弱い状態が続いています。香港はマイナス1085pts、上海もマイナスになっています。アジアは全体でもマイナスです。

ドル/円は、戻しても113円が壁になっております。クロス円は早朝の安値から買い戻されましたが、またズルズルと落ちてきています。

少しおさらいをしましょう。

10月からの動きの中で目に付くことがあります。
まず、ドル/円ですが、G7(10/19)後に113.25まで売られましたが、戻して115.90でした。そして昨日から今日にかけて下落して112.00までありました。この115円台は当面、キャップされる可能性が高いと思います。これは8月の急落後の戻しが117円台だったことからその水準がキャップされたことと同じになると思います。今日の113円台も次のキャップになるか分かりませんが、注意してみたいところです。
昨日の昼間に、例の「チェン発言」によってクロス円が買われた時も、興味深い動きがありました。
それは、以下の水準でクロス円が伸び悩んだことです。
豪ドル/円   107円
NZ/円      90円
ユーロ/円   167円
ポンド/円    240円
これらの水準は8月の急落後に付けた戻し高値の水準に合致し、今回も押さえられたものです。ユーロ/円は、167円台を10月中に3回、11月中に2回付けましたがそこが高値になっています。
もう少し、私の感覚を述べますと、10月からの動きの中で何度も「ドル安円安」状況になったのですが(つまり、クロス円が買われた)、その動きに変化が出たのがドル/円で前述したキャップ状況が出現した時でした。その度にドル/円が売られて、結果、クロス円が売られたことになりました。
昨日のように、一気にドル/円が売られますと、今までのような状況は出にくくなります(あるいは、時間が必要になる)。しかも8月に急落した時の水準、111.60に近付いてきましたので、むしろ市場は下値を試すことになると勝手に考えます。
10月の投信がネットでマイナスになったとの新聞記事がありましたが、「金融商品取引法」の施行だけの理由でなく、個人投資家も慎重になってきたことが背景かとも考えています。
 昨日の今日だからというのではなく、やはり「円高リスク」が増えてきたことを認識してください。レバレッジを低く設定し、急な動きにも余裕をもって臨みましょう。新しくポジションを作る場合でも、レバレッジとともにある程度の円高水準を念頭にいれてください。

ポジション・トークでなく、以上はあくまでも冷静に考えての上です。
といったところで、私のポジションは依然として変わりません。

久しぶりの112円台ということもあり、朝から実需(輸入など)の買いと思われる動きが出ています。
それと、ストップを付けにいった動きの反動も見れます。つまり、東京の早朝は参加者も少なく流動性に欠けていますので、プライスが飛びやすい状況です。そこを狙って暴れるところがいるわけです。
特に海外で大きく動いた時などは、ストップ狙いの取引が目立ちます。NY勢も手仕舞って帰るわけですから、ここまでのような動きは想像がつきます。
ドル/円は112.00を付けて、112.90近くまで戻しました。ユーロ/円は163.90まで付けて、165.40近くまで戻しています。このあたりからが注目されます。欧州勢の参入まで時間があります。

東京から欧州時間にかけては、全体にドル安基調の継続でしたが、NYの朝にドル買い/カナダ売りの大口の注文が出たことから流れが微妙に変わりました。
「急激なカナダドル高は、カナダの製造業にマイナス。カナダ中銀の利下げを求める」とのカナダ オンタリオ州知事の発言もでました。

昨日の東京時間夕方にカナダ/円は125.50の高値を付けましたが、その後121円台、さらに本日の朝方119円台まで下落しました。急激な調整でした。
「BOE(英国中央銀行)の0.25%利下げ観測」が市場に流れていました。本日の夕方以降に発表されますが、どうでしょうか。同じくECBも政策金利の発表がありますが、こちらはインフレ懸念を強調するが据え置き、との市場観測です。注目されます。

ドル/円がその他通貨に遅れていましたが、結局、ドル安の波に飲み込まれたことになります。IMMシカゴのポジションは、それほどの円ショートになっていませんので8月のような大相場は期待できません。しかし、今日の新聞に載っていたように「外貨建て投信」が10月にネットでトントンかマイナスだったようで、やはり「円売り圧力」は減少しています。今朝方、112円まで付けましたが、とりあえず前回の安値111.60が意識されます。

米株(ダウ指数)が売られました。マイナス360.92pts(6.1%)の大幅な下落でした。GMの大幅な赤字や金融株を中心に売られたようです。最近の傾向である、「クロス円と米国株式との相関関係」が、昨日も確認されました。
金価格や原油の史上最高値で沸きかえっていますが、米国株式の動揺が他市場での調整につながるか注意したいと思います。

ポジションは変わらず、ユーロ/円ショート、NZ/円ショートです。
一日で、地獄から天国(というより地上ですか?)に戻った感じです。
これからが勝負になるのでしょう。

今日も頑張って行きましょう!!

2007年11月7日水曜日

久しぶりに相場が、東京時間帯に動きました。
長く保持しているポジション以外に、今日はドル/円の取引をしました。114円台で売って、113円台で買い戻し。欧州勢が参入する前にユーロ/円を売り、166円台前半で買い戻し。そこそこ懐に入れましたので、今日のタイトル「戦いすんで日が暮れて」となったわけです。
やはり市場が動きますと、そこそこ儲けさせてもらえます(逆のこともありますが)。いつもの東京時間帯のように動意薄となりますと、如何ともし難い相場になります。

この後は、要人発言と米国株式に注目が集まります(何といってもユーロは史上最高値!)。明日のECB理事会と英国の政策金利会合が次のハードルですか。
今日は早く帰って、一杯やりましょう。
ポジションは変わりません。

それではまた明日!

日経平均が終わりました(といっても最近は夕方相場なるものがありますが)。終値は前日比マイナス152ptsになっています。中国上海株は若干のマイナス、香港は+600ptsくらいで推移しています。
全体にドルが売られていますが、例のチェン発言で買われたクロス円は、その後じりじりと売られています。これは、ドル/円が遅れて売られたことが背景です。
ユーロ/ドルは依然として1.4645近辺で、オセアニア通貨(豪ドル、NZドル)が少し売られました。クロス円の動きで興味を引いたのは、ユーロ/円が167.65まで買われてから、現在は166.85近辺にいます。豪ドル/円は、107.15まであったのですが現在は、106.80。NZ/円は、90.05の後89.45です。どちらも大台を替えることに抵抗があったようです。
総じてクロス円は、朝の水準と比べると少し低いところにいます。結局、ドルが売られる局面において、円も追いついてきたのでしょう。これまでの「ドル安円安」の動きに変化が出てきたのかも知れません。
日経平均が売られたことから、今晩の欧米市場でも株が売られるかもしれない、といった連想が働いたとしても不思議ではありません。

冬時間になると、欧米勢の参入まで長く感じます。

私のポジションは変更ありません。

中国人民政治協商会議の成思危(チェン)副主席の発言「中国は、1兆43百億ドルの外貨準備の運用を多様化し、ユーロなどの強い通貨の購入を増やすべき」が伝わり、ユーロが一気に買われて、ユーロ/ドルが1.4666まで、ユーロ/円が167.65近辺までつけました。
すぐに発言者のチェンさんが「ユーロを一段と購入すべきという意味で言ったのではない」との否定発言も出ましたが、現在のところ1.4635近辺で推移しています。

なんとも人騒がせな発言ですが、このような政策決定権に関係のない人の発言にも反応する市場である、という認識は必要です。
といっても私のポジションに変更はありません。依然としてストップを置いて静観しています。

市場がこのような反応をしたことの認識とともに、ある程度先取りして動いたことも事実です。この発言と市場の反応から欧州のリアクションはあるのでしょうか?

チェンさんは、「人民元切り上げへの外圧に屈することはない」とも発言しています。

今朝(東京時間午前7時半)、RBAは政策金利をo.25%上げて6.75%としました。市場は先週から利上げを織り込む動きでしたが、発表後の声明が「タカ派(利上げ方向)」でしたので強い動きが続いています。

昨夜のNY市場は、東京の0時頃に大手米系投資銀行の巨額損失のうわさで株が売られ(一時マイナス)、クロス円が売られましたが、確認できずに全体が戻しました。結局、ダウ指数は+117ptsで終わりました。
クロス円は、最近の高値に来ています。オセアニア(豪ドルやNZドル)通貨は最近のレンジの上限です。
金(ゴールド)や原油は史上最高値、ユーロ/ドルも史上最高値。円以外の通貨は、対ドルでどれも高値にいます。
私の友人いわく、「怖くて誰も買わないから、上がる」とのたもうておりました。けだし名言。つまり、投機的なロング(買い)が積み上がらないので(逆にショートが積み上がる?)、上がってしまうということでしょうか。
私のポジションは変わりません。ストップ・ロス(損切り)を置いて、布団被って寝ています。


さあ、今日も頑張って行きましょう!(布団の中からでスイマセン)

2007年11月6日火曜日

私のような為替ディーラーの目から見ると、ドル安と一次産品価格の高騰は「鶏と玉子」の関係に見えます。
鶏が先か、玉子が先かの例の論争です。この場合、どちらが鶏でも玉子でもいいのですが、要は、これまでと同じ「ドル安」が続くなら「一産品価格の高騰」も続くでしょうし、「ユーロ高」も続くことになるという事実です。
第二次大戦後、米国を中心とした戦勝国が世界経済の建て直しをしてきたわけですが、その裏付けとなったのが米国のドルだったわけです。ドルがその価値を謳歌したのは、1960年代まででしょうか。ベトナム戦争の末期には、すでに米国も疲れきっておりドルもその輝きを失っていたのでしょう。ニクソン大統領がドルと金との交換を停止し、変動相場制へと移行して行ったのは1970年代の初めです。
以来、プラザ合意、ベルリンの壁崩壊、BRICsの台頭へと進んできました。米国は、圧倒的な軍事力を背景に君臨するわけですが、ドルを中心とした世界経済は更に混迷を深め、世界中にばら蒔かれたドルはその価値を漸減してきたのです。
これまで唯一絶対の通貨だった「ドル」が30年以上かけてその地位を「ユーロ」と分けようとしているのです。ユーロの誕生も、皮肉にも米国による社会主義体制の打倒によって生まれたものでした。ベルリンの壁が崩壊したことがユーロ誕生に拍車をかけたのでした。
BRICsの台頭もこの例に漏れません。加えるに情報通信技術(IT)の発展が世界経済を一つにし(経済のグローバル化)、新興国のハンデ(格差)を大幅に減らしたのです。

ある程度の秩序を保って、このような政治的、経済的な大革命が行われてきたわけです。暴力的な市場の動きも時には避けれないこともありました。しかし、着々とこの革命は進行しています。
問題は「有り余ったドル」をどのように秩序だって均していくかなのでしょう。また、ユーロ高も物価等の理由ではプラスですが、貿易等の取引においては大きな問題になります。

G7で議論されたように(ユンケル発言によると)、ユーロ高が問題なのではなく、「人民元安」や「円安」が問題なのでしょう。更に言えば「ドル安」が問題なのでしょう。
現在のところ、これだけの原油高になっても先進国の物価は2%前後にいます。新興国もエネルギー価格や食料価格の高騰に苦しんでいますが、自国通貨高への移行によってある程度は解消することでしょう。しかし。米国や日本の場合はそのようなシナリオが書けません。自国通貨安の国は、これからの物価高の波をもろに受けることになるのです。

少々長くなってしまいましたが、現在の私たちの置かれている状況はとても微妙なところにいると考えています。従って、政治的な動きが早晩、起きるリスクを感じています。それが何時なのか分かりません。明日なのか、来年なのか、「神のみぞ知る」なのでしょう。

すみません、少し長い「ポジション・トーク」でした。

日本を除く北半球の主要国は、冬時間・夏時間を採用しています。北半球もオーストラリアやニュージーランドは採用しています。
先週までなら、そろそろ欧州が参入してくる時間なのですが、今週から冬時間になりこれまでより1時間遅くなっています。

市場の動きを見ますと、昨日のような円買いになっておらず、クロス円は総じて上昇しました。日経平均も終値は前日比マイナスでしたが、わずかに19ptsでした。中国株もマイナスですが香港がプラスになっています。昨日の戻しが入っているようにみえます。ドル/円だけを見ていると動意薄で安定しています。

ユーロ/ドルは再び1.45台に入り、発足以来の高値に張り付いています。今日、明日に予定されている「サルコジ・ブッシュ会談」はあまり注目されていません。
ポジションは変わりませんので、収益はプラス/マイナスが交互にきています。全体ではマイナスで苦しい戦いが続いています。
とりあえず、今晩の動きをみましょう。そして明朝のRBAの政策金利がどうなるかに注目しています。

おはようございます!

東京は早朝に小雨がパラついていましたが、現在は上がっています。少し寒くなってきました。皆さんも風邪など召さぬように、元気に参りましょう。

さて、東京の流れがNYに入ってもあまり変わらず、結局、米株はダウ指数でマイナス51ptsでした。東京市場の日経平均は只今、マイナス111ptsです。中国株の動向が気になります。
このような株価の調整が入りますと、クロス円が売られる展開になります。クロス円が売られるというのは、ドル以外の通貨に対して円が買われる(強くなる)ことです。
これは、世界中の投資家にとっては株での運用が多くを占めており、為替や商品先物(コモディティ)での運用は小さい傾向にあると思われますので、株価が下がることによってその他のポジションを整理する(縮小する)必要性がでてくるわけです。あるいは、そのようになることを前提にして、先に市場が動くともいえます。
いわゆる、提灯付けと呼ばれるものです。ヘッジファンドなどもこの傾向があり、先回りしてポジションをつくり、一般の投資家が動いてきたところで「利食い」を入れてきます。
日経平均が若干戻して、前日比マイナス54pts。
株価が戻しますと、クロス円が買われてきます。クロス円といっても、豪ドルやNZドルは逆に買われています。これは、明日のオーストラリア準備銀行(RBA)が0.25%の利上げに動くことを市場が織り込んでいることが背景と考えます。関係のないNZも買われていますが、つられているのでしょう。
明日の発表によっては、少し荒い動きもありそうです。リスクは据え置きでしょうか。声明にも注意したいです。
ポジションは、変わりません。ユーロ/円ショート、NZ/円ショートです。

今日も頑張りましょう!!

2007年11月5日月曜日

クロス円が売られています。
それ程の勢いはありませんが、最近のレンジの下の方に来ています。切っ掛けは、米系投資銀行のポンド売りとの話も出ていますが、ユーロ/ドルも下がっております。豪ドルとNZドルは欧州通貨ほどではありません。
特にニュースはないのですが、日経平均を始めアジア株が売られたことからの連想で、米国株安に対する先取りかも知れません。
ポジションは変わりません。

それでは、また明日!

現在(午後2時)、日経平均株価指数が前日比、271ptsの下落です。中国株も弱いです。米国雇用統計が強い数字で、株価も少しだけプラスで終わったにもかかわらず、アジアの株価は弱いです。
クロス円も朝の基調を維持して、全体に先週末のNY終値より下げています。もう少しで、欧州勢が入ってきますので、その動きを見ないと分かりませんが。
今週の6、7日にサルコジ仏大統領が米国訪問でブッシュ大統領と会見するそうです。しかも「ユーロ高」について話すという話を聞きました。何も新しいことは出ないでしょうし、ましてやサプライズ(驚き)もないとは思います。しかし、ユーロ/ドルが発足以来の高値に張り付いているので、市場は警戒感があるのでしょうか。

ポジションは変わらずです。

今朝の日経新聞に懐かしい顔を見つけました。
17面の「私の苦笑い」のコラムです。今回は、メリルリンチ日本証券会長の中山恒博氏です。中山さんとは、20年前に東洋経済の企画で一度対談したことがありました。プラザの後で、為替が脚光を浴びていた時代でした。当時、日本興行銀行の為替課長で、こちらはBank of America 、東京支店のチーフ・ディーラーでした。もちろん、大先輩(4才上)でしたが初対面ということで緊張していたのを思いだします。
当時、プラザという大イベントから1~2年後でこちらも鼻息の荒い(今思えば汗顔の至り)時でした。外銀のディーラーだったこともあり、日本の銀行のディーラーを無視していたような生意気な若造だったわけです。ところが、中山さんと話すうちに、こちらの勉強不足が透けて見え、大いに啓蒙させられた思い出がありました。
その後はプライベートで何度もお会いし、勝手に兄事していました。最近はお会いする機会もなく、風の便りでメリルに移ったことを聞き、ご成功をお祈りすることぐらいでした。
今朝の新聞で、懐かしい笑顔が紙面に躍っていましたので、ブログに書かせていただきました。
メリルもサブプライム問題に揺れています。日本のトップとしてこれからの手腕が期待されます。健康に留意され、ますますのご活躍を祈念します。

もう一つ、プライベートの話。
昨日、1年ぶりにホーム・ゴルフコースに行き、シニア選手権予選に参加しました。今年から有資格者になった(55才から)のでゴルフを再開したわけです。これまで左目の調子が悪く(加齢黄斑症)、治療しつつゴルフは禁じられていました。
これがなんと、予選を通過してしまったのです。ということで、来週は1回戦(18ホールのマッチ・プレイ)があります。

市場の話です。
銀行から聞いた話によると、今朝からドル/円とクロス円の売りで目立つのは、某アグリ(農業)系銀行だったようです。ここは日本で唯一活発な機関投資家なので、海外投資ポジションを整理したのかもしれません。

米国の雇用統計は既に報道されている通り、予想よりかなり強いものでした。直後は、ドルが買われたのですが、その後は売られました。注目の米国株式も買われて、売られて、買われた展開で、結局前日比+27.23ptsでした。
ドル/円も一時、115.44まで付けましたが114.80近辺で終了。クロス円もかれたのですが、高値から少し売られて終了しました。
今朝は。豪ドルの売りとドル/円の売りが目に付きます。
ロイターのニュースを見てみると、オーストラリアのインフレ指数(年率+3.3%)とNZの第3四半期民間部門LCIが+0.9%(予想は+0.8%)、そしてCiti グループのプリンスCEO辞任、後任はルービン元財務長官となっております。これらのニュースから特に豪ドル/ドル売りやドル/円売り、あるいはユーロ/ドル売り(少し前から売られてきました)を説明するには不十分と考えています。
昨日は、「小沢辞任」で揺れた東京でしたが、これも動きの背景とは思えません(「小沢辞任」で円買い?)。
銀行に聞いてみると、朝から市場は売り買いとも薄い(流動性が低い)状態との事です。
全体にクロス円が売られていますので、私には結構な動きなのですが・・・

私のポジションは変わらずです。

今週も、頑張っていきましょう!

2007年11月2日金曜日

午後に入って、急にドル/円が売られクロス円が売られました。
どうも市場には、変な話が出回っています。
話の出所は、ウオール・ストリート・ジャーナルの電子版だったようです。
メリルリンチが公表した79億ドルの評価損に関連した記事が載っています。この損金の裏話の類なのですが、例によって「これ以上の損金がある」とかないとかの話です。
もちろん、裏付けのとれない話ですし、実際にダウ株価指数先物はそれほど売られていないのですから、一方的に行くわけもありません。
このような話が出る背景としては、やはり昨日の米株の動きは驚きだったのでしょう。その意味では、たしかに市場は神経質になっています。
このような状況で、雇用統計を迎える訳で、数字によっては荒い動きもありそうです。今のところ市場の予想は10万人上下1万人です。

ここで質問です、
「数字が8万人以下の場合、ダウはどう動くでしょうか?」
ある欧州系のディーラーは、「株は売られる」と答えました。
私は逆に、「12万人以上なら株は売られる」と考えます。
皆さんはどう思いますか?
私の勝手な理由は、「労働市況が好調なら、次回の利下げはない」ので株が最終的に売られる、と考えています。
さあ、結果はどうなるでしょうか。楽しみです。
ポジションは変わりません。継続しています。

米国株の下落を受けてのこの動きですから、とりあえずは順当な動きです。
為替も早朝に下値を試す動きがありましたが、株式市場が開く頃には買いが入ってきました。アジア時間はこのような動きが多く、マーケットを主導する力に欠けるようです。
現在の市場は、欧米のファンドが支配しているといっていいでしょう。

昨日のブログの中で「ドル/円は115円台がキャップする(頭になる/被せる)でしょう」と書いたのですが、やはり東京からは実需の売りが結構出ていたようです。
下半期に入り、そろそろ多くの会社で為替レートの社内レート(業務見通しに用いる想定為替レート)が決定していると思います。新聞には、トヨタ自動車は「110円ていど」ではないかとの観測記事もでていました。前期は平均して119円台で執行したようなので、下期を110円としても通期で115円くらいにはなります。このようなことを前提とすると、115円以上は多くの輸出業者がドル売り注文を出してくると考えられます。
また、これもブログにも書きましたが、いわゆる「ユンケル発言」(栄養飲料の名前ではありません)にあるように、今回のG7では正式な議題になりませんでしたが、「次回のG7(来年2月?)」に議題になる可能性は残ります。このような状況を考えると「金利差からの円売り」にも限界が見えてしまいます。
まだ10月の投信の実績が公表されていませんが、印象としてはあまり強くないです。
当面は、現在の水準上下1円幅での動きを予想しますが、やはりドル/円の下落リスクは小さくないと考えます。もちろん、円を買うにはあまりに「円の魅力」に欠けているのも事実です(異常な低金利、株価の弱さ、政治の混迷等々)が、リスクを考えますと上述のようなことも考慮する必要があると思います。

私のポジション・トークと思ってください。

もう少し経つと、ラジオ日経の放送のために溜池まで行ってきます。
今晩は8時から「本音で言わせて!」があります。大橋さんとはダブル・ヘッダーです。
それでは、また。

ダウ株価指数、前日比2.6%(362pts)の大幅な下落が、結果的に為替でもこれまでの流れを逆転する方向になりました。
大手米銀に対する、複数証券アナリストの投資判断引き下げを受けて、金融株が全面的に売られました。シティー銀行は40.8pts下げて4年半前の水準です。スイスのUBS銀行も一時5%以上の下げ(終値は2.9%の下げ)。
ロンドン市場でも、例のノーザンロック銀行が6.7%、バークレイズ銀行が5.3%、香港上海が2.7%の下げ。大陸でもドイツ銀行が3.5%下落。
世界中の金融株が軒並み売られました。切っ掛けはアナリストや格付け機関による「ダウン・グレード(格下げ)」でした。この動きは、「投資家のリスク許容度の低下」を予想することからの投機的な動きと考えます。しかし、前日のFRBによる0.25%の利下げが当面の打ち止めの可能性もあることから、このような調整をもたらしたとも言えます。

為替市場の動きは、ユーロ/ポンドの売りから始まりました。3日前まで0.70台にいたユーロ/ポンドが昨日は0.6955までアジア時間にありました。その後、欧州に入り0.6920まで売られたことから、ユーロ/ドルの売りにつながったようです。その間、ドル/円は115.90まで買われたことから、全体にはドルの買いが主流だったようです。
この流れが急変したのは、上述したような米国ダウ株価指数の急落でした。そこからは、リスク ポジションの削減が主流となり、典型的な「クロス円」が売られました。
私のポジションは変わらず、ユーロ/円ショート、NZ/円ショートです。
一息つけました。
ふーっ。

2007年11月1日木曜日

明日は、ラジオ日経とYMTV(豊マーケットTV)の生放送があります。
そこで、YMTVの「本音でいわせて!」のテーマは、「ポジション・トーク・バトル 大橋ひろ子vs大倉たかし」となる予定です。
これは未だ大橋さんには話してないのですが、このテーマでお互いのポジション・トーク(我田引水の意味)を繰り広げよう、と考えています。
大橋さんのブログを覗いてみると、私のポジションとは正反対になっているようなので、この際、勝者である大橋さんの胸を借りるつもりで挑戦したいと思います。
いやはや、どうなりますことやら・・・

是非、ご期待ください!

ここまでの市場の動きは、ここ数日と同じように若干クロス円が売られています。昨日までは、このあとの欧州市場で怒涛の買いになっています。今日はどうでしょうか。
明日の米国雇用統計が大きなヒントになることは確かでしょう。つまりNFP(非農業者部門雇用者数)が予想通り10万人以上になるか、あるいは少ない数字になるかが分かれ目でしょうか。
大きな数字の場合は、次回のFOMCでの利下げ期待が幾分後退となり、少ない場合は利下げ期待が盛り上がる図式でしょうか。
私のポジションは継続しております。

米国のサブプライム・ローンに端を発した、住宅問題が市場を席巻していますが、日本の住宅関連の指数も相当な落ち込みです。
9月の新設住宅着工戸数は、6月の改正建築基準法施行の影響から年率換算で72万戸にとどまりました。7~9平均では、着工床面積は前期マイナス33.8%の予測となっています。
10/30に国交省は、建築基準法施行規則の変更案を公表しました。主な変更点は(1)申請書類の簡素化  (2)軽微な設計変更の申請不要化となっています。
しかし、今回の規制変更で10~12月期GDPの住宅投資が急反発する可能性は低い(すでに1/3は終わっている)との見方が多いです。
11/13公表の7~9月期GDPでもかなりのマイナス要因(年率換算でマイナス1.4%)になるとの試算もあります。

このような状況から考えますと、耐震強度の問題からでた新法ですが新たな問題となってきています。対岸の火事(米国のサブプライム問題)と思って見ていたのが、足元から煙が出てきたわけです。
これでは、ますます利上げどころではなくなります。

昨日、公表された日銀の展望レポート(半期に一度公表する)も一部には、展望レポートでなく「願望レポート」と揶揄されています。利上げを前面に出していますが、事実はもう少し厳しいといったところです。福井総裁は、むしろ「サブプライム」に救われた感さえします。

昨日のおさらいです。

欧州勢が参加してから、ドル/円が115円台に入り、その他通貨に対しても(クロス円)円は弱い動きでした。米国の午後(東京の未明、午前3:15)、FRBが0.25%の利下げを発表しました。

発表前 発表後
ドル/円 115.25        114.90
ユーロ/円 166.65 166.05
ポンド/円 239.55 238.55
豪ドル/円 106.65 106.20

ダウ株価指数が発表前に+47ptsでしたが、発表後にマイナスになりました。上記の為替レートも株価の動きに沿ったものでした。株価はそこから一気に急騰し、前日比+169ptsまでいきました。クロス円も上昇しユーロ/円は一時、167.30近辺まで吹き上がりました。
FRBの声明文では、今後の「利下げ」について明確な表現がありませんでしたが、市場の動きからは「今後の利下げを視野に入れた」あるいは「織り込む」ことだったと解釈します。

さあて、いよいよ正念場になってきました。

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