このブログが始まったのが、10月の15日からです。
私のポジションはその前に作りましたので、NZ/円は89円台、ユーロ/円は164円台でした。その後、ユーロ/円は167円台までいきましたので、私のストップは168円に置いてあります。同じようにNZ/円のストップは90円台です。
何故このようなポジションを作ったかといいますと、先ずG7を控えてトリシェECB総裁の発言がありました。彼はめったに為替について発言しませんので、特に注意しました。しかも先日書きましたように、ユンケル議長のG7の裏話は、私を勇気付けるものでした(逆に考える人もおりますが)。
さらに、ドル/円は現在のレンジいいますと115円以上は実需の売りがキャップする可能性が高いと考えております。しかも7月以来、個人投資家の円売り圧力が減速しています。このような状況からクロス円が再度、下落することを予想しています。特にユーロに期待しているのですが、こちらの思惑に反して根強い買い圧力が優勢です。
今のところこちらに不利な状況が続いていますが、上述したようなストップを付けない限り、継続していく考えです。
皆様に反面教師となってもこのような形で私の考えを伝えて行きたいと思います。
それではまた明日!
2007年10月31日水曜日
欧州勢の参入と共に、先ず、ポンドが買われました。ポンド/ドルが2.0745あたりまで付けました。実に1981年以来の水準です。続いてユーロが買われて、ユーロ/ドルが1.4447近辺を付けて、更に最高値(発足以来)更新です。
この動きに連れて、クロス円がじりじりと上昇しています。私のポジションも真綿で首を絞められるように少しずつですが損が増えています。
ポジションは変わらず、ユーロ/円ショート、NZ/円ショート継続です。
日銀の展望レポートが出ました。後ほど、印象を書きます。
福井総裁の記者会見の要約が出ました。
「サブプライム問題は、利上げの妨げにはならない」
「家計に諸物価の値上げが徐々に影響してきている」
「世界的な金融収縮が経済の下押しのリスク」
等々のご意見ですが、物価と景気とサブプライムで、動きが取れないといったところでしょうか。
市場の目は、今夜の米国のFOMCに向いています。
おはようございます!
アジア時間から欧州にかけて、クロス円が売られたのですが、その後、反転しています。 興味を引く話を以下に列記します。
- 欧州時間に複数の中東ネームがポンド・ドルを大きく買い上げた(ダウジョーンズニュース発)
- ポンド・ドルで2.0700にノックアウト・オプションがあり、その手前で攻防がありましたが、結局、 2.0705まで付けました。従って、オプションは成立した模様です。通常はこのようなノックアウト・オプションの場合、ストップロスで跳ね上がるのですが、なぜか5pts上にいって終わりました。市場では、この上にも2.0720で同じようなオプションがあるという話もあります。どうでしょうか。
- UBSの第3四半期決済が発表になりました。予想通り、サブプライム関連で4,100億円の評価損を計上しました。
- 今朝方、ユーロ・ドルが1.4442を付けました。これはとりあえず、これまでの最高値です。ドイツ・マルクを基準にしたこれまでの最高値は、計算上、1.4535で1995年3月に付けています。ちなみにその時にドル・円は79.75を付けました。
- ドル・円は、NYで115.03までありました。
以上、市場の話を書きました。
ポジションは変わらず、ユーロ・円ショート、NZ・円ショートです。
今日も頑張りましょう!!
2007年10月30日火曜日
ある方から、さっそくWSJのコピーを送っていただいた。
それは、Greg Ipの記名入り記事で、イップさんは知る人ず知る高名な「フェッド・ウォッチャー」です。イップさんは、前議長グリーンスパンの時代に有名を馳せました。
そのイップさんが、据え置きか0.25%の利下げのどちらかで、0.5%はないだろうとの記事を書いていたのです。要約しますと、もし据え置くとしたら「市場の70%が予想する0.25%利下げを無視する」ことから株や債券が売られる。しかし声明文には今後は景気に配慮していつでも利下げするようなものを載せる。
0.25%利下げの場合は、声明文にインフレ・リスクにも配慮してしばらくは様子見、という内容にするのではないか、という論調です。
また、彼は0.25%利下げをして市場の論調に与すれば、12月も同じような圧力を市場から受けることになると警告しています。
いずれにしても、バーナンキ議長にとっては困難な選択になると結論付けています。
現状の住宅関連の弱い指標とそれに絡んだサブプライム問題の拡がりをどのように解釈するかによるわけで、現在の脆弱な市場環境からは、どのように結論しても荒れそうです。ここは毅然たる態度で市場に接することこそが、最大の政策になると考えます。
政策決定まで、あと36時間。
クロス円が売られた背景を探ってみました。
東京時間午前10時の仲値に向かって、米系銀行と邦銀の2行がユーロ・円を売っていた(という話)。その後、ウォールストリート・ジャーナル(米国の経済専門紙)で米国の利下げがないのでは、という記事が載った、という話から売られたのではないかということです。
とりあえず、WSJの電子版でざっと読んでみましたが、据え置き、0.25%下げ、0.5%下げの3通りについて、アンケートをとっていました。その後で、それぞれについて分析しているにすぎませんでした。個人的には、どれも説得力がありました。もっと個人的には、依然として「据え置き」と思っていますが・・・
以上のことが銀行間市場では取りざたされているようです。
今朝、6時48分(ロイター発)にニュージーランドの9月住宅建設許可件数は発表されました。前月比-8.3%、第3四半期では-6%で、第2四半期の+13.5%から大きく減速しました。
日本も住宅建設は、法律の改正により30%以上の前年比マイナスを続けていますが、ニュージーランドの場合は高金利の影響が出てきているのかな、と考えます。従って、当面は金利据え置きと思いますが、減速が急激に起きれば利下げと言う局面も視野に入れておきたいです。
指標の発表後もNZ・ドルは、0.77前後にいますので、大きな影響は見られません。
一つだけ指摘しておきますが、この水準は前回のNZ・ドルの売り介入をした水準よりも上にきていますので、やはり注意したいところです。
といったところで、私のNZ・円ショートをサポートするコメントになってしまいました。これを「ポジション・トーク」と言います。つまり自分のポジションに都合のいいような表現でコメントすることです。逆にいいますと、自分のポジションを正当化するための自分自身にたいする言い訳ですかね。
久しぶりに欧州サイドから「ユーロ高懸念発言」が出ました。アルムニア欧州委員が「為替市場の過度なボラティリティ(変動)はユーロ圏に深刻な影響を与える」との内容でした。これを(過度な)ユーロ高懸念と市場は捉えたようで、ユーロ・ドルが1.4425近辺から1.4377まで売られました。しかし再度1.44台に乗せましたので、依然として「ドル売り」ムードが強いという印象です。
徐々に、私のポジションがマイナスになってきました。10月の1週目と2週目に作ったユーロ・円ショートとNZ・円ショートなので、当時の水準に戻ってきたといえます。
今日から、欧州の金融機関の第3四半期決算が発表されます。
10/30 UBS (サブプライム関連の損失は約4,000億円と発表している)
31 ドイツ銀行(こちらも約3,600億円の損失と事前発表)
11/ 1 ABNアムロ銀行
7 コメルツ銀行
8 BNPパリバ銀行
以上が予定されている大手金融機関の発表日です。UBSやドイツ銀行などは、事前に公表していますので驚きはないでしょう。その他のところに注目が集まりますが、8日のパリバが注意です。
ポジションは変わらず、継続しています。
今日も頑張りましょう!
2007年10月29日月曜日
金曜日の欧米市場は、ユンケル・ユーロ圏財務相会合議長の発言から、クロス円が買われました。27日の日経夕刊に発言内容が掲載されていますので、以下に要約します。
「欧州は対円での相場動向に懸念を持っている」
G7で円安是正を求めたが「為替相場で(日米欧が)合意できなかった」
ロイター通信によると、ユンケル議長は「ユーロ圏はG7会合で共同声明に円安懸念を盛り込むよう求めた」と発言した。また同議長は「弱いユーロより強いユーロを好む」とも発言した。
以上のような内容から、先ずユーロが買われて1.4395まで付けて、ほぼ高値引けでNY市場は終了しました。今朝、オセアニア市場ですでに1.44台に入っています。
ドル・円はほとんど動意を見せませんでしたが、ドル以外の通貨に対して(クロス円)弱くなりました。これは、今週行われる米国金融政策会議(FOMC、11月1日)での0.25%金利下げを織り込む形で、クロス円が上昇したことも背景にありました。
もう一度、ユンケル発言に戻りましょう。
この発言から読み取れることは、「G7では円安懸念についての議論が行われた」ことで、公式にG7で議題になったという事実です。もちろん、日米が声明文に載せることに反対したと思われますので、現在のような動きにつながったのでしょう。しかし「次回のG7」では、声明文に載る可能性もある、ということになります。このあたりが市場にとって悩ましいところでしょうか。
ユーロ・ドルが1.44台に入ってきましたが、この動きに対しても今日の欧州でなんらかの発言があるかもしれません。依然として神経質な相場が続くとみています。
ポジションは、変わらず、ユーロ・円ショート(元々のコストに近いところに来ました)NZ・円ショート継続しています。
2007年10月26日金曜日
欧州勢の参入に合わせて、ユーロ・円は164円台、ポンド・円が235円台、豪ドル・円は104円台、NZ・円が87円台へと上昇しています。
市場の話では、ユーロ・ドルが1.4400前後にオプション絡みの売り(防戦売り?)と超えてからの買い(ストップ・ロス的な買い?)が結構な金額であるそうです。まあ、市場の話ですからそこに行ってみないと本当のことは分からないですが。
これまでの経験から、このような話が出るということは、1.4400前後が一つのポイントになることがあります。そこを付けてから調整に入ることもありますし、その手前で調整されることもあります。
これまでのトリシェECB総裁の発言などもあり、市場は神経質になっていますので、ちょっとしたことで大きく動くこともあります。
私のポジションもユーロ・円が作った水準に近付いてきました。NZ・円は89円台で作ったので、もう少し余裕があります。今日を含めて、来週が山場になりそうです。
私のポジションを反面教師とするもよし、それぞれが参考にしてくれればこのブログを書いている意味もあります。苦しい時も、楽しい時も書いて行きますので、覗いてみてください。
ラジオ日経の放送は、お昼の12時15分~30分の15分間、生放送です。
ラジオ日経は、アメリカ大使館の前、時事通信・共同通信社の向かい側にあります。溜池の交差点から直ぐのところです。
今日の放送も無事に終わり(進行役の大橋ひろ子さんのお蔭です!)、帰りは赤坂の老ガイ楼で酢辛(スーラー)タン麺で昼食となりました。ここはとても古くからあり、昔から昼食でお世話になっています。
なかでも「酢辛タン麺」は好物で、普通よりも辛くしてもらっています。
汗だくだくでいただきました。確か先週は、神田の「勝漫」に行きました(ブログに書きました)。なるべく普段着の声をブログに書くようにしているのですが、食べることが主になるかもしれません。
こんなことを書くのも市場がポジションとは逆に動いているからでしょう!?
日経平均が現在、+200ptsになっています。クロス円が上昇して、ユーロ・円は164円が目の前です。
欧州勢がもうそろそろやってきます。
ポジションは変わらず、ユーロ・円ショート、NZ・円ショートです。
1984年以来の水準だそうです。24年振りの豪ドル高(米ドル安?)ですが、対円ではなんと、当時の半分程度です。つまり豪ドル・円は、1984年当時、200円以上だったのです!
ユーロ・ドルも1.43台前半で、発足以来の高値(1.4349)に迫ってきました。
ポジションは変わらず、ユーロ・円ショート、NZ・円ショートです。
ポジションは、まだマイナスになっていませんが、ユーロあるいはNZの下落を想定して作ったことを考えると、想定以上に円高が進んだことが結果として大きく寄与しています。
今後のユーロの動きを期待して、ポジションは継続しています。
本日は、日経ラジオの放送があります。11時頃には出かけますので、午後にまた書き込みます。
昨日、不定期で開かれる現役ディーラーとの会合に参加しました。
そこで話題になったことなどを要約して以下に記します。
- メリルの損失額には驚いた。これで終わるのか?
- 来週は欧州の金融機関の四半期報告があり、注目している。野村が損切りの形で、損失を確定したのに比べると、欧米共に確定までに至らず、今後の市場動向に左右される状況に変化がない。従って、さらなる損失計上もありうる。
- 98年のLTCM危機より深刻になってきた。あの時はブラジル危機があり、ブラジルと収めればなんとかなった。今回は落としどころが見えない。来年もぐずぐずする可能性がある。米国の成長率も2%ぐらいで見ているが、本当にそうなのか?
- 来年は、米国の大統領選挙がある。もしリセッションに入ると、中国だけでなく日本もターゲットになる。
- サブプライム関連で全体では50兆円規模といわれている。これに対して救済基金(SIV)は10兆円。これで足りるのか。消費者のマインドが戻るのか、金融機関が投げるのかの勝負。欧州も同じ。個人的には、欧州の方が危ういと見ている。
- スペインはバブル。英国もバブル。南アやニュージーランドもバブル。米国のサブプライムが切っ掛けで他国にも広がる可能性を指摘しておきたい。少なくともデリバティブに絡んだ信用収縮が規模の下方調整をもたらすリスク。
- メリルの発表後から来週のFOMCでの利下げ予想が急上昇した。0.25%はほぼ100%で。0.5%の利下げ予想も出てきた。
- ドル下落予想が強い。特にドル・円の下落を予想する向きが増えてきた。マクロファンドなどは、1年もので、ストライク125.00のドル・コールオプションを大量に売っていた。100円を割り込むと見るところも増えてきた。
- そうは言っても、IMMなどのポジションが円ショートに偏っているわけでもない。8月のように金額も大きく偏っていれば、円高への弾みもつくが。
- G7は声明文に驚きはなかった。記者会見では、予想通りユーロ高懸念も出たし米国からは「強いドル政策」の強調もでた。場合によってはユーロ売り介入もあるかもしれないが、簡単ではないだろう。
- 市場が期待するような円高になっても、介入はないかもしれない。米国が「No」と言う可能性は高いのでは。
以上、順不同で抜粋しましたので、読みにくいかもしれません。参考にしてください。
2007年10月25日木曜日
休み明けで為替レートを見ますと、休み前(火曜日)の水準に戻っています。
ポジションは変わらずなので、「よしよし」と思いましょう。
前回も指摘しましたが、米国株式(ダウ指数)と為替のクロス円の連動が続いています。
昨日のNY市場では、メリルの損失額が予想通り(といっても巨額ですが)でしたが、その後の住宅関連の数字が予想より悪く、ネガティブでした。午後には、31日に予定されているFOMCでの利下げ予想が高まり、株が持ち直しました。現在のところ0.25%の予想が大半ですが、0.5%の利下げ支持者もでてきました。どうなのでしょうか、個人的には「据え置き」とみている私などは極少数派なのでしょう。
ドル・円は、115円台が重くなってきました。ユーロ・ドルは、1.4260~70が重くなっています。この水準を超えてくると、1.43前後からストップ・ロスが並んでいます(小額ですが)。下のほうも1.42を割り込むと小額のユーロ買い注文が並んでいます。
私がユーロ・円のショートを継続しているのは、ユーロ・ドルが頭を打っているとの考えからです。個人的には、介入のリスクもあると考えています。(神のみぞ知る!)
同じようにNZ・円のショートも継続しています。これはニュージーランド経済が減速傾向に入ってきたと見るからで、隣国のオーストラリアと比べて著しい差になってくると思っています。
今朝方、RBNZ(ニュージーランド準備銀行)は政策金利の据え置きを発表しました。今後の経済指標にもよりますが、将来的には利下げリスクも考えておきたいところです(可能性はとても小さい)。それと投機筋がこの通貨をよく取引しますので、注意したいと思います。
ドル・円は、「円高派」が増えてきました。円高・株安というシナリオも考慮したいところですが、個人的にはドル・円はそれほどの興味を持ってみておりません。
現在のところ、あくまでも「ユーロの下落リスク」を基調にしたポジションになっています。
2007年10月23日火曜日
東京時間は、どうしてこうもハッキリしない展開なのでしょうか?
最大の要因は、実需(輸出入や資本取引)に支配されていることでしょうか。実需とは、実際の取引にともなう為替取引になりますので、あくまでも輸出入なりの取引ありきが先になります。輸出入取引はある程度、恒常的なものですから毎月の取引額は限定されます。しかも法律の改正により自社内における売りと買いの額は相殺することができ、その結果、市場に出回る金額は減ることになりました。
資本取引は個人投資家による「外貨建て投信」が為替取引に大きな影響を及ぼしていました。今年の6月までは、毎月コンスタントに1兆円以上の「円売り」圧力となっていましたが、7月以降はネットで微増、微減となっております。
以上のようなことが背景になって東京市場が成立していたのです。従って、安いと思えば「買い」に向かい。高いと思えば「売り」向かう、といった東京市場特有の「逆張り」的な動きに繋がるわけです。
ところが海外のヘッジファンド等のいわゆる「投機筋」は逆になります。安ければ「更に売って」安値を追い、高ければ「更に買って」高値を追う、といった手口で相場を作る行動に出るわけです。
あと、1時間もすると欧州勢が参入してきます。この「まったり感」を打破することができるでしょうか?
ここまでの東京市場を概括すると、ユーロ・ドルが何度も1.4200を超えようと試みますが今のところ、成功していません。ドル・円も114.60以上を超えようとしてますが、今のところうまくいってません。しかし両通貨ペア共に、高値近辺に張り付いています。同じようにクロス円も高値近辺にいます。
昨日の今日ですから、ここから売っていく東京勢は少ないのでしょうか。欧州、ニューヨークと見てみましょう。ポジションは変わらず、ユーロ・円ショート、NZ・円ショート。
欧州市場でユーロが1.43台から1.41台へ水準を大きく変えました。
売り手は、CME(IMMに関連した先物ブローカーや投資アドバイザー)や東欧系金融機関(ロシア?)でした。その後もユーロ・豪ドル、ユーロ・NZなどのユーロ・クロスで売りがでたようです。
やはり、G7を受けてのものと考えます。このあたりが日本との違いで、このようなイベントあるいはニュースにたいしての消化力の差が出たように思います。
ユーロ・ドルは1.4145近辺まで売られましたが、戻して1.4205と反発力が弱かった印象があります。状況次第では、もう一段の売りが考えられます。
さて、このような動きの中で、円クロスが買い戻されて終わりました。これは東京時間に円買いが先行したために、その戻しが入ったと思われますが、もう一つ、米国株式の動きを指摘しておきます。
ダウ株式指数は、オープニングでは100pts近い下落でしたが、持ち直して終値は+44ptsでした。最近はこのダウ指数とクロス円が相関関係にありますので、注意して観察してください。
「風が吹くと、桶屋が儲かる」となりますので、クロス円とダウ指数のことはこれ以上話しませんが、個人的には今後も同じような動きは続くと見ています。
ポジションは、ユーロ・円ショート、NZ・円ショート継続です。
2007年10月22日月曜日
東京の午前中にドル・円やクロス円が売られましたが、日経平均の底値からの回復に伴って買い戻されました。
中国株も軟調でした。香港のハンセン指数も1000pts以上、下げました。
G7後の最初の市場がアジアということで、これ以上の動きは限定的です。日中に売り込んだところは、既に買い戻しており、ポジションの片寄りは感じません。
ここまでの主役は、「円」でした。ユーロは対ドルで高値に張り付いています。
相変わらず、ユーロにリスクを感じています。
ということで、ポジションは変わらずのユーロ・円ショート、NZ・円ショートです。
ショートとは、売り持ちのことです。逆にロングは買い持ちです。
通貨ペア(ドル・円やユーロ・ドルのような2通貨の組み合わせ)の最初に表す通貨を主体に考えます。
つまり、ユーロ・円ショートの場合は、ユーロを売り持ちにしている(円はロングになります)ことです。
それでは、また明日!
See You Tomorrow !
米系投資銀行のレポートで興味を引いた点を以下に抜粋してみます。
1、より一層の人民高を促す
- これまでの表現が「move」であったのが、今回は「appreciation(切り上げ)」になった。
- 中国のインフレ圧力にも言及
11月27~28日に予定されている、中国とEUの各当局者との会合が注目材料
2、ユーロ高に関して、ユンカーから「直近の急激な動きを注視している」との強いコメントがあった。
介入リスクが出てきている警告でもある、との指摘もあった。
3、ドル安に関しては、声明文ではなかったものの、質疑応答で米ポールソン財務長官が「強いドル政策」について2回も言及した。
先週のTICデータ(内外の米国証券取引に関する統計)で米国からの資金流出が明らかになっており、今後、急激な資本フローの変化を避けるために米欧が協調して行動を取る可能性があるとの指摘もあった。
多少、バイアスがかかっているとも思いますが、リスクとしては確かにありますので、あえて要約をご紹介します。参考にしてください。 このようにいろいろな見方があることも参考にして、今後の動きを組み立てることが大切です。
予想通り、声明文にはユーロ高懸念も円安懸念も盛り込まれず、ほぼ予想通りの内容でした。
人民元に対する表現が、前回と比べて強いものになりました。
米国のポールソン長官は改めて、「強いドルは米国の国益である」ことを強調しました。
新聞ではあまり報道されていませんでしたが、舞台裏での議論が(ユーロ高に関して、あるいはドル安に対して)相当行われたのではないかと思わせるものに感じました。
つまり、トリシェECB総裁が事前に発言していたように、ユーロ高を前面に出すのではなく、「ドル安」あるいは「人民元や円」が不当に安すぎることのロジックを出席者全員が共有したとの印象です。
額賀財務大臣が「円は日本のファンダメンタルズを反映しなければならない」と発言して、随行の財務省高官があわてて、「これまでも同じようなコメントをしてきたように、大臣の発言を捉えていただきたい」と発言していました。
こちらは、ロイターのニュース・フラッシュを見ていただけなので、事の顛末が配信の順番どおりの時系列と仮定した上での推測ですが。
朝から円買いが続いています。とりあえず8月の112~111円台に向かっています。
ポジションは継続しています。ユーロ・円ショート、NZ・円ショートです。
ドル・円が上述の水準にくれば、ドル・円を買って、ポジションのヘッジをやる可能性があります。
その時には、また書き込みますので。
2007年10月19日金曜日
毎週金曜日のお昼、12時15分~30分にラジオ日経(旧ラジオ短波放送)で大橋ひろ子さんと一緒に、「為替投資塾」をやっております。
大橋さんが作ってくれた「Qシート」(進行表)に沿って進めるのですが、テンションが高くなると時間を無視してしまうので、大橋さんは大変です。今日も無事終えて、帰りは神田に寄って昼食をとりました。
神田須田町「勝漫」というトンカツやさんです。今の季節はカキフライがメニューにのります。
友人と二人だったので、「特ロース」と「カキフライ」を注文し、半々にしていただきました。今年のカキも上々でした。もちろんロースもここのは最高です。玉にトンカツを食べたくなると神田まで足を延ばします。
市場の方は朝方に動いた水準を多少の上下を繰り返していますが、「円高」水準に張り付いています。
そろそろ欧州が入ってきます。
日経平均がマイナス291ptsとなり、引け値が16,814でした。円高を嫌ったのでしょうか?
ポジションは変わりません。ユーロ・円ショート、NZ・円ショート。
朝方はNY終了レベルで揉み合っていましたが、東京午前10時の仲値設定時間を過ぎたころから「円買い」が加速しました。ドル・円は115.05近辺まで売られました。
特にクロス円の売りが目立ちました。
ユーロ・円は、164.30あたり、NZ・円は85.65、豪ドル・円は102.45近辺まで付けたようです。
この売りの背景は分かりません。G7を前にしたポジション調整といったコメントになるのでしょうか?
ユーロ・ドルはNY終了時が1.4297でした。現在は、1.4285と小動き。
NZ・ドルはNY終了時が0.7525でした。現在は、0.7465で大きく下げました。
やはりNZや豪ドルはキャリー取引の対象通貨になりやすいので、振幅も大きくなるのでしょう。その点、ユーロは金利も低く実需のサポートもありますので、前者とは異なった動きになるのでしょう。
いずれにしても今日は一日中、目が離せません。
中国人民銀行総裁の周小川氏が、「人民元はかなり切り上げられる必要がある。引き締めを強化する必要」と発言したことを切っ掛けに、「円キャリーの手仕舞い」が起きたようです。
円が買われる中、ドル・円で115.28まで付けました。ユーロも対ドルで買われて1.4311まで付けました。
NYに入ると、大手金融機関(BOA)の決算が発表になり、予想より悪かったことから金融株全般が売られました。住宅市場の低迷からの米景気後退観測が高まり、FRBによる追加利下げ予想が再び高まってきました。米国10年債は4.5%を割り込んできました。
ドル・円は、あまり売りポジションは出来ていないように思います。同じようにユーロの買いポジションもG7前ということもあり、ここまで上昇した割には出来ていないのではないでしょうか。
誰がユーロを買っているのか?
中央銀行の外貨準備金の運用に伴う「ユーロ買い」でしょうか?
今日のNYが終わるまでにその結論が見えてくると思ってます。
ポジションは変わらず。ユーロ・円、NZ・円ショート。
2007年10月18日木曜日
欧州時間の初めは、ユーロ買いが主流でした。ユーロ・円が166円台に乗り、ユーロ・ドルも1.4250を付けました。その頃から円買いが強くなり、豪ドル、NZドルが対円で売られだしました。ユーロ・円も166円を再度割り込み、165円台になりズルズルと165円台前半まで来ました。NZ・円も再度86円台に入ってきました。
円が買われています。背景は分かりませんが、短期筋のまき戻しでしょうか?
この間、ユーロ・ドルはほとんど高値近辺にいます。
昨日のようにここからドル・円が乱高下するとしたら、それにつれてクロス円も上下を繰り返すことになります。
どうでしょうか?
そろそろ帰ります。パリーグとセリーグ(野球の話です)の試合でも見ながら、一杯やりたいと思います。
本日、豊商事本社にて行われた「為替勉強会」が終わりました。
30名ほどの出席者でしたが、活発な質問もあり楽しかったです。その中で、「本音で言わせて」の視聴者が6名いらっしゃいました。残念だったのは、未だブログを覗いた人がいらっしゃらなかったことです。宣伝をしておきました。
ユーロがじりじりと上がってきました。G7では具体的な「ユーロ高牽制」も出そうになく、ユーロ・円のショートも苦戦中です。NZ・円のショートも継続しています。
日経平均は、前日比+150.78ptsで上げて終わりました。この動きもクロス円が強含んだ一因でしょう。ハンセン指数は、いまのところ強く+316pts、上海は若干弱くマイナスです。
欧州がそろそろ入ってきます。
ドル・円が戻して、117.20までありましたが、下も116.20前後。このレンジを越えたところから実需のオーダーがあるのでしょう。とりあえず、このレンジを抜けるのかどうか。
ユーロ・円も164円台から166円台でレンジを形成しつつあります。NZ・円や豪ドル・円なども大きな幅でスイングしています。
わが国の財務省高官の発言、「G7で為替をどう評価するか発言する人はいるかもしれない」からユーロ高や円安懸念がクロス円の売りに結びつきましたが、どうもしっくりしません。
その後の動きから類推すると、「円キャリーの手仕舞い」は出たようです。大きく動いたNZドルが中心でした。ユーロ・円も売られたのですが、ユーロは対ドルでは高止まりのままで、円が買われることでの水準修正になっています。
ドル・円は、117円台半ばから実需(輸出など)の売り注文(興味?)があるのでしょう。ユーロはこれも実需(中央銀行などの)買い注文が下支えしているようにみえます。NZは、今後も投機筋によって大きく上下動を繰り返すと考えます。25日に予定されている政策決定会議での当局の発言は注目されます。リスクとしては、利上げ打ち止め観測でしょうか。
ポジションは依然として、ユーロ・円ショートとNZ・円ショートのままです。
今日も一日頑張っていきましょう!
2007年10月17日水曜日
本日の日経夕刊の3面に、「米地区連銀内 公定歩合下げで対立」との見出しでワシントン発の記事が載っています。
これは昨日米国で公表された、先月18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で明らかになったものです。これによると、0.5%の利下げを要求したのはニューヨーク連銀やサンフランシスコ連銀など7行、ダラス連銀など4行は0.25%の利下げ、フィラデルフィア連銀は据え置きを集中していた。
今回の議事録では、公定歩合を0.5%引き下げた8月17日の議事録も公表された。これによると、0.5%の利下げを要請したのは2行で、1行が0.25%、9行が据え置きを求めていたとの事です。
このような背景が明かされますと、次回10月31日のFOMCでは、やはり据え置きが濃厚になってくると考えますが、どうでしょうか?
そろそろ、欧州から参入してくる時間帯になりました。
今日は、上下を繰り返しつつ現在のところは、クロス円が売られている水準にいます。
日経平均も売られましたが、安値からは切り替えして終わりました。日中、話題になったのは「インドの資本規制」でした。
以下に詳細を記します。
インド証券取引委員会(SEBI)は、インド政府公認外国機関投資家(Foreign Institutional Investors, FII)による参加証書(Participatory Note, PN)の発行上限を設ける措置を講じると発表した。
インドの証券投資はSEBIに登録している外国機関投資家(FII)に限られ、FIIは保有するインド証券に対してPNを発行して非FIIに販売する仕組みがある。今回の措置はPNの発行をFIIが保有する(インドの金融機関で保護預かり)するインド証券の40%を上限とする措置が設けられた(デリバティブは除く)。
このような措置は、海外資本流入を抑制することになり、この日のインド株式は一時6.8%下落しました。日経平均の下落にも影響があったかもしれませんが、今後2~3日様子を見てみなければなんともいえません。中国と違い、買いの主体が海外勢であることから些か悲観的に見たほうがいいかもしれません。
中国上海のA株はマイナス64pts、ハンセンはマイナス98ptsと少し下げています。
日本の個人投資家も新興国、特にインドには相当な資金が流れています。当面はブレーキがかかると考えられます。これからオープンする欧州、米国の株式市場も弱く始まりそうですが、どうでしょうか?
東京の夕方、ロンドンの朝の時間帯に大きく売り込まれたクロス円は、NY時間帯に再度、売られる場面もありましたが、結局、若干買い戻されて終わりました。
NYの株価に反応するのもここ最近の傾向で、昨晩も同じように反応しました。つまり、株価が上がるとクロス円が買われ、下がると売られる動きです。
今朝方、東京の5時前からドル・円に買いが入りました。東京が始まってから(9時頃)117円台に入りましたが、117.05間で付けて売られました。
個人的な考えですが、NYダウで当面の高値を付けてこれから弱くなるのではないでしょうか。そうするとドル・円も117円台が重くなりそうです。
昨晩のクロス円の動きは始まったばかりと考えます。従って、ポジションは昨日と変わらず、ユーロ・円ショート、NZ・円ショートのままです、
2007年10月16日火曜日
欧州が参入してくる時間帯(東京の午後3時から5時頃)になると、市場が動き出します。
東京は、輸出入を中心とした「実需」取引が中心で、仲値の決まる午前10時頃にピークを迎えます。
どうもアジア時間帯は、仕手筋(ヘッジファンドなど)はお休みのようです。
昨日も、欧州時間帯にユーロが対ドルで1.4240、豪ドルが対ドルで0.9075となり、カナダドルも対ドルで0.97前半となり、円以外は全面的に「ドル売り」優勢でした。豪ドルは1984年以来の高値ですし、ユーロも発足以来の高値近辺にいます。カナダも39年振り(?)の高値にいますので、それぞれ対円でも高値にいることになります。
NYに入り、株式市場が安くなると、それまでの騰勢が逆転して対ドルで売られました(円は逆になる)。
このような米国株式との相関性はまだ続いているといえます。
つまり、米国株式が買われるとドル安・円安となり、米国株式が売られるとドル高・円高になることです。
G7が近付いてきましたが、まだユーロに対する調整は見れません。10月4日から継続している、ユーロ・円のショートは依然としてそのままです。ちなみにエントリーは「164.50」、苦しんでいます。ストップは168.00に置いています。目標は結構下をみていますが、どうでしょうか。
昨日の動きで気になったのは、豪ドルとユーロが強くなってもNZドルが上がりきらなかったところです。逆に対ドルで下げ始めると、ユーロや豪ドル以上に下げました。先週の住宅関連指標が弱かった(前期比30%以上のマイナス)ことと昨日発表された物価指数が前期比0.5%(予想は0.8%)だったことから、25日の政策決定会議で据え置きは当然ですが、一部には利下げ観測でもあるのかと勘ぐります。
もすこし見てみましょう。
2007年10月15日月曜日
「さぁーて、お立会い」
御用とお急ぎでない方は覗いてみてください。
「本音でいわせて」の番組でもお伝えしたように、いよいよブログがスタートします。
これまで、2週間に一度(番組放送)のペースでお伝えしてきたので、情報自体に、ハッキリ言って多少のタイムラグが生じていました。
市場は刻一刻変化するので、タイムリーな情報伝達の必要性は感じていました。タイトルにもありますように、「ディーラーの目で見た世界」をできるだけビビッドに伝えられるように頑張ります。
「ディーラーの・・」といっても、個人の独断と偏見であります。多少とも皆様のご参考にしていただければこれ以上の幸せはありません。
次いでながら、皆様とのコミュニケーションを通じてこちらも成長させていただければと勝手に考えています。ご意見、ご質問、ご叱責等々、どしどしお寄せください。
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大倉たかし
外国為替取引 