2007年10月26日金曜日

昨日、不定期で開かれる現役ディーラーとの会合に参加しました。
そこで話題になったことなどを要約して以下に記します。

  • メリルの損失額には驚いた。これで終わるのか?

  • 来週は欧州の金融機関の四半期報告があり、注目している。野村が損切りの形で、損失を確定したのに比べると、欧米共に確定までに至らず、今後の市場動向に左右される状況に変化がない。従って、さらなる損失計上もありうる。

  • 98年のLTCM危機より深刻になってきた。あの時はブラジル危機があり、ブラジルと収めればなんとかなった。今回は落としどころが見えない。来年もぐずぐずする可能性がある。米国の成長率も2%ぐらいで見ているが、本当にそうなのか?

  • 来年は、米国の大統領選挙がある。もしリセッションに入ると、中国だけでなく日本もターゲットになる。

  • サブプライム関連で全体では50兆円規模といわれている。これに対して救済基金(SIV)は10兆円。これで足りるのか。消費者のマインドが戻るのか、金融機関が投げるのかの勝負。欧州も同じ。個人的には、欧州の方が危ういと見ている。

  • スペインはバブル。英国もバブル。南アやニュージーランドもバブル。米国のサブプライムが切っ掛けで他国にも広がる可能性を指摘しておきたい。少なくともデリバティブに絡んだ信用収縮が規模の下方調整をもたらすリスク。

  • メリルの発表後から来週のFOMCでの利下げ予想が急上昇した。0.25%はほぼ100%で。0.5%の利下げ予想も出てきた。

  • ドル下落予想が強い。特にドル・円の下落を予想する向きが増えてきた。マクロファンドなどは、1年もので、ストライク125.00のドル・コールオプションを大量に売っていた。100円を割り込むと見るところも増えてきた。

  • そうは言っても、IMMなどのポジションが円ショートに偏っているわけでもない。8月のように金額も大きく偏っていれば、円高への弾みもつくが。

  • G7は声明文に驚きはなかった。記者会見では、予想通りユーロ高懸念も出たし米国からは「強いドル政策」の強調もでた。場合によってはユーロ売り介入もあるかもしれないが、簡単ではないだろう。

  • 市場が期待するような円高になっても、介入はないかもしれない。米国が「No」と言う可能性は高いのでは。

以上、順不同で抜粋しましたので、読みにくいかもしれません。参考にしてください。

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